やじうまWatch
Slackの古いメッセージをGoogleスプレッドシートへと書き出せる個人開発ツールが登場
2022年7月27日 12:00
SlackのメッセージをGoogleスプレッドシートへと書き出す個人開発ツールが登場した。
Slackはフリープランの内容改定によって、これまでのメッセージ1万件/ストレージ5GBという保存上限が撤廃される一方で、メッセージの保存期間が90日間となる。これを経過したメッセージが非表示になる仕様へと改められることから、新仕様が適用される9月1日の時点で、5月末以前の投稿は全て非表示化されることになり、多くのやり取りをストックしていた人にとっては死活問題となる。Slackが用意している公式のエクスポートツールはJSONファイルで書き出されるため閲覧には不向きだが、今回、@Tyamamoto1007氏が個人開発したこちらのツールではそうした問題もなく、また、メッセージだけでなくスレッド返信も取得可能。さらに「定期取得対象」をオンにすると、新しい投稿も週単位で取得できる。Slack APIのトークンを入力して実行するという簡単操作も特徴だ。個人開発ではあるものの多くのユーザーにフィットしそうなこのツール、1回あたりのメッセージの取得可能数などいくつか制限もあるため、リンク先で詳細を確認してほしい。
- 無料版Slackが9/1より90日前投稿が見れなくなるので、メッセージ保存ツールを個人開発してみた(Qiita)
https://qiita.com/Tyamamoto1007/items/bddff523e86016696ad2 - Slack 初の料金改定とフリープランの内容変更のお知らせ(Slack)
https://slack.com/intl/ja-jp/blog/news/pricing-and-plan-updates - Slack、プロプランの料金を9月1日より値上げ。「Digital HQ」としての価値向上を理由に(INTERNET Watch)
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1425951.html