田川地区
概要
編集田川市及び田川郡(糸田町、大任町、川崎町、香春町、添田町、福智町、赤村)の1市6町1村を指す。
田川地区は筑豊地方を構成する地域の一つで、かつては炭鉱により栄えたが、1960年代以降のエネルギー革命などの社会的な要因によって炭鉱は閉山を余儀なくされた。炭鉱という主力産業が崩壊したことで人口の流出が進み、過疎化と高齢化の波を大きく受けた自治体も多く、田川市を含む3町が過疎地域に指定されるなどした。炭鉱閉山後は炭鉱跡地に新たな工業の誘致を進めるなどして、経済の立て直しを図っている。
田川地区の中心都市である田川市は、田川都市圏という独自の都市圏を形成しているが、2015年の国勢調査によると北九州都市圏の10%通勤圏にもなっており、北九州工業地帯を形成する地域の一つでもある。また全域が旧豊前国に属していたことから、北九州地方の京築地域(特に行橋市周辺の京都地域)とも繋がりが深い。
面積
編集- 363.65㎢