今すぐライブ事業者はVR配信に注力してくれ、マジで

 

今日の俺はマジだ。

この年末にPlaystation VRを買って、宇多田ヒカルのライブツアーをVRで見た訳よ。

 

ここに未来への無限大の可能性も込みで、感動したので書いていきたいと思う。

  

ライブ・コンサート周りの問題点

ライブに行くのが趣味でなくても、〇〇のチケットはファンクラブでも取れない～なんてのは聞いたことがあるよね。

嵐とかはその代表格。ファンとして如何に徳を積んできたかがここで問われるとまで言われ、当選をツイートすると「当選自慢罪」ということでしょっぴかれるらしい。狂ってる。現代社会の闇。

 

まぁ実際自分もKing Gnuのワンマン全落ちしたし、全然他人事ではない。

 

チケット当落問題だけでなく、ライブ興行に関しては特に問題が山積してますよね。

会場キャパ問題、近隣ホテル不足、チケット転売問題、去年話題になった全然客が来ない、通称沢田研二問題。

 

これらを一挙に解決できる可能性すらあるのがVRという主張をしたい。

 

VRライブを体験してみて

そもそもVRってなにか？

バーチャル・リアリティ（英: virtual reality）とは、現物・実物（オリジナル）ではないが機能としての本質は同じであるような環境を、ユーザの五感を含む感覚を刺激することにより理工学的に作り出す技術およびその体系。 略語としてVRとも。

Wikipediaより

 

所謂「仮想現実」。この手の単語は文字にすると難しくなってしまうんだが、要するにそこに実際に存在しているかのような体験を錯覚させてくれるのがPSVRのようなVR装置という訳。

 

今回体験したのは宇多田ヒカルのVRライブなんだが、これがマジで見入ってしまった。

この企画が似合うのは宇多田ヒカルかPerfumeくらいだし、まさにやるべきアーティストがやってくれたな・・・って感じだ。

こればっかりは見てもらわないとピンと来ないと思うのだが、まさに未来を見せてくれた企画だった。

最初は「遠っ！ちっさ！期待外れ過ぎる！！」と思ったのだが、自分が早漏坊やなだけでしたほんとすみません。段々近づいてきて、まるで自分に向かって歌いかけているようなそんな演出だった。うわっ近い近い！ってなる。

VRのため、かなり細長く見えてしまうって欠点はあるものの、「うわー宇多田ヒカルきれー、色っぺー」と思わせるには十分の画質とライブクオリティだった。

「光」もめちゃくちゃ好きな曲なので、これが無料！？と驚いたのだが、今回感動したのは演出がどうとかビデオの内容がどうとかいうことではない。

「あー、これでライブ見れるならそれで我慢できるかも」と思わせてくれたことだ。

 

どんなに良いライブDVDでも所詮は2次元に過ぎないけれど、これがVRとなると正に次元が違う没入感と非日常感を肌で感じた。

 

もし、これがリアルタイムで配信される時代になったらいったいどうなっちゃうんや・・・っていう未来に対して感動してしまった。

ほんとサマーウォーズでいうところのOZがガチで近づいている。

 

もしVR配信ライブが一般的になればチケットは無限に発行できるし、宿泊もいらない。

チケットは転売されないし、体力だって使わない。まぁ最前列の熱気とか押し合い圧し合いも醍醐味っちゃあ醍醐味だが、VRならではの強みだって考えたらいくらでもある。

宇多さんのマイゲームマイライフでも触れられてたが、リアルタイムで楽屋配信とかしてくれたら最高じゃないすか？ライブ前後の様子を覗けちゃうとかファンは泣いて喜ぶし、打ち上げ配信とかも夢がある。

もしかすると将来は、

VR設営→ VR楽屋→VRライブ→VR打ち上げ

 

なーんて流れが体験できるかもしれん。自分の好きなアーティストで実現したのを思い浮かべてみ？鼻血と妄想が止まらなくないっすか？？ 

課題

ただ、課題は山積みだ。 

そもそもVR装置持ってない奴が大多数なんだし、普及には時間が超かかる。

PSVRしようと思えば、少なくともPSVRとPS４が必要なんだから。まぁ６万くらいは余裕で必要。 

PlayStation 4 ジェット・ブラック 1TB (CUH-2200BB01) お好きなダウンロードソフト2本セット(配信)

PlayStation VR Special Offer

 

VRヘッドセットとしては最大手のOculus とPCで見ようとしても３万は下らない。

ただ、VRを体験した今となっては超欲しいが・・・

Oculus Go - 64 GB

 

この辺りは技術革新がなんとかしてくれることを信じるしかない。大丈夫、ハードディスクだって、昔は１０GBとかしかなかったのに今は１TBとか普通に買えちゃう時代だし格安VRヘッドセットもその内出回る・・・ハズだ。

 

それよりも配信側の方が心配だ。ヒッキーVRではこんなカメラを使ってる。兵器かよ・・・配信者にも並並ならぬ手間と費用がかかるのが一般化するのかは謎。こちらも技術革新ry

 

調べて見ると、コールドプレイとかは既にリアルタイム配信してるみたいなので、この辺りは期待大。

www.moguravr.com

 

また、知らなかったんだけど、DJのギグを専門に配信してる会社があるらしい。先述のOculusが必要なので、見れてないんだが、持ってる人は感想聞かせてください。超お願いします。アメリカのパリピのみなさんが毎日トリップしてるのか・・・？羨ましい。

thewavevr.com

 

 

いかがだったろうか？

夢、感じた？感じたよね、うん。

ライブ事業者の皆さまにおかれましてはVR配信の実現に向けて、何卒何卒ご検討の程よろしくお願いいたします。