安全管理措置についてのつづきです。
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３．組織的な安全管理対策について
（１）職員、従業者の責任体制を明確にし、具体的な取り組みをすすめるための管理者、監督者や委員会を設置します。
・システム運用責任者の設置および担当者の限定をする
（２）安全管理対策の規定等の整備（文章化）と運用をすすめます。
（３）医療情報取扱い台帳の整備します。
（４）個人データの漏洩等の問題が発生したときの報告、連絡体制を整備します。
（５）安全管理対策の評価、見直しおよび改善をすすめます。
４．物理的な安全管理対策について
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・これまでは「患者と医師の信頼関係を損ねる」とする医師や医療機関の反対で開示されないケースがあった。
・従来は医療機関と保険者の間でしかやりとりされなかったが、4月以降は患者側が請求すれば、医療機関の同意がなくても保険者は開示しなければならない。苦情相談窓口の設置も努力義務となる。
・個人情報保護法には「生命、身体、財産の保護」などを目的とした例外規定があるため、「がん告知をしていない患者への開示」の場合などに、保険者が開示を拒否することはできる。
基本的に開示していくことに、何ら問題はないと考えますが、レセプト内容は、診療報酬点数制度や解釈を理解しないと、患者さん自身でのチェックは困難だと思います。
まず医療機関に治療内容や請求内容の説明を求めるように、医療機関側もしっかり宣伝して、患者さんとの信頼関係を築く、いっそうの努力が必要だと思います。
実際はわかりませんが、私のblogに「当院では全く現場の声が反映されないため、ブログで批判的にいろいろなシステム上の不備を指摘していました。」というコメントがあり、ブログに記事を書く前に、意見を言っても「反映しない」実態がどれくらいか、（これも分かりませんが）続いたのだと思います。
ブログでの記事の内容は、確か・・・
・電子カルテ記事を登録か見読する際に、PDFファイルに変換されるので時間がかかる。
・オーダの締め切り時間がきびしく、実態に合わない。
・電子カルテが成功しているとはとても言えない。
などの書き込みだったと記憶しています。
ブログでは、病院名がブログ名になっていたので、公式blogかと私は思いましたが、記事は明らかに批判的内容だったので、すぐ個人のものと分かりました。
ただ、この方法は、いいのかな・・・とは正直思っていました。
同じ日に、「ブログを読んだ病院幹部はインターネットを完全にストップさせた上、ブログの削除依頼を出すという対応にでました。どこでも病院の幹部というのはこの程度のものなのでしょうか？悲しくなりますね。」とコメントがあります。
現在は、ブログが削除されていて、hiro2002さんのその後は不明です。
その後、何人かの医師やSE、医療関係者の方が、このｂｌｏｇにhiro2002さんの現場の悲劇について、心配され、コメントを残されています。
事実がどうなのか、どういう問題があったのか今はわかりません。
明らかなのは、電子カルテを使っていた医師が悲鳴を上げていたブログが存在していたことです。批判的な意見という形で現場の苦労が伝わる内容でした。
本人不在で、重要なテーマが中途半端になっています。
「医師が使いやすい電子カルテは？」
「現場の声が届かない・届きにくいシステムは大丈夫か？」
「病院側にコーディネータが必要ではないか？」
「愚痴ではためだ」いやあれは、「医師の悲鳴である」
hiro2002さんの「悲鳴」が、そのまま聞こえなくなるのは、同じ医療関係者として、少しだけ関わったものとして残念です。
hiro2002さん。このブログをみた医師をはじめとする医療関係者との議論の場として、このブログを使って頂いても構いません。いかがでしょうか？
これまで紙による保存が義務付けられていた文書の電子保存を認める「e-文書法」が、2005年4月1日に施行されます。
正式名称は「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律」
「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」
前者は、関係する計251本の法律を個別に法改正することなく電子保存を可能にする通則法で、
後者は通則法では完全に対応できない規定の整備を行う整備法となります。
新たに電子保存が認められるのは、
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【2005年3月5日報道：個人情報保護法４月全面施行 医療カルテ開示義務化（毎日）】
４月に全面施行される個人情報保護法が、医師と患者との関係を変えそうだ。患者本人の請求があれば、医療機関はカルテや看護記録、
レセプト（診療報酬明細書）などの医療情報を原則開示しなければならない。医療事故が多発する中、開示の義務化は医療の信頼性を高め、
患者本位の医療につながるとの期待が高い。その一方で、医療事故の舞台では、肝心の医療情報が改ざんされているとの批判もある。
【改ざんがされている？】
相変わらず、「医療機関」対「患者さん」
の敵対関係があるかのように煽る記事が多いと思います。
訴訟を抱える重大事故を起こした医療機関の対応について、
担当した弁護士に調査したことも紹介されているが、「医療事故の舞台」と
"#A52A00">一般化する根拠があるとは思えない。
「一部の悪」は法の裁きをうけるべきだし、あってはならないことだ。
言いたいのは、この記事の見出しのように「一般化」してしまう感覚が理解できないということだ。
どれほど、医療機関の取材をしたのか？個人情報保護法施行前の多くの医療機関が取り組んでいる、仕事を知っているなら、
とても書けない記事だと思う。
あえて敵対関係があるかのように書いているのだろうとしか思えない。
本題は、腹立たしいことを書くことだったので、以上です。
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