大膳 (北九州市)
福岡県北九州市八幡西区の地名
大膳(だいぜん)は福岡県北九州市八幡西区の地名。大膳一丁目から二丁目の町がある。住居表示実施済み。郵便番号は807-0863。
大膳 | |
---|---|
北緯33度51分17.09秒 東経130度42分37.12秒 / 北緯33.8547472度 東経130.7103111度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 福岡県 |
市町村 | 北九州市 |
区 | 八幡西区 |
町名制定 | 1977年(昭和52年)6月1日 |
人口 | |
• 合計 | 1,251人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
807-0863[2] |
市外局番 | 093(北九州MA)[3] |
ナンバープレート | 北九州 |
地理
編集八幡西区の北部西端に位置し、西に美吉野町、北に西折尾町,東筑、北東から東に則松、南東にさつき台と接し、南に水巻町と接する。
河川
編集地域の特徴
編集起伏の多い土地で、北縁を東西に走る国道3号沿いにはホームセンター、ホテル、重機レンタル店などが並んでいる。一丁目と二丁目の間には国道に大膳橋が架かっており、その下をJR九州福北ゆたか線と、二丁目の中央南端から北東流する新々堀川が通っている。一丁目からみて、北側は新々堀川、南側は福北ゆたか線が二丁目との境界となっている。二丁目には福岡県立折尾高等学校,堀川ものがたり館がある。その他は住宅地であるが、自然のままの林も残されている。
歴史
編集地名の由来
編集地名は大字折尾の字、大膳堀にちなんでおり、住居表示実施前は付近を折尾大膳通と称していた。大膳堀の「大膳」は元和7年に始まった遠賀川と洞海湾を結ぶ運河工事の総司、福岡藩家老の栗山大膳の名をとったものである[4]。
沿革
編集- 1977年(昭和52年)6月1日 - 大膳一丁目 - 二丁目新設[5][6]。
- 1994年(平成6年)6月1日 - 大字折尾の一部が大膳一丁目 - 大膳二丁目に編入[7][8]。
- 1999年(平成11年)6月1日 - 大膳一丁目の一部がさつき台一丁目に編入[9][10]。
町名の変遷
編集実施内容 | 実施年月日 | 実施後 | 実施前 |
---|---|---|---|
町名新設 住居表示 |
1977年(昭和52年)6月1日 | 大膳一丁目 | 大字折尾,大字則松の各一部[5][6] |
大膳二丁目 | 大字折尾の一部[5][6] |
世帯数と人口
編集2024年(令和6年)3月31日現在(北九州市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
大膳一丁目 | 343世帯 | 623人 |
大膳二丁目 | 313世帯 | 628人 |
計 | 656世帯 | 1,251人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
1995年(平成7年) | 1,465人 | [11] | |
2000年(平成12年) | 1,338人 | [12] | |
2005年(平成17年) | 1,315人 | [13] | |
2010年(平成22年) | 1,153人 | [14] | |
2015年(平成27年) | 1,171人 | [15] | |
2020年(令和2年) | 1,121人 | [16] |
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 552世帯 | [11] | |
2000年(平成12年) | 550世帯 | [12] | |
2005年(平成17年) | 537世帯 | [13] | |
2010年(平成22年) | 494世帯 | [14] | |
2015年(平成27年) | 485世帯 | [15] | |
2020年(令和2年) | 482世帯 | [16] |
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[17]。
町 | 街区・戸番 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
大膳一丁目 | 1番12号以外 | 北九州市立折尾西小学校 | 北九州市立則松中学校 |
大膳二丁目 | 全域 | ||
大膳一丁目 | 1番12号 | 北九州市立則松小学校 |
交通
編集道路
編集- 国道3号
施設
編集公共施設
編集- 大膳公民館
教育施設
編集- 福岡県立折尾高等学校
商業施設
編集- ホームプラザナフコ折尾店
文化施設
編集- 堀川ものがたり館
公園
編集- 折尾南2号公園
- 大膳公園
- 大膳西公園
- 大膳東1号公園
- 大膳東2号公園
- 大膳南公園
- 美吉野公園
脚注
編集- ^ a b “北九州市の人口(町別)#八幡西区” (XLS). 北九州市 (2024年4月19日). 2024年8月10日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2022年8月15日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2022年8月15日閲覧。
- ^ 郷土史研究会『八幡市内の地名と伝説』1960年12月1日、35頁。
- ^ a b c “北九州市政だより 昭和52年5月15日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年7月30日閲覧。
- ^ a b c “自治省告示第140号”, 官報 (国立印刷局) 第15172号, (1977-08-06)
- ^ “北九州市政だより 平成6年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年7月30日閲覧。
- ^ “自治省告示第158号”, 官報 (国立印刷局) 第1524号, (1994-11-14)
- ^ “北九州市政だより 平成11年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年7月30日閲覧。
- ^ “自治省告示第199号”, 官報 (国立印刷局) 第2710号, (1999-09-14)
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2022年6月12日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2022年6月12日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2022年6月12日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2022年6月12日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2022年6月12日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年6月12日閲覧。
- ^ “北九州市立小学校・中学校 通学区域検索”. 北九州市教育委員会 総務部企画調整課 (2022年5月11日). 2022年6月18日閲覧。