引野 (北九州市)

福岡県北九州市八幡西区の地名
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引野(ひきの)は福岡県北九州市八幡西区の地名。引野一丁目から三丁目のがある。住居表示実施済み。郵便番号は806-0067。

引野
引野の位置(北九州市内)
引野
引野
北緯33度50分40.06秒 東経130度45分12.6秒 / 北緯33.8444611度 東経130.753500度 / 33.8444611; 130.753500
日本
都道府県 福岡県
市町村 北九州市
八幡西区
町名制定 1973年昭和48年)6月1日
人口
2024年令和6年)3月31日現在)[1]
 • 合計 2,392人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
806-0067[2]
市外局番 093(北九州MA[3]
ナンバープレート 北九州

地理

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八幡西区の中央部に位置し、北に相生町鉄王、北東に別所町、東に別当町、南東に市瀬、南に割子川、南西に養福寺町、西に竹末と接する。

地域の特徴

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南縁及び東縁に沿って国道200号が、西縁に沿って県道11号有毛引野線が通っている。一丁目には国道200号と北九州高速4号線を繋ぐ黒崎出入口が存在しているが、黒崎駅からは3kmほど離れていることもあり、地元住民からは引野ICまたは引野口と呼ばれることも多い。二丁目には十二所神社が、三丁目には引野小学校,浄土真宗本願寺派教念寺がある。

歴史

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古くから集落のあった場所で、昭和40年代前半の土地区画整理事業で市街地として整備された[4]。この辺りには大字引野、神ノ木,道永,野中があり、それぞれ公園の名として残っている[5]

地名の由来

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斉明天皇がこの地を巡幸された時、道路に布を敷いたことから引布の庄と呼ばれていたのが、後に引野に転訛したことが地名の由来といわれている[6]

沿革

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  • 1966年(昭和41年)5月1日 - 通称町名として引野一丁目 - 三丁目を設置[7]
  • 1973年(昭和48年)6月1日 - 引野一丁目 - 三丁目新設[8]
  • 1974年(昭和49年)4月1日 - 八幡区が八幡西区と八幡東区に分かれ、八幡区引野一丁目 - 三丁目は八幡西区引野一丁目 - 三丁目となる[9]

町名の変遷

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実施内容 実施年月日 実施後 実施前
町名新設
住居表示
1973年(昭和48年)6月1日 引野一丁目 大字引野の一部[10]
引野二丁目 大字引野の一部[10]
引野三丁目 大字引野の一部[10]

世帯数と人口

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2024年(令和6年)3月31日現在(北九州市発表)の世帯数人口は以下の通りである[1]

世帯数 人口
引野一丁目 455世帯 922人
引野二丁目 233世帯 483人
引野三丁目 498世帯 987人
1,186世帯 2,392人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 2,767人 [11]
2000年(平成12年) 2,656人 [12]
2005年(平成17年) 2,478人 [13]
2010年(平成22年) 2,442人 [14]
2015年(平成27年) 2,474人 [15]
2020年(令和2年) 2,417人 [16]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 1,046世帯 [11]
2000年(平成12年) 1,070世帯 [12]
2005年(平成17年) 1,049世帯 [13]
2010年(平成22年) 1,066世帯 [14]
2015年(平成27年) 1,116世帯 [15]
2020年(令和2年) 1,067世帯 [16]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[17]

街区 小学校 中学校
引野一丁目 全域 北九州市立引野小学校 北九州市立引野中学校
引野二丁目 全域
引野三丁目 全域

交通

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バス

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域内のバス停と系統は以下のとおりである[18]

運行事業者 西鉄バス北九州
系統 40 41 53 74 74-1 75 76 80 82 143 150 快速 エアポートバス
停留所 引野小学校
十二所神社
引野二丁目
引野市民センター
引野一丁目
黒崎インター引野口
  • 黒崎インター引野口に停車する高速バスについては引野口を参照。

道路

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  • 北九州高速道路4号線 黒崎出入口
  • 国道200号
  • 県道11号有毛引野線

施設

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公共施設

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  • 道永年長者いこいの家

教育施設

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  • 北九州市立引野小学校

寺社

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  • 十二所神社
  • 浄土真宗本願寺派教念寺

公園

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  • 神ノ木公園
  • 道永公園
  • 引野公園
  • 八幡野中公園

脚注

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  1. ^ a b 北九州市の人口(町別)#八幡西区” (XLS). 北九州市 (2024年4月19日). 2024年8月10日閲覧。
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2023年5月5日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2022年8月15日閲覧。
  4. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 40.福岡県』角川書店、1988年、1587頁。ISBN 4040014006 
  5. ^ 八幡市史編纂委員会『八幡市史 続編』八幡市役所、1959年3月30日、854頁。 
  6. ^ 郷土史研究会『八幡市内の地名と伝説』1960年12月1日、38頁。 
  7. ^ 北九州市政だより 昭和41年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年5月20日閲覧。
  8. ^ 北九州市政だより 昭和48年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年7月30日閲覧。
  9. ^ 北九州市政だより 昭和47年4月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年7月30日閲覧。
  10. ^ a b c 国土地理協会『国土行政区画総覧 7』国土地理協会、2002年、6625頁。 
  11. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2022年6月12日閲覧。
  12. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2022年6月12日閲覧。
  13. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2022年6月12日閲覧。
  14. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2022年6月12日閲覧。
  15. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2022年6月12日閲覧。
  16. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年6月12日閲覧。
  17. ^ 北九州市立小学校・中学校 通学区域検索”. 北九州市教育委員会 総務部企画調整課 (2022年5月11日). 2022年6月18日閲覧。
  18. ^ 西日本鉄道. “にしてつ時刻表”. 2024年8月17日閲覧。

関連項目

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