前橋大島駅
前橋大島駅(まえばしおおしまえき)は、群馬県前橋市天川大島町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)両毛線の駅である[1]。
前橋大島駅 | |
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南口(2021年11月) | |
まえばしおおしま Maebashiōshima | |
◄駒形 (3.2 km) (3.8 km) 前橋► | |
所在地 | 群馬県前橋市天川大島町1324 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■両毛線 |
キロ程 | 78.1 km(小山起点) |
電報略号 | マオ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
1,514人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1999年(平成11年)3月12日[1] |
備考 | 業務委託駅[1] |
歴史
編集当駅から伊勢崎方面に500m程先の場所には以前東前橋駅(ひがしまえばしえき)があった。日本国有鉄道(国鉄)時代に両毛線内で最後に開設した駅であったが、1967年(昭和42年)に休止され、そのまま1987年(昭和42年)に正式に廃止された[2]。
廃止後に、木材関連の企業が集積した前橋東部工業団地や、県内最大の住宅団地である広瀬団地が完成。工業団地の中央に位置し広瀬団地にも近いこともあり、この地に駅が再開業することとなった。駅の開業とほぼ同時に、南口から広瀬団地内へ直通する道路が完成。広瀬川には愛宕橋が架かった。
駅構造
編集相対式ホーム2面2線を有する地上駅。橋上駅舎を備える。北口と南口があり、両出口とホーム共にそれぞれエレベーターが設置されている。
JR東日本ステーションサービス(2015年(平成27年)6月30日まではJR高崎鉄道サービス)が駅業務を受託する業務委託駅(前橋駅管理)[1]で、簡易Suica改札機が設置されている。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■両毛線 | 下り | 伊勢崎・桐生・小山方面 |
2 | 上り | 高崎・大宮・上野方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
※現在は当駅から高崎線直通列車は無いが、2004年(平成16年)までは直通列車が設定されていたため、2番線標示には「高崎・大宮・上野方面」とある(2016年(平成28年)9月時点)。
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改札口(2021年11月)
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ホーム(2021年11月)
利用状況
編集JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は1,514人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 858 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 1,102 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 1,207 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 1,289 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 1,393 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 1,502 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 1,534 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 1,556 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 1,669 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 1,593 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 1,513 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 1,484 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 1,638 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 1,718 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 1,604 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 1,632 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 1,685 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 1,651 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 1,661 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 1,627 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)1,234 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)1,314 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)1,431 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)1,514 | [利用客数 1] |
駅周辺
編集駅は東前橋工業団地(通称・木工団地)中央に位置し、北口南口共に駅前広場が整備されている。また、南口にはパークアンドライドに対応した駐車場も整備されている。群馬県内最大規模を誇る広瀬団地へは南口から新設道路で直結(約1km)している。近年南口側にラウンドワンスタジアム前橋店がオープンしてから、休日利用客が増加した。
南口
編集- 東前橋工業団地
- 大島公園
- 前橋天川大島郵便局
- 前橋公共職業安定所(ハローワークまえばし)
- 群馬県計量検定所
- 松並木
- 愛宕神社
- 七福の湯前橋店
- ラウンドワンスタジアム前橋店
- 天川大島ファッションモール
- ベルク前橋大島店
- ネッツトヨタ群馬前橋おおしま店
- 群馬ヰセキ販売
- 前橋天川自動車教習所
- レンゴー前橋工場
- 群馬県道2号前橋館林線
- 前橋天神山古墳
- 八幡山古墳 (前橋市)
- 永井運輸「前橋大島駅」停留所
北口
編集隣の駅
編集脚注
編集記事本文
編集- ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 12号 大宮駅・野辺山駅・川原湯温泉駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月28日、23頁。
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、461頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、183頁。ISBN 4-88283-120-1。
- ^ “JR東日本路線図(関東):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2021年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月23日閲覧。
利用状況
編集- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月9日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(前橋大島駅):JR東日本