7月7日のニュース

雑記

もうすぐTwitterの呟き回数が1万回を突破する。嬉しい、という気持ちはまったくなく、暗澹たる気持ちになった。

最近よく未来の時間について考える。やりたいこと、できることはいっぱいあるはずなのに、余計なことに時間をとられているとそれだけで人生終わってしまう。Twiterを観ていて(というかネットか)思うのは、他人の状況や他人の意見に一喜一憂し毒にも薬にもならない評論をあげている意見ばかりだ。

というのをイジメの問題をいつまでも取り上げている流れてくるTwitterを見ていて思った。あのねえ、かわいそうだとは思うし、問題だとは思うけど、でもそれって所詮他人ごとなのよね。今回はイジメの問題を例に取ったけど時事ネタに反応するのって凄く不自由だよ。自分でコントロールできないんだもん。他人ごとをいくら的確に批評したって、自分自身の技は冴えてこない。

どこに責任がある、誰々はこうすべきだったと考える際に重要なのは、僕たちは判断すべき対象に対してほとんど情報を持っていないということがよくあって、また持っている数少ない情報も誤っているかもしれないということだ。その結果として誰の責任がどうとかというようなことは、ほとんど現実がどうであるかとかは無関係に判断される。

ある問題が起こった時、それをなんのせいにしたらいいのかを判断することは常に困難なことだ。いじめは加害者が悪いのか? 被害者が悪いのか? それともいじめっこを育てた両親が悪いのか? 被害者の親が子どもを逃せなかったのが悪いのか? 警察が悪いのか? それとも狭い教室に人間を集めて教育するという今の教育システム自体が問題なのか? すべてが同様にそれぞれ悪いことがあるのか? 

こういった問題は責任の所在の求め方を間違えるとさらに大きな事故に繋がる可能性がある。

僕の観測範囲にあるネット上の発言をくだらないと思うのは上記のようなしっかりと情報を集め判断しなければいけないような場面でも思い込みや何の情報も持たない人間がしたり顔で識者ぶったコメントを発しまくることだ。それも一人や二人の人間ではなく。イジメのような普遍的に誰もが通過してきた問題ではみな一家言あるためにそれがさらにひどくなる(僕だってその一人だ)。

僕がTwitterでのつぶやき回数が1万回を超えることに対して暗い気持ちになるのは、関連してはいるもののそれとはもう少し別の話で、Twitterで作成される呟きなんて無駄な情報、ゴミみたいな情報がほとんどだ。上記の問題だってそうだ。僕自身はそれなりに意味のある内容にしようとは意識しているけど、そんなこと意識して時間をとられるぐらいだったら僕には他にやることがある。

僕のような凡人は「無駄な事は出来るだけ省き、必要なものにリソースを集中する」ことでしか前に進むことができないということに気づいて、昔から僕はかなりの部分に力を使うことをやめてきた。ゲームもやめ、人付き合いをやめた。Twitterもやめようと思うのだけど、でもこれがどうにも面白いんだよねえ(笑)

ついつい時間があると人のつぶやきを見てしまうし。ついでにいうとこのブログの存在は上に描いたことと思いっきし矛盾していてあばばばば。ばあ、情報にあふれているからこそ情報がない状況・空間がほしいものだなあ。

基本読書ニュース

â– コミック一冊読むコスト - 本屋のほんね

綺麗に分布しているなあ。

â– 2012年上半期ブログ内ベストセラー20 読書猿Classic: between / beyond readers

このブログ内ベストからは結構買っている。

â– NHK_PR、虚構新聞、アキバBlog――有名サイトの管理人26人を取材した書籍『中の人』、7/6発売 - はてなブックマークニュース

読んでみようかなあ。うーん。26人もいると興味ないひとが大半になっちゃうんだよね。タイトルに上がっている人達ぐらいは読みたいけど。

â– インテルが「あなたを作家にする」システムを開発、自作小説・コミック公募 -INTERNET Watch

â– 2ヶ月で文字が消えて読めなくなる本がアルゼンチンで出版 - GIGAZINE

â– 屍者の帝国 :伊藤 計劃,円城 塔|河出書房新社

ついにきた………。ていうか分厚!! 464ページ!

â– 京極夏彦氏ら、電子書籍ビジネスを斬る - Togetter

書評

â– 『世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析』 アゲと気合の日本人論 - HONZ

â– だから女はめんどくさい(安彦麻理絵): 極東ブログ

仕事とアタシどっちが大切? って質問なんか面白いな。いつかされてみたいものだ。どっちもどうでもいいと答えそうだけど。

â– 疲れた大人に、よく刺さる「心にトゲ刺す200の花束」: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

â– Kitano par Kitano: 北野武による「たけし」 - 琥珀色の戯言

映画一作もみたことないなあ。

â– 『驚きの英国史』 Keep Calm and Carry On - 成毛眞ブログ

â– 豊川『群像としての丹下研究室』:「構想力」の具体的な中身を分析したおもしろい本 - 山形浩生 の「経済のトリセツ」

ライトノベル

â– 橋本紡「ライトノベルが読みやすいと思われているのは悔しい」「月に十冊も表紙にパンツが出てる文庫はおかしい」 - Togetter

â– 電撃文庫で「月に十三冊刊行でうち十冊の表紙にパンツ」という事例は無さそう - 平和の温故知新@はてな

どんな情熱ここまでの調査に駆り立てるのだろうか。それも揚げ足取りみたいな内容だし……。まあ橋本さんは何言っているのかちょっと理解不能だけど(笑)近寄らないほうが良い。

â– ライトノベル年表と電撃文庫年表とライトノベルレーベル年表の比較 - pastport

â– 『2012年春 星海社FICTIONS新人賞 編集者座談会』2012年5月24日@星海社会議室 | 最前線

â– 痛いニュース(ノ∀`) : ラノベ編集部の新人賞の酷評が凄いと話題に - ライブドアブログ

まあ読んでいるぶんには楽しい。

â– 「ライトノベル」という名称誕生にまつわる秘話をNHK歴史番組っぽく - Togetter

全く関係ないけど、なぜ「たかがラノベ」と云われ続けるんだろうと思ったけど、それより下を対象にしたものが本格的に児童書しかないからなんだろうな。だから「たかがラノベ」と云われないようにするためには、ラノベの下ランクの中高一般向け小説を創ればいいんだな(歴史の連鎖)

â– もっとライトノベルっぽく 『新会派名』 - Togetter

わぁ、くだらない(笑)

â– 自衛隊は軍隊か?ガチ展開の軍事ラノベ『君が衛生兵で歩兵が俺で』 - 本が好き! Book ニュース

そうか……自衛隊員は文章が書けるのか? と疑問だったのだが、面白いのか……。

â– ラノベ質問状:「それがるうるの支配魔術」 “魔術”のイラスト化に苦心 - MANTANWEB(まんたんウェブ)

â– 【Spot the 電撃文庫】なまけ者の少年と聡明な皇女が織りなす壮大な架空戦記『天鏡のアルデラミン』の作者・宇野朴人先生を直撃 - 電撃オンライン