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2005年 09月 10日
2005年4月末に東京都で発表された、「地域医療連携推進モデル事業補助金」は、その後どれくらいの病院が手をあげたのでしょうか?
ここ2年ほど電子カルテシステムで大きな補助金はなかったので、気になっていたのですが、あまり噂は・・・聞こえませんよね・・・。 この補助金の大きな特徴は、地域連携システムを導入するグループ単位で、それを実現する電子カルテシステムを含めて、接続費用も含めて対象にしているところです。 内容は、 連携を行うグループ単位での申請 1)対象地区がモデル地区だけでなく都内全域に拡大 2)電子カルテの種類を問わない 3)電子カルテシステム購入費やインターネット接続費までに拡大 4)電子カルテによる地域医療連携の検証も対象となる というものです。 これが、あったら使いたいと思い、わたしの居住県に、問い合わせても、残念ながら「知らない」といわれました。全国レベルではないようです。 補助金待ちで計画している病院は、たくさんあるとおもいます。今後あるかどうかわかりません。厚生労働省筋の情報では、診療報酬で財政措置をとるようですが、それも詳細はまだわかりません。 来年度で計画されている病院は、こうした情報に関係なく、導入コストやランニングコストの経営計画、導入目的などサービス計画などの準備をすすめたほうが、よさそうですね。 計画のためのポイントを次回から少しずつまとめたいと思います。
by infomedical
| 2005-09-10 13:29
| 医師のための電子カルテ
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