★★★★☆ 千早と時雨Pの二面性 ■如月千早 −Come for me− : 時雨P



【如月千早 −Come for me− : 時雨P】




(-.-)  遂にわたしの出番が回ってまいりました。時雨Pマニアの吉田です。以後、お見知りおきを
 (゚Д゚) (この機会に、時雨Pについてのややこい話題を語ろうって魂胆だな)
(-.-)  何か
 (゚Д゚) いえいえ、こちらの話ですともええ
(-.-)  UP後、12時間経過した現時点で3000再生弱ですか‥‥。ふざけんなオマエラ。もっと見ろ
 (゚Д゚) 意外と口悪いですよね、あなた
(-.-)  如月千早嬢に深く傾倒する時雨P、スタイリッシュな感性を持つ時雨P、この2面性が端的に現れた今作から、時雨Pの動画製作者としての可能性を探っていくのが、このエントリーの目的です
 (゚Д゚) でかい風呂敷を広げましたなあ。大丈夫?
(-.-)  あの人とは違うので大丈夫です。お任せあれ








        ネタバレ回避用空白

















(-.-)  それではまず、手始めに
 (゚Д゚) はあ
(-.-)  時雨P作品全てを再度視聴してきてください
 (゚Д゚) 無茶言うな
(-.-)  ‥‥仕方ありませんね。それでは、わかる人にだけわかる話になってしまいますがよろしいですか?
 (゚Д゚) あいつと何も変わってねえぞ
(-.-)  世間的に、時雨Pの出世作はコチラの作品だと言われています
 (゚Д゚) 押し切る気だな







 (゚Д゚) 影響を受けたPが多い初期の名作だわなあ
(-.-)  スタイリッシュさを強く押し出したのはこの作品が最初ですね。最初に感性が突き抜けた作品と言い換える事も出来るかもしれません。さて、ここで考えていただきたい。何故、如月千早嬢ではなく、天海春香嬢の作品でそれが最初に成し遂げられたのか
 (゚Д゚) ほへ?
(-.-)  時雨Pは、如月千早嬢を愛し過ぎなのです。彼女をメインに据えた初期作品において、その必要性を感じられなかったのでしょう。彼にとって、如月千早嬢作品を作る事は日常であり、生活そのもの。動画製作者としての欲がそこにはあまりない
 (゚Д゚) もうちょっとわかりやすく頼む
(-.-)  エスパーになりますがよろしいか?
 (゚Д゚) いつもと変わらんなあ
(-.-)  如月千早嬢で「それ」をやる事への不純性を感じてられたのではないでしょうか
 (゚Д゚) はあ
(-.-)  素材として『Bad Apple!!』ほど割り切る事が出来ない。どうしても千早嬢に「語らせて」しまうそのスタイルからも、そのような姿勢を感じていただけるかと。多くの千早嬢作品を作りたいという強迫観念にも似た思いと、その割り切れなさこそが、彼をして「埋もれる獅子」と呼ばせた最大の要因だとわたしは思います
 (゚Д゚) だからもうちょっとわかりやすく頼む
(-.-)  ‥‥この素人が
 (゚Д゚) 出てるぞ地が
(-.-)  ありていに言うならば、『Bad Apple!!』のような華が初期・中期時雨P作品にはないのです。動画作品としての華がない。これは、凄く不思議な事です。出来るのです。技術的にも感性的にも、そのレベルに到達している事は『Bad Apple!!』の時点で証明しているにも関わらず
 (゚Д゚) ふむふむ
(-.-)  『Bad Apple!!』以降、時雨Pは混迷の時期に入られます。如月千早嬢への愛情を形にするために、何故かそのスタイシッリュな感性を封印しているようにも思えました。その深い愛情だけが空回りしているような印象さえ持っていました
 (゚Д゚) はあ
(-.-)  そして、あのSSシリーズが始まります
 (゚Д゚) アイマス動画界の病的三大偉業の一つだな
(-.-)  溢れ過ぎる如月千早嬢への愛を、もう一度再確認するとともに、「置く」事が出来たシリーズだと思います
 (゚Д゚) 置く?
(-.-)  はい
 (゚Д゚) よくわからんのですが
(-.-)  この腐れド素人が
 (゚Д゚) やっぱ口悪いですよね、基本的に
(-.-)  whoPが、あの一人誕生祭で「置け」たように、時雨Pも置く事が出来ました。SSシリーズの開始と同時に、時雨Pが本来もっていたスタイリッシュさが顕在化しだしたのです







 (゚Д゚) おお、確かにこれはかっこよかった
(-.-)  今作につながる、小さい演出フォントのスタイリッシュさが出ています。しっとりと、かつ華のある作品ですね。高級感があると言ってもいいかもしれません。そういう意味においては、『Bad Apple!!』以降、初と言えるかもしれません。『Bad Apple!!』とはまた違い、プラスチック感を0に抑えるという試みにも成功されている名作です
 (゚Д゚) ‥‥でもさ、こっからこの作品みたいな、スタイリッシュ系のPV作品を連発ってわけでもないんだよな
(-.-)  結局のところ、単純に時雨Pは2人いると考えた方が早いのかもしれません。スタイリッシュで華のある作品を作る時雨Pと、「いつもの」時雨Pと
 (゚Д゚) はあ
(-.-)  自分が表現したい如月千早嬢の物語によって、より意識的に切り口を変えられるようになった、と言うべきでしょうか。音声やコミュや「語り」を活用し、強い物語性を持つ作品群と、スタイリッシュなPV系作品。中期作品に見られたどっちつかずさは消え、これ以降はその区別がはっきりとしだした傾向が見えます
 (゚Д゚) 別の意味で「いつもの」時雨Pってのもいるけどな
(-.-)  そのような現状において、今作を見ると非常に面白いわけです
 (゚Д゚) 長え前フリやったのう
(-.-)  あくまでスタイリッシュに、直接的にではなく如月千早嬢の二面性を「感じさせる」前半部分。この部分だけで、時雨Pがどれだけの力量を持っているかを感じる事が出来るかと
 (゚Д゚) 語らせずとも何か訴えかけてくるもんなあ。カコイイだけで収まらん情緒性があると言うか。ズシっとした重さがあるよなあ
(-.-)  そして後半部分。時雨Pの「語らせる」いつもの成分が、画面構成上の演出として機能しています。普通に見ていては読み取りきれないのですが、PV系作品としてはそれで問題が無い
 (゚Д゚) デザインになっとるのう。カコイイと言わざるを得ない
(-.-)  『Bad Apple!!』で見せた割り切りとは違う、時雨Pの新しい表現形態として、今後定着するかもしれません。更に言うならば、作品の格として、『Bad Apple!!』と同様の大作感が出ている点も見逃せないところです
 (゚Д゚) こういうセンスはこれまで見せて無かったよなあ
(-.-)  後半部分は、語らせずにはいられない「業」と捉えるべきかもしれません。これまでに語ってきた、時雨Pに「語りかけてきた」千早嬢の言葉の積み重ねが、動画作品としての新たな地平を切り開かせたのだ、と
 (゚Д゚) 壮大な話にしようとしてるなあ
(-.-)  黙れボユゲ。馬に蹴られてくたばれド畜生が
 (゚Д゚) 水を差してすまんかった
(-.-)  初期に見せてくれたスタイリッシュな感性と、長い長い如月千早嬢との歩みが、ようやく一つの地平に着地した作品だと言えるでしょう。傍から見ていると、何故こう遠回りをされなければならなかったのかと思います。ですがやはり、その歩みなくしてここには辿り着けなかったのかもしれません
 (゚Д゚) ふーん
(-.-)  ‥‥何かご不満でも?
 (゚Д゚) 言ってもいい?
(-.-)  ‥‥どうぞ
 (゚Д゚) 最近のメカ千早ブームに対して、千早スキーとして気合が入っただけの可能性ってないか?だって時雨Pって初期から出来る子じゃん。長々と語ってきたところ悪いんだけどさあ
(-.-)  ‥‥
 (゚Д゚) センスと作品の方向性が噛みあったら爆発する系のP疑惑みたいな?
(-.-)  ‥‥
 (゚Д゚) ‥‥
(-.-)  ‥‥ちょっと旅に出てもいいでしょうか。急用を思い出しまして



逃げんな! ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`ν゜)・;'. 薄々そんな気はしていましたが反省はしていません