真室川雄勝道路
日本の山形県真室川町から秋田県湯沢市に至る 東北中央自動車道に並行する一般国道の自動車専用道路
真室川雄勝道路(まむろがわおがちどうろ)は、山形県から秋田県湯沢市上院内に至る延長約7.2キロメートル (km) の高速道路(国道13号の自動車専用道路)である。
一般国道自動車専用道路(A') (無料) | |
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E13 真室川雄勝道路 | |
路線延長 | 7.2 km |
開通年 | 未定 |
起点 | 山形県真室川町及位 |
終点 | 秋田県湯沢市上院内 |
接続する 主な道路 (記法) |
E13 主寝坂道路 E13 院内道路 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
高速道路ナンバリングによる路線番号は「E13」が割り振られている[1]。
東北中央自動車道(国土開発幹線自動車道)に並行する一般国道の自動車専用道路として整備される[2]。2017年度に事業化され、2019年度に着工、開通時期は未定[3]。総事業費は247億円と見込まれている[4]。
概要
編集インターチェンジ
編集- IC番号欄の背景色が■である区間は既開通区間に存在する。
施設欄の背景色が■である区間は未開通区間または未供用施設に該当する。
未開通区間の名称は仮称である。
施設名 | 接続路線名 | 福島から (km) |
備考 | 所在地 | |
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E13 主寝坂道路 | |||||
及位IC | 国道13号 | 山形県 | 真室川町 | ||
上院内IC | 国道13号 | 秋田県 | 湯沢市 | ||
E13 院内道路 |
主なトンネルと橋梁
編集4本のトンネルと2本の橋梁が計画されている[4]。
沿革
編集- 2013年(平成25年)11月 : 計画段階評価着手[5]。
- 2014年(平成26年)1月・6月 : 事業化に向け建設ルートについて、「全線自動車専用道路として新設」「県境部分を現道改良し残りを自動車専用道路として新設」の2案を提示し、沿線住民へのアンケートを実施。
- 2017年(平成29年)4月 : 全線自動車専用道路として新設するルートで事業着手。
- 2019年(令和元年)12月14日 : 着工。起工式が行われる[4]。
- 2024年(令和6年)7月25日:東北地方を中心とする記録的豪雨の影響で、湯沢市上院内の工事現場にて土砂崩れが発生[6]。作業員1人が行方不明になり[6]、8月15日に約45km下流の大仙市で遺体発見[7]。以降、再発防止策を策定するまで工事を中断する[8]。
交通量
編集→詳細は「東北中央自動車道 § 交通量」を参照
脚注
編集- ^ “高速道路ナンバリング一覧”. 国土交通省. 2020年11月20日閲覧。
- ^ “国道13号 真室川雄勝道路” (PDF). 国土交通省東北地方整備局 山形河川国道事務所. 2017年8月19日閲覧。
- ^ “東北地方整備局の道路事業の開通見通しを公表 〜日本海沿岸東北自動車道が令和8年度までに全線開通〜” (PDF). 国土交通省東北地方整備局 (2020年2月6日). 2022年3月28日閲覧。
- ^ a b c “東北中央道の真室川雄勝道路着工 山形県境、冬の改善に期待”. 秋田魁新報社 (2019年12月15日). 2020年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月27日閲覧。
- ^ “東北中央自動車道(及位〜上院内)計画段階評価” (PDF). 国土交通省東北地方整備局. 2017年8月19日閲覧。
- ^ a b 「湯沢市上院内の道路工事現場で土砂崩れ 作業員1人不明」『秋田魁新報』秋田魁新報社、2024年7月25日。オリジナルの2024年7月26日時点におけるアーカイブ。2024年8月24日閲覧。
- ^ 「雄物川で発見の遺体、湯沢の土砂崩れで不明の作業員と判明 7月記録的大雨で県内初の死者」『秋田魁新報』秋田魁新報社、2024年8月26日。2024年8月26日閲覧。
- ^ 「湯沢市・真室川雄勝道路、工事再開は未定 大雨による土砂崩れで作業員不明」『秋田魁新報』秋田魁新報社、2024年8月24日。オリジナルの2024年8月24日時点におけるアーカイブ。2024年8月24日閲覧。