(image: cmarriotti)
Vision Pro界隈の一部では、M4 Mac miniと組み合わせてVision Proを実用的に活用するスタイルが定着しつつあります。
M4 Mac miniが発売された当初、一部のRedditユーザーにより「こういうこともできますよ」というネタとして投稿されたことをきっかけに広がりを見せているスタイルで、Vision ProをMacの仮想ディスプレイとして使うことで、ディスプレイのない場所でも大きなディスプレイを使った作業空間を作り出せるというメリットがあります。
(image: Horror-End3290)
使用例はこんな感じ。 Macの仮想ディスプレイはサイス変更可能で、音声はVIsion Proから出力できます。
このワークスペースを構築するには、Vision ProとM4 Mac mini、そしてキーボードやマウスまたはトラックパッドが必要で、さらにM4 Mac miniを動作させるためにAC電源が必須となるため、基本的には室内限定のノマドスタイルになります。
1つ注意点として、MacのディスプレイとしてVision Proを使うには、まず最初にMacを操作して仮想ディスプレイに接続する必要があります。そのため、現状ではHDMI接続のディスプレイが必須となります。
この仕様の解決策としては、小さなHDMIディスプレイを持ち運ぶかiPadをHDMIディスプレイの代わりにして、そこにM4 Mac miniを接続してVision Proに接続する方法があります。セットアップ後は、Vision ProをMacの仮想ディスプレイとして使うことができます。
iPadをHDMIディスプレイにする
iPadはそのままではHDMIディスプレイとしては動作しませんが、iPadをHDMIモニターにできるアプリ「Orion」とHDMI to USB-Cビデオキャプチャーアダプターの組み合わせで、iPadをMacの外部ディスプレイとして使うことが可能となります。
Vision ProをMacの仮想ディスプレイとして活用する方法はAppleも提唱しているので、今後、visionOSがアップデートされていけば、シームレスにVision ProとMacが繋がるようになるかもしれません。セットアップにディスプレイを必要としなくなれば、さらに利用者は増えるでしょうね。
- Source Reddit
