2013-01-01から1年間の記事一覧

フル・ブルームさいたま  KARAさいたまスーパーアリーナライブ

2013年11月20日、さいたまスーパーアリーナで行われたKARA 2nd JAPAN TOUR 2013「KARASIA」に行ってきました。2014年1月でニコルと所属事務所DSPとの契約が終わるようなので、いまの五人がそろって見られる機会はもうないかもしれない、というファンにとって…

「建築学概論」のこと

c師匠の勧めで、映画「建築学概論」を見た。JYPエンターテインメントのヒットガールと私が勝手に呼んでいるMiss Aのスジが主演のひとりだということで気になっていた映画だ。スジ嬢の演技の確かさはドラマ「ビッグ」で検証済みだったので、期待して見た。武…

バズ・ラーマンの「華麗なるギャツビー」

ミュージック・フロム・バズ・ラーマンズ・華麗なるギャツビーアーティスト: サントラ,ゴティエ,ココ・O・オブ・クアドロン,カニエ・ウェスト&ジェイ・Z Featuring フランク・オーシャン&ザ・ドリーム,フローレンス・アンド・ザ・マシーン,ザ・エックス・エ…

おとしてください

K-POPの日本語詞というのはどうしても甘く感じることが多く、それは詞を書く人のセンスというようより日本語そのものに付随するのっぺり感のようなものが原因かと思う。昔日本語でロックをやろうとした人が歌詞で苦労したという話をどこかで読んだことがある…

カーリー・レイ・ジャプセンの「コール・ミー・メイビー」

少女時代のティファニーが歌っている動画を見て、すっかりはまってしまった"Call Me Maybe"。 原曲MVもおバカな作りで愛しやすい。肉体美にさんざん盛り上がっておいて目が合った瞬間に隠れるとか、相手が全然こっちを見ていないところでセクシーに車のボン…

ラジオ火事にうってつけの橋

リチャード・ブローティガンの短編集『芝生の復讐』に、女房に出て行かれた友人をなぐさめるため男ふたりで浜へ行く「太平洋ラジオ火事のこと」という話がある。そこで男達は岩場に腰かけ、安物のポルトワインを飲みながら悲しみに浸る。友人が自分の持って…

「あの花」と秩父讃頌

漫画好きの人から薦めてもらったアニメ「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」をツタヤで借りて観た。全十一話のうち、一話から九話までを吉祥寺のネットカフェで一気に鑑賞したあと晩ご飯を食べて、さっき最後の二話分が入った最終巻を見終えた。低…

レディメイドの虹

毎週日曜日の夕方6時から、J:COMチャンネルでM!Countdownのダイジェスト編集版をやるので、最近チェックしている。オープニングステージとカムバック特集、エンディングのランキング情報という構成で三十分間無駄が無く、日本語字幕つきなので韓国語を聞き取…

6周年

卒業ソングよりもこのインタビューが大事。読んで高まった部分を抜粋。 http://www.oricon.co.jp/music/interview/page/446/ ・東京ドームコンサートについて 【ハラ】 感動して、涙がたくさん出ちゃいました。 【スンヨン】 でも、泣くタイミングがみんな微…

山口晃の画に見る、都会の優しさ

山口晃 大画面作品集作者: 山口晃出版社/メーカー: 青幻舎発売日: 2012/12/03メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (15件) を見る福岡から東京に出てきて、何度か思うことは、帝都は優しいということで、しかも冷たい。冷た…

ドラマ「ビッグ」と憎い人

18歳の男子高校生の心が30歳の医師の身体と入れ替わってしまい、医師の婚約者が困惑しつつもしだいに恋人の顔をした高校生に惹かれていくという内容の韓国恋愛ドラマ「ビッグ」を見た。そのあと、ドラマを教えてくれた友人がサントラ盤CDをバーンしてくれた…

噴水公園、小沼丹のエッセイ、堺東の古墳

昔、新聞社でアルバイトをしていた頃に論説委員のおばさんから貰った焦げ茶色の革の名刺入れを今も使っている。大学五年生の秋くらいだったか、こんな非正規雇用花盛りの時代に正社員試験に受かって幸運だったねとお祝いにもらったものだ。でもその会社も一…

ジョン・アーヴィングのインタビュー

ニューヨーク・タイムズの日曜版に、作家へのインタビューがたまに掲載される。検索したら読んでみたい作家の記事もあったので、訳出してみました。 ジョン・アーヴィング ーバイ・ザ・ブック― 2012年6月10日 いま寝室においてある本は何ですか?ベッドでは…

たがわ

師匠に教わったガールズグループ、SKARF。2012年8月のデビュー時には4人だったのが、久しぶりに見たら5人になっていた。シンガポールで行われたライブの動画が優美でいい感じだったので貼る。シンガポールなのに池袋サンシャインっぽいステージと、ルーキー…

『桐島、部活やめるってよ』のひかり

朝井リョウが直木賞をとったので受賞作の『何者』を読み、デビュー作の『桐島、部活やめるってよ』を読んだ。『何者』の感想は(1)就活こええ。(2)隙のない文章だ。(3)人間関係への著者の視点の細やかさが女性作家っぽい。の三つだった。 それに対し…

ゆかいなジェームス・テイラー

年の暮れ、友達に連れて行ってもらった恵比寿のレコードバーでかかっていた曲がとても良かったので、席を立って少し離れたカウンターまで行って「この曲なんていう曲ですか」と訊ねて知った曲が、ジェームス・テイラーの「ファイヤー・アンド・レイン」だっ…

ゾンビ枠

ダニー・ボイル監督の『28日後…』という映画には、走るゾンビが登場する。生き返った死体が敏捷に動くのは変だと思われるかもしれないが、この映画では「レイジ・ウイルス」という人を凶暴にするウイルスに罹患した人間がゾンビなので、皆まさに取り憑かれた…

ナイトクラブ・オブ・ザ・リビングデッド

土曜日の夜にたまに遊びに行っていた渋谷宇田川町の臓器バーでゾンビナイトをやるというので出かけることにした。みしみし鳴る急階段をのぼってドアを開け、受付でチラシを見せながら1978円を支払うと二の腕にはんこ注射を打たれ、ドリンクチケットの代わり…

ゾンビの党

就職して、結婚して、子供も生まれたので、そろそろゾンビになるべきだと思っている。一年前のバレンタインデーの日、夜中に家でひとり『ショーン・オブ・ザ・デッド』というゾンビ映画のDVDを借りて見ながら私は小さな決心をした。それは、ゾンビを殺すより…

カミリアの休日

2010年5月8日、mixiに書いてた日記。きょう読み返したら保存したくなったので転載することにしました。* * *5月8日、赤坂プリンスホテルでKARAに会ってきました。CDボックスセットを買った人は誰でも参加できるという握手会。皆よい意味で、映像でみるの…

スンヨンのための球場 KARA東京ドームライブ

2013年1月6日東京ドームで行われたKARAのライブ「KARASIA2013 HAPPY NEW YEAR in TOKYO DOME」の記録。セットリストや詳細なライブレポートは私以外の45000人にお任せするとして、ここでは自分の印象に残ったことだけを思い出のよすがにするべく書いておきま…