アグローポリ
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アグローポリ Agropoli | |
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行政 | |
国 | イタリア |
州 | カンパニア |
県/大都市 | サレルノ |
CAP(郵便番号) | 84043 |
市外局番 | 0974 |
ISTATコード | 065002 |
識別コード | A091 |
分離集落 | #分離集落参照 |
隣接コムーネ | #隣接コムーネ参照 |
地震分類 | zona 3 (sismicità bassa) |
気候分類 | zona C, 1021 GG |
公式サイト | リンク |
人口 | |
人口 | 21,874 [1] 人 (2018-01-01) |
人口密度 | 672.8 人/km2 |
文化 | |
住民の呼称 | agropolesi |
守護聖人 |
聖ピエトロ (San Pietro)と聖パオロ (San Paolo) |
祝祭日 | 6月29日 |
地理 | |
座標 | 北緯40度21分30秒 東経14度59分0秒 / 北緯40.35833度 東経14.98333度座標: 北緯40度21分30秒 東経14度59分0秒 / 北緯40.35833度 東経14.98333度 |
標高 | 24 (0 - 324) [2] m |
面積 | 32.51 [3] km2 |
サレルノ県におけるコムーネの領域 | |
ポータル イタリア |
アグローポリ(伊: Agropoli)またはアグロポリは、イタリア共和国カンパニア州サレルノ県にある、人口約22,000人の基礎自治体(コムーネ)。
起源の年代は見解が分かれている。このアグローポリという名前から[※ 1]、古代ギリシャの殖民都市がその起源という意見がある一方で、5世紀ごろにビザンチンの都市として築かれたという意見もある。9世紀にはサラセン人の襲撃と、それに続いて少なくとも2世紀に渡る占領を受け、その後はアラゴン王国の支配も受けた。現代では近代的な町となっている一方で、海岸での海水浴や、中世の建築物の見学といった観光地としての側面も持っている。[4]
ナポリから電車で30分ほどの所要時間。駅前は近代的で、駅から徒歩15分ほどで旧市街と海岸へ至る。旧市街の一番高い位置には中世の城砦がある。[5] この城砦はビザンチン統治下の6世紀に築かれた建築を基礎として、アンジュー=アラゴン家時代に整えられた[6]。
地理
[編集]位置・広がり
[編集]サレルノからは51キロメートル、ナポリから107キロメートルに位置する[7]。
隣接コムーネ
[編集]隣接するコムーネは以下の通り。
行政
[編集]分離集落
[編集]アグローポリには、以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。
- Campanina, Cannetiello, Destre, Fonte Saraceno, Iscalonga, La Vecchia, Mancone, Marettima, Marrota, Mattine, Monaci, Moio, Mutalipassi,Palombe,Piaggese, Picone, Piscone, Ponti Rossi, Principe, San Biagio, Serra, Streppina, Torre, Torretta, Ventre
ギャラリー
[編集]-
マリーナ。手前左はビーチになっている[8]
-
城砦
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ アクロポリス、というギリシアの古代都市における、防御施設をもった高地をさす語が存在する。 (三省堂編修所 1998, p. 10)
出典
[編集]- ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Total Resident Population on 1st January 2018 by sex and marital status” (英語). 2019年1月14日閲覧。
- ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Popolazione residente - Salerno (dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2019年1月14日閲覧。
- ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Superficie territoriale (Kmq) - Salerno (dettaglio comunale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2019年1月14日閲覧。
- ^ 本段落は特記ない限り(Carpiceci & Vassalluzzo 1990, p. 130)による。
- ^ 本段落は特記ない限り(亀井 2011)による。
- ^ “チレント海岸とアマルフィ海岸 Le due costiere”. JAPAN-ITALY Travel Online. 2015年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年5月28日閲覧。
- ^ Carpiceci & Vassalluzzo 1990, 表2。
- ^ 亀井 2011, 中ほどの画像。
参考文献
[編集]- Carpiceci, Alberto Carlo; Vassalluzzo, Mario (1990), CAMPANIA : Treasures of the South Yesterday and Today, Plurigraf, ASIN B004B9EZL6
- 亀井かおる『アグローポリ - 南イタリアの美しい街』イタリアエクスプレス、2011年 。
- 三省堂編修所 編『コンサイス 外国地名事典』(3版)三省堂、1998年。ISBN 4-385-15338-8。