慈眼寺駅

鹿児島県鹿児島市にある九州旅客鉄道の駅

慈眼寺駅(じげんじえき)は、鹿児島県鹿児島市慈眼寺町にある、九州旅客鉄道(JR九州)指宿枕崎線である。

慈眼寺駅
高架化完了後の駅舎(2016年3月26日)
じげんじ
Jigenji
谷山 (1.7 km)
(2.1 km) 坂之上
地図
所在地 鹿児島県鹿児島市慈眼寺町1-13
北緯31度31分2.15秒 東経130度30分22.42秒 / 北緯31.5172639度 東経130.5062278度 / 31.5172639; 130.5062278座標: 北緯31度31分2.15秒 東経130度30分22.42秒 / 北緯31.5172639度 東経130.5062278度 / 31.5172639; 130.5062278
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 指宿枕崎線
キロ程 9.2 km(鹿児島中央起点)
電報略号 シカ
駅構造 高架駅[1]
ホーム 1面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
1,279人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1988年昭和63年)3月13日[2]
備考 業務委託駅[注釈 1]
駅集中管理システム(Smart Support Station)導入駅[3]
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概要

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1988年の開業時は、郡元駅や宇宿駅と同様の1面1線のみの簡易な駅に過ぎなかった[2]が、比較的早期に交換可能な2面2線の相対式ホームを持つ橋上駅舎に改良された。2016年には高架駅となった。谷山駅から慈眼寺駅にかけては、高架橋の線路となっている。慈眼寺駅は鳥居をモチーフしてある。住民からは「じがんじ駅」とも呼ばれる馴染みある駅である。

歴史

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駅構造

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島式ホーム1面2線を有する高架駅[1]

JR九州サービスサポートによる業務委託駅であり、きっぷうりばが設置されているが[6]、一部時間帯のみの営業である[6]2020年5月30日より駅遠隔案内システム(Smart Support Station)「ANSWER」の導入に伴い一部時間帯を除き無人化された[3]

IC乗車カードSUGOCA」の利用が可能で(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)、簡易SUGOCA改札機が設置されている。SUGOCAの販売は行なっていない。

タッチパネル式の自動券売機(ICカード・オレンジカード非対応)、ICカードチャージ機が設置されている。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 指宿枕崎線 下り 指宿枕崎方面
2 上り 鹿児島中央方面

利用状況

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2020年度の1日平均乗車人員1,279人である[7]

年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
2000 1,055
2001 1,047
2002 1,019
2003 1,060
2004 1,167
2005 1,211
2006 1,181
2007 1,153 2,306
2008 1,131 2,265
2009 1,172 2,350
2010 1,200 2,397
2011 1,226 2,450
2012 1,295 2,589
2013 1,400 2,791
2014 1,399 2,787
2015 1,412 2,822
2016 1,462
2017 1,500
2018 1,520
2019 1,527
2020 1,279

駅周辺

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駅が出来る以前は、鹿児島市内では珍しく田圃も目立つのどかな新興住宅地であったが、現在は、駅の東側を中心にすっかり市街地化した。 駅の東側の谷山中央6丁目、5丁目界隈は、区画整理事業が完了し住宅とロードサイド店等が混在する。道路は直線で交わり道幅がゆったりして整然とした街並となっている。駅の西側の通称「西谷山地区」は、大半を占めていた県農業試験場跡地を利用し区画整理事業中であり、所々に空き地が目立っているが、一部で換地が始まっており真新しい家々が建ち始めている。

その他

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  • 駅名の由来である慈眼寺をはじめ鹿児島市付近では「寺」の付く地名は多いものの、明治維新後に廃仏毀釈が特に推進された土地柄であったため、地名のみが残り寺そのものは現存しないことが多い。慈眼寺も飛鳥時代の創建とされる由緒ある寺であったが、その例に漏れず取り壊されてしまい現存しない。現代では周辺が紅葉や桜が楽しめる慈眼寺公園として整備され市民の憩いの場として親しまれている。

隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
指宿枕崎線
快速「なのはな」・普通
谷山駅 - 慈眼寺駅 - 坂之上駅

脚注

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注釈

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  1. ^ 朝・夕の一部時間帯のみ係員配置。

出典

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  1. ^ a b c d 指宿枕崎線 谷山駅・慈眼寺駅が平成28年3月26日に高架開業します』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道、2015年12月24日。オリジナルの2020年5月29日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200529152722/http://www.jrkyushu.co.jp/news/pdf/taniyamajigennjiekikoukakaigyou1.pdf2020年5月29日閲覧 
  2. ^ a b c “七駅を追加新設 JR九州 一駅のホーム増設も”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1987年11月1日) 
  3. ^ a b c 指宿枕崎線の一部駅への「スマートサポートステーション」導入日が決定しました。』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道、2020年4月27日。オリジナルの2020年4月27日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200427064026/https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2020/04/27/200427kagosimasss.pdf2020年4月27日閲覧 
  4. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日) 
  5. ^ 指宿枕崎線の一部駅が「スマートサポートステーション」に変わります』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道、2019年9月30日。オリジナルの2020年4月27日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200427064513/https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2019/09/30/20190930kagoshimasss.pdf2020年4月27日閲覧 
  6. ^ a b 慈眼寺駅 - JR九州.2021年12月11日閲覧
  7. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月14日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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