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「Japan IGF 2024」11月5日~7日開催。参加無料、申し込みは11月1日17時まで受け付け

「Japan IGF」のウェブサイト

 11月5日~7日、「日本インターネットガバナンスフォーラム2024(Japan IGF 2024)」がオンライン/リアル会場で開催される。参加費は無料で、11月1日17時まで参加申し込みを受け付けている。定員はオンラインが100人、リアル会場が30人。リアル会場は、一般財団法人国際経済連携推進センター(東京都中央区日本橋室町4丁目5-1 さくら室町ビル9階)大会議室。

 IGF(Internet Governance Forum)とは、国連の主催のもと、インターネットガバナンスの問題についてマルチステークホルダーが対等な立場で対話を政策対話を行う会議。2006年から毎年開催されており、第18回となる昨年は2023年10月に京都で開催された。今年は2024年12月5日~19日、サウジアラビアのリヤドで開催される予定となっている。

 今回のJapan IGF 2024は、その国内事前会合として、「IGF 2023に向けた国内IGF活動活発化チーム」の主催で行われるものだ。国内外で話題となっているインターネットガバナンスに関連した各種取り組み・課題に関心のある人だけでなく、プログラムで取り上げる議題に関心のある人の参加も歓迎。Japan IGF 2024の参加者間での活発な議論のほか、これをきっかけに今後も継続した議論が喚起されることを期待しているという。

日本インターネットガバナンスフォーラム2024(Japan IGF 2024)プログラム予定

Day 1:11月5日(火)14:00~18:10

  • 14:45~15:45
    NTT法の改廃が与えるインパクト~安全保障のみならずデジタルデバイドや公正競争など国民的議論を~
  • 16:00~17:00
    生成AIの誤判断とデジタル社会の生命線と企業・国家リスク~人工知能が、データを検閲している。日本のクラウド利用のリスクを議論する~
  • 17:05~18:05
    国際的な児童の性的虐待画像(CSAM)に対する取組と日本の現状~生成AIが排出する児童ポルノ対策。民主主義を守りながら対策は可能か?~

Day 2:11月6日(水)13:30~18:10

  • 13:40~14:40
    スラッジ情報及び偽・誤情報に対応する資する取組について~偽・誤情報、スラッジ対策は、情報提供する側で対応可能か検討する~
  • 14:45~15:45
    地域インターネットレジストリ機構の再検討:設立認定要件の改定議論
  • 16:00~17:00
    アジアと日本のインターネットガバナンスのこれから~過去に学び未来を考える~
  • 17:05~18:05
    インターネットガバナンスの今後

Day 3:11月7日(木)12:50~17:10

  • 13:00~14:00
    Advancing the security of today's critical infrastructure - A look into RPKI, QKD and IoT ininternetworking architectures(英語でのセッション)
  • 14:05~14:50
    FTTHを活用した「草の根Webサーバー」によるリッチコンテンツ配信について~IGF 2024 Lightning Talk #43 に向けて~
  • 15:00~16:00
    日本における国内IGF活動の今後
  • 16:05~17:05
    マルチステーク・ホルダー・モデルの成立条件を考える~GDC、WSIS+20以降のインターネット・ガバナンス~

【お詫びと訂正 13:15】
 記事初出時、主催者の略称および掲載画像のウェブサイトの名称に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。