東林間駅
神奈川県相模原市南区上鶴間にある小田急電鉄の駅
東林間駅(ひがしりんかんえき)は、神奈川県相模原市南区上鶴間七丁目にある、小田急電鉄江ノ島線の駅である。駅番号はOE 01。相模原市の駅としては最東端に位置する。
東林間駅* | |
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東口(2016年12月16日) | |
ひがしりんかん Higashi-Rinkan | |
◄OH 28 相模大野 (1.5 km) (1.5 km) 中央林間 OE 02► | |
所在地 | 相模原市南区上鶴間七丁目7-1 |
駅番号 | OE01 |
所属事業者 | 小田急電鉄 |
所属路線 | ■江ノ島線 |
キロ程 |
1.5 km(相模大野起点) 新宿から33.8 km |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[小田急 1]19,400人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)4月1日* |
備考 | * 1941年(昭和16年)に東林間都市駅より改称。 |
歴史
編集年表
編集- 1929年(昭和4年)4月1日:東林間都市駅(ひがしりんかんとしえき)として開設。「直通」の停車駅となる。なお、各停は新宿駅 - 稲田登戸駅(現・向ヶ丘遊園駅)間のみで運行されていた。
- 1941年(昭和16年)10月15日:東林間駅(ひがしりんかんえき)へ改称。
- 1945年(昭和20年)4月:営業休止[1]。
- 1949年(昭和24年)4月1日:営業再開[2]。なお再開時に「直通」は既に廃止されていた。
- 1982年(昭和57年)8月27日:橋上駅舎・東西自由通路完成、使用開始[3]。
- 2012年(平成24年)8月:行先案内表示器新設、使用開始[4]。
駅名の由来
編集林間都市計画区域の東林間都市駅として開設したが、1941年(昭和16年)に中央林間都市駅・南林間都市駅と共に駅名より「都市」が外され、東林間駅と改称した。
「林間都市計画」発足以前は「中和田駅」となる予定であった。
駅構造
編集相対式ホーム2面2線を有する地上駅。橋上駅舎を備える。2012年8月11日に、行先案内表示器が新設された[4]。
のりば
編集ホーム | 路線 | 方向 | 行先[5] |
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1 | 江ノ島線 | 下り | 藤沢・片瀬江ノ島方面 |
2 | 上り | 相模大野・新宿・ 千代田線方面 |
-
東口駅ビル「マルシェ」(2004年11月27日)
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西口(2016年12月16日)
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改札口(2016年12月16日)
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2番ホーム(2016年12月16日)
利用状況
編集2022年度(令和4年度)の1日平均乗降人員は19,400人である[小田急 1](小田急線全70駅中47位)。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[7] |
1日平均 乗車人員[8] |
出典 |
---|---|---|---|
1975年(昭和50年) | 19,818 | ||
1980年(昭和55年) | 20,921 | ||
1985年(昭和60年) | 22,554 | ||
1989年(平成元年) | 25,316 | ||
1993年(平成 | 5年)[注 1]27,219 | ||
1995年(平成 | 7年)11,939 | [神奈川県統計 1] | |
1998年(平成10年) | 24,346 | 11,232 | [神奈川県統計 2] |
1999年(平成11年) | 10,959 | [神奈川県統計 3] | |
2000年(平成12年) | 10,938 | [神奈川県統計 3] | |
2001年(平成13年) | 10,920 | [神奈川県統計 4] | |
2002年(平成14年) | 22,830 | 10,707 | [神奈川県統計 5] |
2003年(平成15年) | 22,883 | 10,788 | [神奈川県統計 6] |
2004年(平成16年) | 21,732 | 10,536 | [神奈川県統計 7] |
2005年(平成17年) | 21,920 | 10,635 | [神奈川県統計 8] |
2006年(平成18年) | 22,145 | 10,747 | [神奈川県統計 9] |
2007年(平成19年) | 22,254 | 10,895 | [神奈川県統計 10] |
2008年(平成20年) | 22,176 | 10,869 | [神奈川県統計 11] |
2009年(平成21年) | 21,796 | 10,708 | [神奈川県統計 12] |
2010年(平成22年) | 21,422 | 10,540 | [神奈川県統計 13] |
2011年(平成23年) | 21,152 | 10,412 | [神奈川県統計 14] |
2012年(平成24年) | 21,420 | 10,550 | [神奈川県統計 15] |
2013年(平成25年) | 21,584 | 10,628 | [神奈川県統計 16] |
2014年(平成26年) | 21,266 | 10,548 | [神奈川県統計 17] |
2015年(平成27年) | 21,460 | 10,654 | [神奈川県統計 18] |
2016年(平成28年) | 21,536 | 10,688 | [神奈川県統計 19] |
2017年(平成29年) | 21,779 | 10,798 | [神奈川県統計 20] |
2018年(平成30年) | 22,101 | 10,973 | [神奈川県統計 21] |
2019年(令和元年) | 22,006 | 10,932 | [神奈川県統計 22] |
2020年(令和 | 2年)[小田急 2]17,045 | 8,479 | [神奈川県統計 23] |
2021年(令和 | 3年)[小田急 3]18,097 | 8,996 | [神奈川県統計 24] |
2022年(令和 | 4年)[小田急 1]19,400 |
駅周辺
編集駅周辺は閑静な住宅街である。
周辺のイベント
編集毎年8月最初の週末には「東林間サマーわぁ!ニバル」と称する阿波踊り大会が開催される。
1992年(平成4年)、「阿波踊りの路上で踊れるイベントを」と関東地方本場である高円寺阿波踊り連協会の連が出演したのを嚆矢とする。その後15年間に4連が結成され、高円寺で賞を獲得する連も出て来た。2008年(平成20年)時点では、東林間駅前大通り(シャンテ大通り)を期間中指定時間は車両通行止とし、駅を中心とした9か所に演舞会場を設けている。地元や高円寺の連の他、近隣の大和市や開成町、厚木市、川崎市、東京都練馬区・西東京市・三鷹市・小金井市などからも連が参加するなど、多くの人々が来場している。
急行停車要望
編集神奈川県鉄道輸送力増強促進会議は、2012年度小田急電鉄向け要望書にて、当駅にラッシュ時間帯急行停車を要望している。これに対し、小田急電鉄は、「急行の速達性を損なう」という理由から、停車計画は無いとしている[9]。
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 当駅の乗降人員最高値年度
出典
編集- ^ “小田急五十年史”. 小田急電鉄 (1980年). 2019年7月26日閲覧。 - 昭和20年の項より
- ^ “小田急五十年史”. 小田急電鉄 (1980年). 2019年7月26日閲覧。 - 昭和24年の項より
- ^ “橋上化工事終わり27日から使用開始”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1982年8月10日)
- ^ a b 2012年度の鉄道事業設備投資計画(2)駅施設改良、サービスの向上 ②行先表示装置の新設 (PDF) - 小田急電鉄(2012年4月27日閲覧)
- ^ “東林間駅のご案内 駅立体図”. 小田急電鉄. 2023年6月4日閲覧。
- ^ 相模原市統計書 - 相模原市
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 神奈川県県勢要覧
- ^ 平成24年度の要望及び鉄道事業者の回答 小田急電鉄 5ページ (PDF) (リンク切れ)
- 小田急電鉄の1日平均利用客数
- ^ a b c 小田急電鉄. “鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 2023年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月22日閲覧。
- ^ 鉄道部門:1日平均駅別乗降人員 - ウェイバックマシン(2021年12月15日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- ^ 鉄道部門:1日平均駅別乗降人員 - ウェイバックマシン(2022年8月1日アーカイブ分)、2022年8月14日閲覧
- 神奈川県県勢要覧
- ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 - 22ページ
- ^ 平成12年 - 223ページ
- ^ a b 平成13年 (PDF) - 225ページ
- ^ 平成14年 (PDF) - 223ページ
- ^ 平成15年 (PDF) - 223ページ
- ^ 平成16年 (PDF) - 223ページ
- ^ 平成17年 (PDF) - 225ページ
- ^ 平成18年 (PDF) - 225ページ
- ^ 平成19年 (PDF) - 227ページ
- ^ 平成20年 (PDF) - 231ページ
- ^ 平成21年 (PDF) - 241ページ
- ^ 平成22年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成23年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成24年 (PDF) - 235ページ
- ^ 平成25年 (PDF) - 237ページ
- ^ 平成26年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成27年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成28年 (PDF) - 247ページ
- ^ 平成29年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成30年 (PDF) - 223ページ
- ^ 令和元年 (PDF) - 223ページ
- ^ 令和2年 (PDF) - 223ページ
- ^ 令和3年 (PDF) - 215ページ
- ^ 令和4年 (PDF) - 219ページ