トーキョーウジキントキ(かき氷専門ブログ)

日本(と世界)のおいしいかき氷を実食&レポートするブログです。2003年スタート、2022年に「かき氷は【夏以外】がおいしいことを伝える」をコンセプトにリニューアルしました。

個室で上品焼肉コースの最後に、かき氷が待っている:秋葉原「生粋(なまいき)」

生粋(なまいき)
東京都千代田区外神田6-14-7 2F 電話:03-5817-8929  営業時間:17:00~24:00(L.O.23:00) 、月曜定休 

食べたのは…2014年4月
主な値段は…コース 5000円

 

長いこと(もう12年目…!)ブログをやっていると、「書かなかったことを後悔」とか「書けなかったことがずっと気になり続ける店」っていうのがときどきあります。私にとって、もう何年も心に引っかかっていたお店、そのうちの一つが、「よろにく」。

よろにくは、蒼井優さんがCasaでかき氷連載していたときに出てきた(今は連載終了して、『今日もかき氷』という本にまとめられています)、かき氷のおいしいお店。といっても実はかなり上品な焼肉店で、コースのデザートがかき氷なんですね。

実は私も一回だけよろにくに行ったことがあるのですが、そのときはものすごく偉い人との会食だったのでカメラなんか取り出すわけに行かず(当時は今よりも、ご飯時に写真を撮る人は少なくて、なにかと珍しがられた)、写真が撮れない、なんか緊張しちゃってかき氷の味もよく覚えてない、従ってトーキョーウジキントキにも書けない……という事情があったのでした。

 

あれからウン年の時が過ぎ、2014年の春に素敵なお誘いを受けたのです。それは、とあるグルメサイトの中の人からの「末広町に最近できたお店に行きましょう」というもの。その前にお会いしたときに彼が焼き肉マスターだと聞いたので、オススメ店を教えてください、と頼んだのです。そうしたらお誘いいただいた店が、末広町の「生粋」だった……という展開。きっすい、ではなく「なまいき」と呼びます。

 

もうちょっと補足が必要ですよね。実はこの生粋、私の心に引っかかり続けていたお店「よろにく」の姉妹店なのです。青山のよろにくよりもずいぶんお手頃な価格だけど(秋葉原価格!*1

 

……というわけで、ここまでが長い長い前振り。ここから先は写真中心に、末広町「生粋」の5000円コースを紹介していきます。トーキョーウジキントキだけど焼き肉写真が中心です……スミマセン^^;;

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豆腐のカニ肉ジュレがけ。上品!

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いきなり登場、肉の刺身。適度に脂のサシが入っていますがおいしい赤身です。口の中で溶けるー

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キムチ盛り合わせ。ここのキムチおいしいなあ。

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ここ、合法のユッケが食べられるんです。というわけで、ユッケ盛り合わせ。左から、納豆、白和え、ノーマル。白和えのユッケって初めて食べましたが、おいしいですね~。

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 ナムル。

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ここから焼き肉スタート。こちらのお店では店員さんがつきっきりで、ひとつひとつお肉を焼いてくれるので最適な焼き加減で焼き肉を楽しめます。
まずはハツ。適度な厚みでサクッと歯で切れる、良い歯ごたえ。おいしーい。

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これ、タンなんです。こういう細長い切り方珍しいですよね!タン元とタン先を除いて、タンの真ん中の部分をうすーく切るのだそう。で、このタンを焼いて……

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 塩昆布をたっぷり載せて食べるのです。おいしい!

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 このお肉なんだったかなあ。出てくるお肉がすべて絶品でやや錯乱気味……

 

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途中、お吸い物が出てきて休憩。口の中をさっぱりさせて、改めて焼き肉後半戦へ。 

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手前がシャトーブリアン、奥がシルクロース。よろにくの名物といえば「シルクロース」。生粋でもシルクロースが食べられます。食べ方がちょっと変わっていて……

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小さく丸めたごはんがでてきて、焼いたお肉をタレにたっぷりからめて食べてください、といわれるのです。うわわわわわ。おいしすぎる……!

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 たしかこれはみすじ……違ったかな?肉の名前が思い出せない^^;;

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おろしポン酢でさっぱりいただきます。

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これはたしか、ザブトンじゃなかったかなあ……違うかなあ……タレたっぷりと、卵黄に絡めて焼いたお肉を食べるのですが……のど元まで「ごはんくださいー!」といいたくなるのを我慢。

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〆はつるつるっと麺で。……ということでコースのお料理終了です。お待たせいたしました。ようやくここからがトーキョーウジキントキ的本番、かき氷タイム。

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バジルレモン。これ面白いかき氷だったなあ。デザートなんだけど、お肉を食べた口の中をさっぱりさせる目的の方が強い様な感じ。

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そしてこちらがしろくま。「クマの顔になってないので、これじゃぁただのフルーツ添えミルク氷では?」と内心思いながら食べました(ごめんなさい)。食べてると下から豆が出てきて、ああ、だからシロクマなんだな……と思ったのですが、でもやっぱりメニューにシロクマをうたうなら、果物と豆で顔を作って出してほしいなー、などと思ってしまうのでありました(めんどくさい客でほんとごめんなさい)。

かき氷は全部で4種類ありました。単品だと1000円だったかな?本来のサイズのハーフ、ということでしたが、出てきたかき氷はなかなか大きくて、四人で分け合って食べました。出てきたときには「わー、大きい!」って歓声が上がってたくらい。

 

……と書きましたが、実は内心「大きいけど、普段この量なら人と分けないで一人で食べるなー」と思っていた私(スミマセン)。次行ったときはやっぱり、かき氷だけ別で注文しよう……と思ったのでありました。結局、お肉がおいしくて感動したのでかき氷の感想は少なめ。トーキョーウジキントキとしてはなんだか締まらない感じのレポになってしまい、本当に申し訳ありません……(謝)

 

*1:末広町は秋葉原の外れ、銀座線の駅です。「生粋」は秋葉原から余裕で徒歩圏内)、よろにくとほぼ同じ内容のコースが食べられるらしい、と聞いた瞬間、私の心に浮かんだのはおいしいお肉への期待ともう一つ「今度こそかき氷の写真、撮れるかも……?!」という不埒な思いだったのでした。