大治町
大治町(おおはるちょう)は、愛知県の西部に位置し、海部郡に属する町。名古屋西部に接する場所。
おおはるちょう 大治町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 中部地方、東海地方 | ||||
都道府県 | 愛知県 | ||||
郡 | 海部郡 | ||||
市町村コード | 23424-9 | ||||
法人番号 | 7000020234249 | ||||
面積 |
6.59km2 | ||||
総人口 |
32,948人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||||
人口密度 | 5,000人/km2 | ||||
隣接自治体 | 名古屋市、あま市 | ||||
町の木 | センダン[1] | ||||
町の花 | サツキ[1] | ||||
大治町役場 | |||||
町長 | 村上昌生 | ||||
所在地 |
〒490-1192 愛知県海部郡大治町大字馬島字大門西1-1 北緯35度10分30秒 東経136度49分12秒 / 北緯35.17506度 東経136.82008度座標: 北緯35度10分30秒 東経136度49分12秒 / 北緯35.17506度 東経136.82008度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
概要
編集名古屋市のベッドタウンの性格が強く、名古屋市への通勤・通学者も多くいる[1]。
鉄道こそ町内を通っていないが名古屋市営バスと名鉄バスが多く乗り入れており、名駅(名古屋駅)や栄にも容易に行けるため、住宅地開発、大規模マンション建設、インフラ整備が2000年頃から一気に進んでいる。面積は県内で豊山町に次いで2番目に小さいが人口が3万人を超えており、人口密度は東海地方で名古屋市に次いで第2位である。
地理
編集地形
編集河川
編集- 主な川
地名
編集人口
編集面積が小さいが人口は3万人を超えており、人口密度が高い。東海地方では、名古屋市に次いで第2位の人口密度であり、全国の町村の中でも、福岡県糟屋郡志免町に次いで第2位の人口密度である。
大治町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 大治町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 大治町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
大治町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
隣接している自治体・行政区
編集歴史
編集町名の由来
編集「大治」は「大いに治まる」を意味する瑞祥地名であるという[2]。
戦国時代
編集沿革
編集政治
編集行政
編集町長
編集- 町長:村上昌生(2013年8月5日 - )
- 歴代町長
- 立松國慶
- 小林隆(2002年6月11日 - 2006年6月10日、2006年6月11日 - 2010年6月10日(2期))
- 岩本好広(2010年6月11日 - 2013年7月2日)
合併問題
編集歴史的経緯から、旧海部郡3町(現・あま市)と名古屋市(中川区が有力視)のどちらと合併するかが争点になっていた。2010年6月に町長に就任した岩本好広は名古屋市との合併を掲げ、あま市との合併を掲げた当時の現職小林隆と新人候補を破り当選した。しかし町議会ではあま市合併派が多数を占めており[5]、町長選挙でもあま市との合併を唱える候補が二人いたため票が割れ共倒れとなったとはいえ、票数から見ればあま市との合併を支持するものが多いと言って良い状態であった[6]。岩本はあくまで公約を優先し、2012年5月21日に名古屋市長の河村たかしと会談、名古屋市との合併に向けた協議会の設立を要請した[7]。しかし翌2013年6月13日に酒気帯び運転で出勤したことが問題視[8]され、町長を辞任。8月に行なわれた町長選では「海部地域との連携強化」などを掲げた元町議の村上昌生が当選している[9]。
施設
編集警察
編集本部
編集交番
編集- 大治交番(海部郡大治町大字馬島)
消防
編集本部
編集消防署
編集- 南分署(海部郡大治町大字三本木字西之川102番地1)
交流施設
編集- 大治町公民館
運動施設
編集- 大治町スポーツセンター
郵便局
編集集配局
編集- 甚目寺郵便局(あま市): 490-11xx
主な郵便局
編集- 大治郵便局
- 大治西条郵便局
上下水施設
編集-
海部東部消防組合南分署
-
大治町公民館
-
大治町スポーツセンター
-
名古屋市上下水道局大治浄水場
対外関係
編集姉妹都市・提携都市
編集2018年現在、姉妹都市は存在しない。
海外
編集- フレンドシップ相手国
2005年に開催された愛知万博では、「一市町村一国フレンドシップ事業」の名の下、愛知県内の市町村(名古屋市を除く)が120の万博公式参加国をそれぞれフレンドシップ相手国として迎え入れた[12]。
国内
編集- 提携都市[13]
経済
編集商業
編集主な商業施設
編集情報通信
編集市外局番
編集生活基盤
編集ライフライン
編集電力
編集- 中部電力パワーグリッド 中村営業所[16]
ガス
編集水道
編集-
名古屋市上下水道局大治浄水場
電信
編集- 西日本電信電話(NTT西日本)- NTT西日本-東海(NTTビジネスソリューションズ)
教育
編集中学校
編集町立
編集小学校
編集町立
編集自動車学校
編集- 大治自動車学校
交通
編集鉄道
編集町内を通る鉄道はない。最寄り駅は、名古屋市営地下鉄東山線中村公園駅や名古屋鉄道津島線の甚目寺駅、七宝駅、JR東海関西本線春田駅など。
名古屋市営地下鉄桜通線が太閤通駅から大治町方面へ延伸する計画があるが、今後の安全対策や資金不足、費用対効果が薄いなどの理由により、現状では新線建設は行わないとしている[19]。
バス
編集路線バス
編集一般の路線バスは名古屋市営バスと名鉄バスにより運行がされていて、その重複区間は全く同じ路線を走っている。
- 大治町内停留所(大正橋西、東条、大治役場前、西条、大治西条)に停車する路線
- 名古屋市営バス
- 名駅24号系統・中村14号系統
- 幹栄2号系統 上記5停留所には停車せず新大正橋西折り返し
- 名鉄バス 名古屋・津島線
- 40系統・43系統
- 41系統・44系統
- 名古屋市営バス
- あま市巡回バス(甚目寺須原、苅屋橋交差点北に停車)
- 東部巡回ルート(週3日、2往復運行)
タクシー
編集- フジタクシー大治営業所
- やすいタクシー
道路
編集高速道路
編集国道
編集県道
編集- 主要地方道
- 一般県道
ナンバープレート
編集観光
編集名所・旧跡
編集主な城郭
編集主な寺院
編集主な神社
編集観光スポット
編集- 大治町歴史民俗資料室
- 大治町庄内川河川敷公園
- 新大正橋
文化・名物
編集祭事・催事
編集特産品
編集出身・関連著名人
編集著名人
編集キャラクター
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c “町の概要”. 大治町 (2014年4月25日). 2014年5月24日閲覧。
- ^ 溝手理太郎 1992, p. 51.
- ^ トピックス|東部四町合併研究会からの離脱について
- ^ 後に七宝町・美和町・甚目寺町は「七宝・美和・甚目寺町合併研究会」を設立し、2010年3月22日にあま市として対等合併を果たす。
- ^ 2010年5月31日放送の『news every.』中京テレビローカルパートより。
- ^ 岩本は3,818票、当時の現職小林3,735票、新人候補2,061票。および中日新聞2010年5月31日14面(県内版)より。
- ^ 中日新聞2012年5月21日より。
- ^ “酒気帯び運転で大治町長検挙=元中日選手の岩本氏-愛知県警”. 時事通信 (2013年6月13日). 2013年6月14日閲覧。
- ^ “村上氏が初当選 大治町長選”. CHUNICHI Web (2013年8月5日). 2013年8月7日閲覧。
- ^ “水道”. 大治町 (2014年4月25日). 2014年5月24日閲覧。
- ^ “日光川下流流域下水道”. 愛知県 (2011年10月13日). 2014年5月24日閲覧。
- ^ 「あいちフレンドシップ交流アルバム」(あいちフレンドシップ交流アルバム)
- ^ 友好自治体
- ^ 北海道美唄市と友好自治体提携を結びました
- ^ 愛知県東栄町と友好自治体提携締結
- ^ 営業所・サービスステーション 愛知県
- ^ “水道”. 大治町 (2014年4月25日). 2014年5月24日閲覧。
- ^ “日光川下流流域下水道”. 愛知県 (2011年10月13日). 2014年5月24日閲覧。
- ^ 名古屋市営交通事業経営計画2023(案)に対する市民意見の内容及び交通局の考え方.pdf (PDF)
- ^ 現海部郡大治町西條城前田
- ^ “大治町マスコットキャラクターはるちゃんです!!”. 大治町 (2014年4月25日). 2014年5月24日閲覧。
参考文献
編集この節の加筆が望まれています。 |
- 溝手理太郎 編『市町村名語源辞典』東京堂出版、07-01。ISBN 9784490103144。