Google、ソーシャルネットワークの米Fridgeを買収、機能は「Google+」に継承


 ニューヨークのベンチャー企業Fridgeは21日、同社がGoogleによって買収され、その機能の一部がGoogle+プロジェクトに引き継がれると発表した。買収金額などの詳細は明らかにされていないが、Fridgeの開発チームはGoogle+に合流するとしている。

 Fridgeは、ニューヨークに設立されたベンチャー企業で、ベンチャーインキュベーターのY Combinatorの支援を受けている。Fridgeは、友人たちと簡単にグループを作り、そのグループの中で動画、写真、メッセージ、投票機能等を共有できるようにしていた。こうした方法で気軽にグループを作成できる機能は珍しかったため、一部で人気を集めていた。

 Fridgeは買収によって「新鮮でエキサイティングなソーシャルグループ体験をウェブユーザーの間に創造していくというビジョンを追い続けることを楽しみにしている」と説明している。

 この買収に伴いFridgeはサービスをすでに停止した。既存ユーザーは、8月20日までにデータをダウンロードする猶予が与えられ、その後はプライバシーポリシーにのっとり、全ユーザーデータが削除されるとしている。


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(青木 大我 [email protected])

2011/7/22 12:06