背奈氏(せなうじ/し、肖奈氏とも)は、「背奈(肖奈)」をとする氏族

高句麗王家後裔の渡来系氏族である。(きみ)。のち王(こにきし)。高句麗滅亡により王族・背奈福徳が日本に亡命する。生前、福徳はを称していたが、孫の福信に至ってその一族は朝廷より高麗朝臣を与えられた。肖奈王氏は消奴部の末裔で、『新撰姓氏録』では広開土王の末裔を称している[1]

一族

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系譜

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 広開土大王 
  ┃  
(略)
  ┃
 延興王
  ┃
(略)
  ┃
 福徳  
  ┣━━━┓
 行文  福光    
  ┃    ┣━━━┳━━━┓
 大山  福主  福延  福信殿継

脚注

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  1. ^ 須田勉・荒井秀規編『古代日本と渡来系移民-百済郡と高麗郡の成立-』(高志書院、2021年)

関連項目

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