野面
福岡県北九州市八幡西区の地名
野面(のぶ)は、福岡県北九州市八幡西区の地名。野面一丁目から二丁目の町がある。住居表示実施済み。郵便番号は807-1262。
野面 | |
---|---|
北緯33度46分57.76秒 東経130度44分22.06秒 / 北緯33.7827111度 東経130.7394611度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 福岡県 |
市町村 | 北九州市 |
区 | 八幡西区 |
町名制定 | 1989年(平成元年)6月1日 |
人口 | |
• 合計 | 1,032人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
807-1262[2] |
市外局番 | 093(北九州MA)[3] |
ナンバープレート | 北九州 |
地理
編集八幡西区の南部に位置し、西から北に楠橋南、北から東に金剛、南に大字野面と接する。
河川
編集地域の特徴
編集町域の北部を田の口川が東から北西流したのち南西流し、南西縁に沿って北西流する笹尾川と合流する。南縁に沿って九州自動車道が走る。町域の南部に林が残り、その他は住宅地。北九州市立木屋瀬地域交流センター,野面公民館,八所神社,長泉寺,北九州市営野面団地がある。野面公園内には六世紀頃に作られたとされる野面古墳がある。
歴史
編集1915年(大正4年)に香月 - 野面間3.8kmに鞍手軽便鉄道が開通し、木屋瀬炭鉱の算出した石炭の他、貨物や旅客を輸送していた[4]。現在の野面一丁目には野面駅があり、駅から大正区(現在の金剛三丁目)には50数件の商店が軒を連ね、炭鉱町として繁栄し、木屋瀬銀座とも呼ばれた[4]。鞍手軽便鉄道はその後、名前を変えながら1954年(昭和29年)まで営業した[4]。
沿革
編集町名の変遷
編集実施内容 | 実施年月日 | 実施後 | 実施前 |
---|---|---|---|
町名新設 住居表示 |
1989年(平成元年)6月1日 | 野面一丁目 | 大字野面の一部[5][6] |
野面二丁目 | 大字野面,大字楠橋の各一部[5][6] |
世帯数と人口
編集2024年(令和6年)3月31日現在(北九州市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
野面一丁目 | 302世帯 | 632人 |
野面二丁目 | 183世帯 | 400人 |
計 | 485世帯 | 1,032人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
1995年(平成7年) | 634人 | [7] | |
2000年(平成12年) | 620人 | [8] | |
2005年(平成17年) | 566人 | [9] | |
2010年(平成22年) | 458人 | [10] | |
2015年(平成27年) | 524人 | [11] | |
2020年(令和2年) | 618人 | [12] |
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 214世帯 | [7] | |
2000年(平成12年) | 230世帯 | [8] | |
2005年(平成17年) | 215世帯 | [9] | |
2010年(平成22年) | 198世帯 | [10] | |
2015年(平成27年) | 220世帯 | [11] | |
2020年(令和2年) | 274世帯 | [12] |
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[13]。
町 | 街区 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
野面一丁目 | 全域 | 北九州市立木屋瀬小学校 | 北九州市立木屋瀬中学校 |
野面二丁目 | 全域 |
交通
編集バス
編集運行事業者 | 停留所 | 系統 |
---|---|---|
おでかけ交通 (運行:第一観光バス) |
野面 | |
野面四つ角 |
道路
編集- 九州自動車道
施設
編集公共施設
編集- 野面公民館
文化施設
編集- 北九州市立木屋瀬地域交流センター
公営住宅
編集- 北九州市営野面団地
寺社
編集- 八所神社
- 長泉寺
公園
編集- 野面公園
- 野面2号公園
- 野面北公園
史跡
編集- 野面古墳
脚注
編集- ^ a b “北九州市の人口(町別)#八幡西区” (XLS). 北九州市 (2024年4月19日). 2024年8月10日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2023年7月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b c “木屋瀬地域交流センター 文化財説明版”. 北九州市教育委員会. 2023年7月23日閲覧。
- ^ a b c “北九州市政だより 平成元年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年7月30日閲覧。
- ^ a b c “自治省告示第89号”, 官報 (国立印刷局) 号外第50号, (1991-04-16)
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ “北九州市立小学校・中学校 通学区域検索”. 北九州市教育委員会 総務部企画調整課 (2022年5月11日). 2022年6月18日閲覧。