餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

【AGT2024】シューマッハ、動物ものまねタイツ芸でゴールデンブザー獲得!

スポンサーリンク

米国のオーディション番組「AGT(アメリカズ・ゴット・タレント)2024」で、日本のお笑いコンビ《シューマッハ》が、とてつもない快挙を達成した。

まずは、とにかく見て欲しい。(芸は2:20あたりから)

Schumacher Receives A GOLDEN BUZZER From Sofía Vergara! | Auditions | AGT 2024 - YouTube

動物のかぶり物をしたシュールなタイツ芸で、会場と審査員たちを爆笑の渦に陥れ、なんと、ゴールデンブザーを獲得!したのである。

ゴールデンブザーとは、ゴット・タレントにおいて、審査員と司会者が1シーズンにたった1度だけ押す権利がある、超特別なブザーのこと。

このブザーを獲得した演者は、その時点で予選を通過。しかも《飛び級》で準々決勝に進出できる。

本当に価値の高い、スペシャルなブザーなのだ。

芸人がこのブザーを獲得することは異例で、その点においても快挙と言える。

今年のAGT2024には、チョコレートプラネットやTONIKAKU(とにかく明るい安村)も予選に出場。

どちらも会場を大いに沸かせ、予選を通過しているが、今回のシューマッハは、ゴールデンブザーの獲得により、そんな2人を飛び越してしまったのだ。

これを快挙と言わずして、何と言おう。

正直に言うと、僕はこれを最初に見た時、それほどハマらなかった。

どうしてこれがこんなに大喝采を浴びるんだろう、しかも、ゴールデンブザーまで獲得するんだろうと思った。

しかし、何度か見返すうちに、その凄さを(ようやく)納得。

この芸には、言葉の壁が存在しない。

演じられている間、言葉はひとことも発せられることがないからだ。

しかも、動物をテーマにしているので、世界中の老若男女が誰でもすぐに理解できる、ワールドワイドなシンプル芸。

演者が端正なイメージの2人組というのもポイントで、それが淡々と動物になりきっているのが、いやはや何とも面白い。

次々演じられる動物像も、一捻り、ふた捻りあって、そのラストは衝撃的。

この「何が起きるかわからない」感からの意外性は、まさにライブ向きで、僕も、会場にいたら興奮していたかもしれない。

ハマる人にはめちゃめちゃハマるタイプのネタで、ツボに入ったら止まらない系。

だからこそ、ソフィアも、ゴールデンブザーを押してしまったのだと思う。

ソフィアだけでなく、他の審査員たちも大絶賛。

ハウイはずっと立ち上がって喜んでいたし、辛口審査委員のサイモンも「ジーニアス!」と評価した。

ゴールデンブザー獲得後、会場はスタンディングオベーションで祝福。

ソフィアは2人に駆け寄って抱き合い、サイモンも握手を求めた。

いやぁ、これは本当に凄いことだ。

僕は、恥ずかしながら、今回この2人の芸を初めて見たのだけれど、かつては「笑っていいとも!」で大人気を博しており、2016年の「全日本仮装大賞」では、ユーモア賞を獲得していることがわかった。

YouTubeチャンネルの公式動画を見てみると、この動物ものまねタイツ芸は、まだまだ奥深く、さまざまなタイプのものがあるようだ。

実に馬鹿馬鹿しいのだけれど、いやはや最高に面白い。

バリエーションは多種多彩だから、準々決勝以降も大いに会場を沸かせてくれるだろう。

注目だ。