熊本市消防局

熊本県熊本市の消防部局

熊本市消防局(くまもとししょうぼうきょく)は、熊本県熊本市の消防部局(消防本部)。上益城郡益城町阿蘇郡西原村は常備消防事務委託をしている。

熊本市消防局
中央消防署
中央消防署
情報
管轄区域 熊本市上益城郡益城町阿蘇郡西原村(常備消防事務委託)
管轄面積 533.22k㎡
職員定数 810人
消防署数 6(中央は消防局と兼用)
出張所数 17(庁舎含む)
所在地 862-0971
熊本県熊本市中央区大江三丁目1番3号
地図
北緯32度48分14.1秒 東経130度43分16.7秒 / 北緯32.803917度 東経130.721306度 / 32.803917; 130.721306座標: 北緯32度48分14.1秒 東経130度43分16.7秒 / 北緯32.803917度 東経130.721306度 / 32.803917; 130.721306
リンク 熊本市 消防・救急
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沿革

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令和4年(2022年)版消防年報くまもとの「1 概況」の「(7)常備消防のあゆみ」参照。


組織図

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総務部

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  • 総務課
    • 総務班
    • 人事班
    • 企画班
  • 管理課
    • 財務班
    • 施設班
    • 装備班

予防部

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  • 予防課
    • 予防班
    • 火災調査班
  • 指導課
    • 指導班
    • 危険物保安班

警防部

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  • 警防課
    • 警防救助班
    • 訓練研修班
    • 消防団班
  • 情報司令課
    • 情報管理班
    • 指令班
  • 救急課
    • 救急管理班
    • 救急指導班

消防署

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  • 指導課
    • 総務班
    • 予防班
  • 警防課
    • 計画管理班(※益城西原署以外)
    • 警防班
    • 救急救助班
    • 出張所

※2018年4月1日現在[1]

消防署

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消防署 住所 庁舎・出張所
中央消防署
(消防局と兼用)
中央区大江3-1-3 南熊本庁舎:中央区南熊本3-8-25
出水:中央区水前寺公園13-40
西消防署 中央区米屋町1-12-1 池田庁舎:西区池田2-4-43
田崎:西区田崎2-2-36
小島:西区小島下町2187-2
島崎:西区島崎2-17-23
河内:西区河内町野出1891-1
東消防署
東区東町4-6-17 託麻:東区下南部1-3-137
小山:東区小山4-4-22
南消防署 南区平田2-13-1 川尻:南区南高江2-15-53
飽田・天明:南区白石町385-1
城南:南区城南町さんさん1-1-1
富合:南区富合町田尻445-5
北消防署 北区四方寄町514-1 清水:北区清水亀井町12-22
楠:北区楠3-9-10
植木:北区植木町山本739-2
益城西原消防署
(旧:高遊原南消防本部)
上益城郡益城町大字寺迫202-1 西原:阿蘇郡西原村大字小森583-1

※2020年4月1日現在[1]

庁舎ギャラリー

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消防自動車等の配備台数

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※2020年4月1日現在[1]

車両ギャラリー

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過去の主な災害記録

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熊本市内における主な災害は以下のとおり[1]

  • 1949年1月18日 - 花畑町 住宅火災 20戸焼失、原因:七輪の火の不始末
  • 1953年6月26日 - 6.26大水害 死者206人、不明125人、負傷者237人、被害戸数55,664戸、堤防決壊・崖崩れ135ヶ所
  • 1953年7月25日 - 花畑町 映画館「朝日館」火災 1,600㎡焼失、原因:漏電
  • 1957年7月26日 - 7.26水害 死者83人、不明29人、負傷者140人、被害戸数16,190戸、堤防決壊・崖崩れ30ヶ所
  • 1958年3月4日 - 河原町 国際市場火災 9,272㎡焼失、原因:不明
  • 1958年12月5日 - 内坪井町 城東小学校火災 4,485㎡焼失、原因:放火
  • 1965年12月21日 - 下通 キャバレー「たそがれ」火災 死者14人、1,569㎡焼失、原因:短絡
  • 1963年1月10日 - 本山町 向山小学校火災 2,769㎡焼失、原因:不審火
  • 1963年2月19日 - 行幸町 熊本県庁火災 1,188㎡焼失、原因:放火
  • 1965年3月12日 - 桜町 西島旅館火災 死者2人、2,988㎡焼失、原因:ボイラー用煙突
  • 1971年7月6日 - 東阿弥陀寺町 松の井旅館火災 2,692㎡焼失、原因:放火
  • 1973年11月29日 - 下通1丁目 大洋デパート火災 死者103人、13,637㎡焼失、原因:不審火
  • 1975年6月25日 - 6.25水害 住宅全半壊12棟、床上床下浸水3,441棟
  • 1976年12月20日 - 大江2丁目 熊本商大大火災 2,671㎡焼失、原因:たばこ
  • 1980年8月30日 - 8.30水害 住家半壊2棟、床上床下浸水5,398棟、堤防決壊・崖崩れ10ヶ所
  • 1980年10月28日 - 九州自動車道 玉突き追突事故 負傷者35人、トラック・乗用車等20台
  • 1982年7月24日 - 7.24水害 死者4人、住家全半壊12棟、床上床下浸水4,506棟
  • 1983年1月14日 - 平田町 住宅火災 死者3人、48㎡焼失、原因:放火
  • 1983年10月26日 - 花園6丁目 住宅火災 死者2人、144㎡焼失、原因:放火
  • 1986年4月30日 - 健軍2丁目 住宅火災 死者5人、20㎡焼失、原因:放火
  • 1988年3月28日 - 昭和町 住宅火災 死者4人、152㎡焼失、原因:電気ストーブ
  • 1988年5月3日 - 5.3水害 床上床下浸水5,214棟、崖崩れ78ヶ所
  • 1988年8月23日 - 花園6丁目 住宅火災 死者3人、負傷者1人、67㎡焼失、原因:放火
  • 1990年7月2日 - 7.2水害 死者2人、床上床下浸水1,474棟、崖崩れ29ヶ所、道路決壊2ヶ所、堤防決壊4ヶ所
  • 1991年8月19日 - 龍田町弓削 廃車火災 廃車約1,500台焼失(消火活動時間約19時間)、原因:不明
  • 1991年9月27日 - 台風19号 最大瞬間風速52.6m/s、死者1人、負傷者16人、住家全壊79棟、住家半壊678棟、一部損壊63,752棟、災害救助法適用
  • 1992年12月25日 - 長嶺町 住宅火災 死者4人、272㎡焼失、原因:不明
  • 1993年2月11日5月16日 - 市内中心部 連続不審火火災 死者1人、不審火火災件数24件
  • 1995年1月13日 - 花園1丁目 住宅火災 死者2人、195㎡焼失、原因:不明
  • 2001年12月1日 - 城山上代町 集団食中毒 搬送人員235人(中等症7人)
  • 2003年6月6日 - 坪井3丁目 住宅火災 死者3人、183㎡焼失、原因:不明
  • 2003年6月24日 - 下通1丁目 雑居ビル火災 死者1人、負傷者10人、68㎡焼失、原因:放火
  • 2007年11月18日 - 奥古閑町 住宅火災 死者3人、150㎡焼失、原因:電灯電話配線
  • 2008年9月6日 - 花立6丁目 住宅火災 死者3人、80㎡焼失、原因:放火
  • 2009年8月2日 - 八幡1丁目 工場火災 負傷者17人、ぼや、原因:化学物質、化学反応
  • 2012年7月12日 - 九州北部豪雨災害 負傷者3人、住宅全半壊234棟、床上床下浸水772人(いずれも熊本市(植木町、富合町、及び城南町を含む)に関するデータ)
  • 2016年4月14日及び16日 - 平成28年熊本地震 死者64人、負傷者711人、全壊5,669棟、大規模半壊8,795棟、半壊35,798件、一部損壊67,113(平成29年1月31日現在、出典:熊本地震記録誌「震災の記録 - 再起へ - 」)
  • 2016年6月20日 - 津浦町 土砂災害 死者2人、原因:大雨による土砂崩れ
  • 2018年7月19日 - 宮内 集団熱中症 搬送人員35人(中等症13人)

脚注・出典

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  1. ^ a b c d 令和2年(2020年)版消防年報くまもと”. 2020年9月7日閲覧。

外部リンク

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