ニコニコ市場を見ながら周りと自分のズレに悩むの巻 シューティング編

 昨日、ニコニコ市場のゲームカテゴリ・ランキング見てビックリしたんですよ。もう数ヶ月くらいチェックもしてなかったんで傾向が分からなかったこともあってか。いやチェックしててもこれは多分読めなかったんじゃないかと思うんですけどね。
 金曜日に掲載されていたデータ、つまり木曜日にアマゾンから発送された数字だけども、当然ながら上位は11月20日発売のタイトルが来るわけですよ。素直に考えれば、ニンテンドーDS『クロノトリガー』と、Xbox360『ラストレムナント』が激突するに決まってる。
 俺の予想では、1位が『クロノトリガー』、少し離れて2位が『ラストレムナント』。で、もう少しはなれたところで、3位と4位をWii『街へいこうよ どうぶつの森』とPSP『ガンダムvs.ガンダム』が取り合う、て感じ。だった。他のタイトルはずっと下で団子な。


 ところがだよ。1位が『ラストレムナント』でやんの。それもぶっちぎりで。木曜221本、累計350本(水曜日にも発送されているので、その分だけ発売日の木曜集計分でも本数がズレる)。『クロノトリガー』は特典つきが「3位」で115本、累計145本。特典なしが10位で9本、累計51本。両方を足しても、累計でも、『ラストレムナント』に届いてない。
 また、『ガンダムvs.ガンダム』は75本、累計103本で4位。『街へいこうよ どうぶつの森』は、Wiiスピーク同梱版が47本、累計63本で5位、ソフト単品版が43本、累計48本で6位。両方を足すと『ガンダムvs.ガンダム』を逆転するので、これは予想通りいい勝負だった。ただ予想はちょっと低めに見積もったつもりだったんで、ちょっと意外でもあったかな。


 さて、だ。では2位は一体何だったのか。先に本数だけ言うと、木曜129本、累計146本。『クロノトリガー』の特典有り無しの2種合計と比べると、累計ではさすがに負けるが、木曜発送分だけなら買っている。どんなソフトか。
 Xbox360『オトメディウス G』ですよ。マジで? え、マジで? 俺は自分の目を疑ったけど、いくら目を凝らしてみても本当だったよ。mhtでランキング画面を保存して、今日も確認したけど本当だったよ。同じXbox360のシューティングタイトルである『ライデンファイターズ エイシズ』も『雷電 4』も、発売したときどれほど話題にされなかったか。それが! それが!
 新しいタイトルだから? 初移植だから? グラディウスの系統作品だから? コナミだから? 萌えだから? 俺にはよく分からない。どれが理由だとしても、それだけでこうも違う結果になるだなんて。まぁ、全体での売り上げ数は、そんなに大きく違わないのだろうけども。しかし、なぁ。


 とか思っていたら、ニコニコの外、某所のXbox360ユーザーのコミュニティでは、『ラストレムナント』の購入者よりも『オトメディウス G』購入者の方が多かった。大体、後者が前者の3割増。元々洋ゲーで盛り上がることが多い、日本の基準で見れば特殊なコミュニティではあるのだけど、それでもJ-RPG出るといつもそれなりに買っている人はいて、確かに、『ラストレムナント』購入者も決して少なくい数ではない。でも『オトメディウス G』はさらにそれより多かった、という。なんてこったい。


 俺にはますますシューティングが分からない。萌えなのか。結局そこなのか。いやでも、吉崎観音の絵って、俺の中では萌えのイメージが無いのだよな。あれは可愛らしいっていう方向のものであって、それはオタクが好む萌えとはちょっと違うっていう。そう言うイメージを俺は持っていたのだけど、それもまた違うということなのか。ギャラリーがどうとか盛り上がっているのを見ると。
 シューティング、吉崎観音、その2つにおいて俺は決定的に何かズレた認識をしてしまっているということなのか。そういうことだよな、これは。そうだよな。萌えるシューティングは売れる。吉崎観音の描いた絵は萌える。そういうこと、だよな。そういうことになるよな。そうか。そうなの、か。
 寝よう。