羽場駅 (長野県)
長野県上伊那郡辰野町にある東海旅客鉄道の駅
羽場駅(はばえき)は、長野県上伊那郡辰野町大字伊那富にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である[1]。
羽場駅 | |
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駅舎(2023年3月) | |
はば Haba | |
◄沢 (1.9 km) (1.8 km) 伊那新町► | |
長野県上伊那郡辰野町大字伊那富6245[1] | |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■飯田線 |
キロ程 | 191.6 km(豊橋起点) |
電報略号 | ハハ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
200人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1909年(明治42年)12月28日[2] |
備考 |
駅員無配置駅 標高:723 m[1] |
歴史
編集- 1909年(明治42年)12月28日:伊那電車軌道(1919年に伊那電気鉄道へ改称)松島(現・伊那松島) - 辰野(後の西町)間開通時に開設[2]。
- 1923年(大正12年)3月16日:伊那松島 - 辰野間が現在の新線に切替、新線上に移転[2][3]。一般駅[3]。
- 1943年(昭和18年)8月1日:伊那電気鉄道線が飯田線の一部として国有化、鉄道省(後の日本国有鉄道)の駅となる[3]。
- 1971年(昭和46年)12月1日:貨物・荷物扱い廃止(旅客駅化)[3]。
- 1983年(昭和58年)2月24日:CTC化に伴い、無人駅化[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる[3][5]。
- 1999年(平成11年)2月1日:駅舎解体、待合所新築[1]。
駅構造
編集相対式ホーム2面2線を有し、列車交換可能な地上駅[1]。待合所は下り線側(西側)にあり、上り線側とは沢駅側にある構内踏切で連絡している。無人駅(伊那市駅管理)。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 飯田線 | 下り | 辰野方面[6] |
2 | 上り | 飯田・天竜峡方面[6] |
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待合室(2023年3月)
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ホーム(2023年4月)
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構内踏切(2023年4月)
利用状況
編集「長野県統計書」によると、1日平均乗車人員は以下の通り。
駅周辺
編集近年は工場が進出してきている。駅前を西に向かうと国道153号に繋がり、国道を南下すると羽場郵便局があり、その先には、中央自動車道伊北インターチェンジがある。中央自動車道を越えるとオリンパス辰野事業場がある[1]。
バス路線
編集- 辰野町営バス(大石線:羽場駅前)
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d e f g h i j k 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、182頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b c 停車場変遷大事典、113頁
- ^ a b c d e 停車場変遷大事典、111頁
- ^ “「通報」●飯田山吹駅ほか5駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1983年2月24日)
- ^ 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「飯田線・身延線・小海線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日、17頁。
- ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。
- ^ “平成28年(2016年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2019年3月15日閲覧。
- ^ “平成29年(2017年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2020年3月14日閲覧。
- ^ “平成30年(2018年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2021年3月9日閲覧。
参考文献
編集- 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6。