前橋大島駅

群馬県前橋市天川大島町にある東日本旅客鉄道の駅

前橋大島駅(まえばしおおしまえき)は、群馬県前橋市天川大島町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)両毛線である[1]

前橋大島駅
南口(2021年11月)
まえばしおおしま
Maebashiōshima
駒形 (3.2 km)
(3.8 km) 前橋
地図
所在地 群馬県前橋市天川大島町1324
北緯36度22分14.01秒 東経139度06分34.62秒 / 北緯36.3705583度 東経139.1096167度 / 36.3705583; 139.1096167座標: 北緯36度22分14.01秒 東経139度06分34.62秒 / 北緯36.3705583度 東経139.1096167度 / 36.3705583; 139.1096167
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 両毛線
キロ程 78.1 km(小山起点)
電報略号 マオ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
1,514人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1999年平成11年)3月12日[1]
備考 業務委託駅[1]
テンプレートを表示
北口(2021年11月)

歴史

編集

当駅から伊勢崎方面に500m程先の場所には以前東前橋駅(ひがしまえばしえき)があった。日本国有鉄道(国鉄)時代に両毛線内で最後に開設した駅であったが、1967年昭和42年)に休止され、そのまま1987年(昭和42年)に正式に廃止された[2]

廃止後に、木材関連の企業が集積した前橋東部工業団地や、県内最大の住宅団地である広瀬団地が完成。工業団地の中央に位置し広瀬団地にも近いこともあり、この地に駅が再開業することとなった。駅の開業とほぼ同時に、南口から広瀬団地内へ直通する道路が完成。広瀬川には愛宕橋が架かった。

駅構造

編集

相対式ホーム2面2線を有する地上駅橋上駅舎を備える。北口と南口があり、両出口とホーム共にそれぞれエレベーターが設置されている。

JR東日本ステーションサービス2015年(平成27年)6月30日まではJR高崎鉄道サービス)が駅業務を受託する業務委託駅前橋駅管理)[1]で、簡易Suica改札機が設置されている。

のりば

編集
番線 路線 方向 行先
1 両毛線 下り 伊勢崎桐生小山方面
2 上り 高崎大宮上野方面

(出典:JR東日本:駅構内図

※現在は当駅から高崎線直通列車は無いが、2004年平成16年)までは直通列車が設定されていたため、2番線標示には「高崎・大宮上野方面」とある(2016年(平成28年)9月時点)。

利用状況

編集

JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員1,514人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 858 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 1,102 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 1,207 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 1,289 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 1,393 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 1,502 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 1,534 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 1,556 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 1,669 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 1,593 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 1,513 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 1,484 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 1,638 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 1,718 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 1,604 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 1,632 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 1,685 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 1,651 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 1,661 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 1,627 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 1,234 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 1,314 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 1,431 [利用客数 24]
2023年(令和05年) 1,514 [利用客数 1]

駅周辺

編集

駅は東前橋工業団地(通称・木工団地)中央に位置し、北口南口共に駅前広場が整備されている。また、南口にはパークアンドライドに対応した駐車場も整備されている。群馬県内最大規模を誇る広瀬団地へは南口から新設道路で直結(約1km)している。近年南口側にラウンドワンスタジアム前橋店がオープンしてから、休日利用客が増加した。

南口

編集

北口

編集

隣の駅

編集
東日本旅客鉄道(JR東日本)
両毛線
駒形駅 - 前橋大島駅 - 前橋駅

脚注

編集

記事本文

編集
  1. ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 12号 大宮駅・野辺山駅・川原湯温泉駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月28日、23頁。 
  2. ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、461頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、183頁。ISBN 4-88283-120-1 
  4. ^ JR東日本路線図(関東):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2021年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月23日閲覧。

利用状況

編集
  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月22日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月5日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月12日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月24日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月7日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月9日閲覧。

関連項目

編集

外部リンク

編集