“後で読む”サービスの走りである「Instapaper」のiPhone / iPadアプリがバージョン4.0にアップデートされ、幾つかの新機能が追加されました。
今回のアップデートによる最も大きな変化としては、iPad版の記事の一覧表示が格子状に配列されるようになったことです。このようなデザインは、各RSSリーダーやニュースリーダーアプリでも採用されているもので、iPadの大きな画面を生かして一度に多くの記事を見渡すことができます。
Instapaper
ジャンル:ニュース
バージョン:4.0
価格:¥450
とにかく記事が読み易くなったiPad版のInstapaper
この格子状のデザインを生かして、複数の記事を選択しての削除やフォルダーへの移動も非常にスムーズに行うことができます。
リーダーの使い易さに直結するフォントスタイルや明るさの調節機能は、もはや完璧なレベルにまで熟成されていて、自分の好み通りに直感的にセッティングすることが可能です。
記事の共有(Tumblr, Twitter, Evernote 等)
文書の共有は、選択からのポップアップメニューで「Share」をタップすれば、選択した文章をTumblrやTwitterで共有したり、文章丸々をEvernoteに送れます。(Evernoteのアカウント登録には、Evernote > アカウント情報 にあるメールノートのアドレスを使用。)
さらに、Instapaperが対応している一部のアプリをインストールしている場合、それらのアプリに送ることもできます。
選択語句のWikipedia検索
また、文章選択からのポップアップメニューで「Define」をタップすると、その文章をWikipediaで検索してポップアップで表示してくれます。検索結果の表示まで少し時間がかかりますが、アプリを切り替えて調べる事を考えれば非常に便利な機能です。
iPhone版もちょっと変化
iPhone版だけの新機能としては、フォントスタイルの設定にiPad版と同じものが採用された他、記事の表示画面ではステータスバーが不可視となり、より画面を有効活用できるようになっています。
[ Marco.org ]