三ヶ尻駅
埼玉県熊谷市にある秩父鉄道の貨物駅
三ヶ尻駅(みかじりえき)は、埼玉県熊谷市三ヶ尻にある、秩父鉄道三ヶ尻線の貨物駅である。
三ヶ尻駅 | |
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近くの踏切から構内を望む(2010年1月) | |
みかじり Mikajiri | |
◄武川 (3.7 km) | |
所在地 | 埼玉県熊谷市三ヶ尻 |
所属事業者 | 秩父鉄道 |
所属路線 | 三ヶ尻線(貨物線) |
キロ程 | 3.7 km(武川起点) |
電報略号 | ミカ |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1979年(昭和54年)11月1日 |
備考 | 貨物専用駅 |
三ヶ尻駅 | |
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みかじり Mikajiri | |
(3.9 km) 熊谷貨物ターミナル► | |
所属事業者 | 秩父鉄道 |
所属路線 | 三ヶ尻線(貨物線) |
キロ程 | 3.7 km(武川起点) |
開業年月日 | 1979年(昭和54年)11月1日 |
廃止年月日 | 2020年(令和2年)12月31日[1] |
備考 | 路線廃止による廃駅 |
駅概要
編集太平洋セメント熊谷工場の東側に位置する地上駅で、同工場の専用線が接続している。
石灰石が影森駅(三輪鉱山採掘)や武州原谷駅(叶山鉱山採掘)から当駅へ輸送されていたほか、工場燃料用石炭(コークス)が扇町駅より当駅へ輸送されていた[2]。
2020年9月30日を以て当駅 - 熊谷貨物ターミナル間の貨物輸送が終了したため、同年12月31日をもって同区間は廃止され、当駅が三ヶ尻線の終着駅となった[1][3]。
歴史
編集1985年時の常備貨車
編集「昭和60年版私有貨車番号表」『トワイライトゾーンMANUAL13』ネコ・パブリッシング、2004年
駅周辺
編集当貨物駅の北側には太平洋セメント熊谷工場があり、同工場の敷地が大きく広がる[注釈 1]。同社への専用線は当貨物駅の南側を通る上越新幹線との立体交差の辺り(当貨物駅構内)で分岐する。東側は民家が多く、そこから路地を入った所に小学校がある。東側の道路沿いにはコミュニティバスの停留所もある。
南へ抜けると三ケ尻観音山に、東へ抜けると三ヶ尻郵便局や埼玉県道47号線に、北へ抜けると埼玉県道47号線を経て熊谷市立三尻中学校に至る。当駅は「みかじり」と読むが、学校には「ヶ」が付かないため、「みしり」と読む。
隣の駅
編集- 秩父鉄道
- 三ヶ尻線
- 武川駅 - 三ヶ尻駅
廃止区間
編集- 秩父鉄道
- 三ヶ尻線
- 三ヶ尻駅 - 熊谷貨物ターミナル駅
脚注
編集注釈
編集- ^ 航空自衛隊熊谷基地方面に向かって工業団地が続いており、運送業の支店もこの一角にある。
出典
編集- ^ a b c “三ヶ尻線 熊谷貨物ターミナル駅~三ヶ尻駅間の廃止期日について”. 秩父鉄道 (2020年11月16日). 2020年11月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月16日閲覧。
- ^ 星川功一 (2020年3月22日). “2020年の春どう変わったのか?ダイヤ改正を経た「鉄道貨物輸送」を追う”. GetNavi web. ワン・パブリッシング. 2023年12月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月28日閲覧。
- ^ a b 『鉄道営業路線の一部廃止に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)秩父鉄道、2020年3月26日。オリジナルの2020年3月27日時点におけるアーカイブ 。2020年5月29日閲覧。
- ^ “権田酒造(日本酒) 埼玉県熊谷市の地酒・酒造”. 権田酒造. 2024年9月28日閲覧。