結城浩のはてなブログ

ふと思いついたことをパタパタと書いてます。

命について

essaさんのエントリは途中まで正しいことを書いているが、結論は誤っている。大間違い!
essaさんは「…それをやり尽くしてそれでもダメだと思うなら、人権侵害を止める唯一の手段が自殺だと思うなら、死んだほうがいい」と書いているが、そんなことはない。自殺をしてはならない。絶対にしてはいけない。そもそも「人権侵害を止める唯一の手段が自殺だと思うなら」って、その「思う」が正しい保証がどこにある? ぎりぎりのところで苦しんでいる人が、そんな判断をちゃんとできる? 現在そう思ったとしても、誰かの一言で何かに気づくかもしれない。今日は駄目だと思っても、明日は?明後日は?一年後はどう?何かに気づいて踏みとどまることができるかもしれないじゃないか。
これはレトリックでも何でもなく、とにかく、理屈抜きで、自殺しちゃだめ!