箱崎駅

福岡県福岡市東区筥松にある九州旅客鉄道の駅

箱崎駅(はこざきえき)は、福岡県福岡市東区筥松(はこまつ)二丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線である。駅番号はJA02

箱崎駅
東口(2022年3月)
はこざき
Hakozaki
*JA03 千早 (4.0 km)
(1.4 km) 吉塚 JA01
地図
所在地 福岡市東区筥松二丁目32
北緯33度37分5.2秒 東経130度25分37.23秒 / 北緯33.618111度 東経130.4270083度 / 33.618111; 130.4270083 (箱崎駅)座標: 北緯33度37分5.2秒 東経130度25分37.23秒 / 北緯33.618111度 東経130.4270083度 / 33.618111; 130.4270083 (箱崎駅)
駅番号 JA  02 
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 鹿児島本線
キロ程 75.0 km(門司港起点)
電報略号 ハキ
駅構造 高架駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
5,228人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1890年明治23年)9月28日[2]
備考 直営駅
みどりの窓口
福 福岡市内
* この間に千早操車場有り。
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通常時は普通列車しか停車しないが、毎年9月中旬の放生会期間中には快速列車も臨時停車する(夕方 - 夜間のみ)。

歴史

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2002年12月1日、下り線が高架化された際に約440m香椎駅寄りへ移転した[3]。これにより博多駅からの営業キロが2.8kmから3.2kmとなったため、当駅と博多駅の間では初乗り運賃が適用されなくなり(初乗り運賃の適用範囲が営業キロ3.0kmまでのため)値上げとなった。

年表

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高架化前の駅舎(1992年12月)

駅名の由来

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開業当時の地名(糟屋郡箱崎町)が由来。「崎」は「」を意味し、古くから多々良川の河口で栄えた港町であった。また「箱崎」は天皇皇族との縁の深い土地で、かつて応神天皇胞衣を納めたを埋めたことから「筥崎」という地名になり、それが「箱崎」に転化したという。

詳しくは「箱崎」や「筥崎宮」を参照のこと。

駅構造

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西口(2006年3月)

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線、どちらも12両編成対応のホームを有する高架駅である。基本的には、1番のりばを千早・折尾・小倉方面、3番のりばを博多・南福岡・鳥栖方面が使用しており、2番のりばは特急列車や回送列車の待避に使われている。

直営駅で、みどりの窓口が設置されている。自動券売機自動改札機を備え、SUGOCAの使用が可能である。

JRの特定都区市内制度における「福岡市内」の駅である。

のりば

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のりば 路線 方向 行先 備考
1・2   鹿児島本線 上り 小倉下関方面 2番のりばは待避•通過用
3 下り 博多久留米方面  
  • 2番のりばは待避の他に、博多駅発着の特急列車の折り返しにも用いられる(吉塚駅の引上げ線が3本しかなく、繁忙期を中心に満線になることが多いため)。

利用状況

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2020年度の1日平均乗車人員4,927人である[9]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2000年 2,604
2001年
2002年
2016年 5,679
2017年 5,889
2018年 5,994
2019年 6,141
2020年 4,927

駅周辺

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駅周辺は九州大学を中心に発展した古くからの市街地であり、大規模商業施設は存在しない。近年では区画整理が進んでいる。

移転前は筥崎宮のちょうど裏手にあったが、移転で遠のいた。逆に九州大学箱崎キャンパスへは近くなっている。

バス路線

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  • 箱崎駅西口バス停 - 駅西側妙見通り上
  • 箱崎駅東口バス停 - 駅東側
    • 西鉄バス - 71番系統
      • 月見町方面
      • 巴町・県庁・明治通り・天神・大濠公園方面

隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
  鹿児島本線
快速・区間快速
通過
普通
千早駅 (JA03) - 箱崎駅 (JA02) - 吉塚駅 (JA01)

脚注

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  1. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 08号 博多駅・伊万里駅・西戸崎駅ほか81駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月30日、21頁。 
  2. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、678頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ a b 『RAIL FAN』第50巻第2号、鉄道友の会、2003年3月1日、23頁。 
  4. ^ “高架化工事始まる JR鹿児島線箱崎-吉塚間 11踏切を解消”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1995年8月11日) 
  5. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '00年版』ジェー・アール・アール、2000年7月1日、190頁。ISBN 4-88283-121-X 
  6. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '03年版』ジェー・アール・アール、2003年7月1日、191頁。ISBN 4-88283-124-4 
  7. ^ “鹿児島線上りが高架に”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2004年3月17日) 
  8. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日) 
  9. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月2日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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  • 箱崎駅(駅情報) - 九州旅客鉄道