2024に観た映画振り返り

はじめに

こんにちは。Udonです。

早いもので今年ももう終わりです。ということで、今年観た映画を振り返ってみようと思います。

今年は「週に1回映画を観る」ということを目標としました。観ない週もありましたが、週に2回観たこともあったので、平均して週に1回は観ることができました。

というわけで、今年観た映画を列挙し、簡単に感想を書いていこうと思います。

このブログに感想を書いた映画については、リンクを貼ります。

観た映画

今年は56本の映画を観ました。重複を除くと、54本でした。

以下に、今年観た映画を列挙します。

ゴジラ-1.0/C

観た日: 2024/01/12

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初回に観に行きました。ゴジラの青いチェレンコフ光が好きなんですが、白黒には白黒の良さがありました。

ルパン三世 カリオストロの城 4K+7.1ch

観た日: 2024/01/17

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『カリオストロの城』だけだと思ったら短編映画もついていました。

FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE

観た日: 2024/01/24

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昔観てボロボロ泣いた記憶があります。やはりクラウドやセフィロスがかっこいいです。

ゴールデンカムイ

観た日: 2024/01/26

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予備知識がほぼない状態で観たのですが非常に面白かったです。完結編は映画でやるんですかね。

仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド

観た日: 2024/02/02

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20年を経て再び描かれるファイズの世界。ままならない中に希望が少しだけある感じが良かったです。

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

観た日: 2024/02/16

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救いがほとんどない切ない話でしたが、鬼太郎の父親たちが大人として魅力的で非常に楽しめました。

ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突

観た日: 2024/02/23&2024/03/11

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行くぞ!ブレーザー! 我らの相棒! オールウェポン、ファイヤー! 地獄に還る時間だよ。 限界までいけぇぇぇ! がんばれブレーザー!!

マダム・ウェブ

観た日: 2024/02/23

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何かと酷評されていますが、自分はこの作品好きですよ。ただサスペンスではなかったですね。

機動戦士ガンダム SEED FREEDOM

観た日: 2024/02/26

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あまりにも神過ぎた。終盤のMeteorが流れている時はめちゃくちゃアツくなりました。

パリピ孔明 Road to Summer Sonia

観た日: 2024/03/01

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パリピ孔明をずっと観たかったので、総集編としてまとめて映画で観ることができてよかったです。Be Crazy for meの音響がすごかったです。

仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング

観た日: 2024/03/18

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ギーツの続編です。久しぶりにギーツメンバーの活躍を観ることができてよかったです。

変な家

観た日: 2024/03/28

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ホラー映画してて非常に怖くて面白かったです。その後原作小説を借りて読んでみたら結構話が違ってびっくりしました。

カラオケ行こ!

観た日: 2024/04/02

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雑食その1。主人公たちの奇妙な関係が面白かったです。そのあと夜なのにカラオケ行ってしまいました。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章

観た日: 2024/04/08

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予告編が面白そうだったので観ました。重かったです。

クラユカバ

観た日: 2024/04/12

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明治時代のような独特な世界観、本当の真相はクラガリの中という感じが非常に魅力的でした。このシリーズまた観たいですね。

オッペンハイマー

観た日: 2024/04/17

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面白かったのですが、いかんせん長かったです。RRRみたいにINTERRRVALが欲しい。

名探偵コナン 100万ドルの五稜星

観た日: 2024/04/19

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コナン映画はやっぱり派手なのがいいですね。面白かったです。ちなみに観た後終電逃しました。

クラメルカガリ

観た日: 2024/04/24

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クラガリシリーズ其の二。クラユカバとは世界観が同じようでちょっと違う感じでしたが、こちらも魅力的でした。

ゴジラ×コング 新たなる帝国

観た日: 2024/05/01

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怪獣映画といえば脳死で楽しめる怪獣バトル!!!!!!!!!!!!!!!!!!何も考えずに殴り合え!!!

「キングオージャーVSドンブラザーズ」「キングオージャーVSキョウリュウジャー」

観た日: 2024/05/08

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キングオージャーは観てなかったのでドンブラザーズ目当てだったのですが、キョウリュウジャーの魅力にも気づきました。ブレイブイン!

陰陽師0

観た日: 2024/05/22

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実質呪術廻戦じゃんって思って観たのですが、本物の呪術が最後の最後まで出てこなかったのが驚きでした。だからこそ魅力があるって感じですね。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章

観た日: 2024/05/24

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今作はさらに重かったです。エヴァ旧劇場版を観た人もこういう気持ちになったのでしょうか。

ソイレント・グリーン デジタルリマスター版

観た日: 2024/05/29

(画像撮ってなかったです)

名作ディストピア系SFです。今見ても色々考えさせられますね。作中の2024年のようには幸運にもまだなってませんが。

SAND LAND

観た日: 2024/06/05

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鳥山先生原作の映画。上映当時は観てなかったので、今回観ることができてよかったです。

関心領域

観た日: 2024/06/12

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不思議な映画でした。終盤思わず寝てしまったのですが、唐突に現代のシーンに切り替わりぎょっとしました。

蛇の道

観た日: 2024/06/17

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悪とは何かを考えさせられる作品でした。西島秀俊が出てきて、重要キャラだと思ったらあっさり死んでしまい驚きました。

九十歳。何がめでたい

観た日: 2024/06/26

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90歳になっても元気なおばあちゃんたちの話。自分の力で生きていけるうちは長生きしたいですね。

先生の白い嘘

観た日: 2024/07/09

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風間君が怖かったです。この映画は極端な例かもしれないですが、人と人が分かり合うことの難しさを感じます。

SALAAR

観た日: 2024/07/10

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しっかりINTERRRVAL付きのインド映画。続きはいつなんだろう。

デッドプール&ウルヴァリン

観た日: 2024/07/29

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ついにデップーがMCU合流!音楽も合わせて楽しめました。

劇場版モノノ怪 唐傘

観た日: 2024/07/31

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「大奥」という場所に渦巻く負の感情とそれが生み出すモノノ怪。絵が綺麗でした。

映画それいけアンパンマン! ばいきんまんとえほんのルルン

観た日: 2024/08/08&2024/08/15

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https://htn-udon.hatenablog.com/entry/2024/08/18/210659

やはりばいきんまんメインの話は面白い。

THE FIRST SLAM DUNK (24)

観た日: 2024/08/14

(画像撮ってなかったです)

一試合と各キャラの背景ストーリーに終始した内容でした。白熱の試合に手に汗握りました。

ブルーピリオド

観た日: 2024/08/20

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「俺の絵で全員殺す」の元ネタってこれだったんですね。美大合格までを描いていて、まとまりがよかったです。

ラストマイル

観た日: 2024/08/26

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かつて配送センターで仕分けの単発やってた頃を思い出しました。社会の闇の一つですね。インフラであるからこそです。

デッドプール&ウルヴァリン(吹替版)

観た日: 2024/08/31

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デプウルの吹替版。前回見逃したところを観つつ、吹替版の面白さも楽しめました。「俺ちゃん」って訳やっぱり名訳ですよね。

きみの色

観た日: 2024/09/02

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基本的にいい人しかおらず、タイトルのとおり透きとおったきれいな作品でした。

エイリアン:ロムルス

観た日: 2024/09/12

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総力をかけて命がけで戦ってもほとんど誰も助からないという絶望感がすごかったです。ゼノモーフが強すぎる。

スオミの話をしよう

観た日: 2024/09/24

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やはり女性関係で失敗してしまうとろくなことにならないという話ですね。ファムファタールとはこういうものなんでしょう。なんかの妖怪かと思ってしまいます。

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版

観た日: 2024/10/04

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さらに恐ろしくなっている今作ですが、あまり違いがわからなかったです。元から恐ろしかったのでなおさら。死亡シーンがさらに惨くなっていたのはわかりました。

機動戦士ガンダム SEED FREEDOM 特別版

観た日: 2024/10/05

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新しいキャッチコピーがイケてます。何度でも楽しめますね。

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ

観た日: 2024/10/11

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我々は彼に「魅力的な悪役であるジョーカーになること」を押し付けていた、と気づかされました。

ボルテスV レガシー

観た日: 2024/10/18

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フィリピンの愛を感じました。間延びしているシーンもありましたが圧倒的な迫力でした。

ヴェノム ザ・ラストダンス

観た日: 2024/10/25

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ヴェノムの完結編。彼らはきっちりと別れてしまいました。ヌルを登場させつつも、直接対決がまだないという上手い描き方でしたね。ヌルの本格的な登場がどこかであることを期待しています。

破墓/パミョ

観た日: 2024/11/01

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前半は韓国ホラーって感じで非常に怖かったのですが何時の間にか霊能バトルになっていました。だがそこが面白い。キャラも魅力的でした。

風都探偵 仮面ライダースカルの肖像

観た日: 2024/11/08

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翔太郎が叫ぶシーンが桐山漣すぎて驚きました。他、タブー・ドーパントなどアニメならではの演出が楽しめました。冴子の男追加は草。

アイミタガイ

観た日: 2024/11/11

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この映画もほとんどいい人しかいませんでした。良いことをしたら良いことが還ってくる。当たり前のことにしたいですね。

楽園追放 -Impelled by 10th Anniversary- 4Kアップコンバート版

観た日: 2024/11/18

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オタクの好きなものを詰め込んだような贅沢な映画でした。続編製作中らしいので楽しみです。

正体

観た日: 2024/11/29

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冤罪は何かと話題になっていますが、改めてあってはならないことだと感じました。警察の捜査が甘くあってはならないこと、無関係の人に冤罪をかけることの悪辣さ、推定無罪と人権の大切さを強く感じました。

劇場版 ドクターX FINAL

観た日:2024/12/06

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https://htn-udon.hatenablog.com/entry/2024/12/07/222021

完結編にしてようやく詳細なオリジンが描かれる女。衝撃的な展開もありましたが楽しめました。

クレイヴン・ザ・ハンター

観た日:2024/12/13

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https://htn-udon.hatenablog.com/entry/2024/12/14/152728

期待していたものとはまた違いましたが、クレイヴン単体に注目すると非常に面白い作品だったと思います。

劇場版忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師

観た日:2024/12/20

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https://htn-udon.hatenablog.com/entry/2024/12/21/182145

忍たまというコンテンツの力を感じました。雰囲気もシリアス寄りで面白かったです。

映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂

観た日:2024/12/24

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銭天堂と出会ったのは小学生の時だったので、主人公の教師に共感できました。彼を物語の中心に置き、周囲の人々がお菓子に出会っていくという構成が巧みでした。

聖☆おにいさん THE MOVIE ~ホーリー面VS悪魔軍団~

観た日:2024/12/26

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地元が舞台なので観るっきゃないですよね。面白かったのですが、Twitter上のレビューが結構散々でした。自分は好きですが、一般向けの内容ではないのかな。

おわりに

観たい映画があったときはそれを観ていましたが、毎週あるかというと怪しかったです。そういう時は、予約サイトで公開されている映画を確認し、興味があるものを観るというムーブをしていました。また、予告編を見て気になった映画をチェックするということもしていました。

今年を通じて映画を観ることが生活の一部となったので、来年も続けていきたいと思います。

ではこの記事は以上です。ありがとうございました。

完走した感想

※この記事はUdon Advent Calendar 2024 - Adventarの25日目(最終日)の記事です。

はじめに

Udon Advent Calendar 2024 - Adventarを無事完走できました。

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というわけで、最終日の記事として完走した感想を書きたいと思います。

純粋な感想

正直とても大変でした。毎日それなりのクオリティを保って記事を書くのがこんなに難しいとは思っていませんでした。ただ、それだけにやり遂げたときの達成感はすごかったです。

また、毎日カレンダーのことを考えているのはそれなりにしんどかったです。このカレンダー以外にも複数のカレンダーに参加していたので、それらのカレンダーのことも考えながら記事を書くのは大変でした。行動がカレンダーに縛られる~~

それと、技術系のことを記事にする際、自分の理解を深めるのに役立ちました。調べたり、言語化したりすることを通じて書いたことをしっかりと理解することができました。これはとても良かったです。

気づいたこと

次に、このカレンダーを通じて気づいたことを書いていきます。

思いついたらすぐにメモれ!

ブログのネタはいたるところにあります。なので、「これ面白い!」とか「これ書きたい!」と思ったことはすぐに記録するべきだと感じました。

記録していないと、そのことを忘れてしまったり、ぼんやりとしか覚えていなくて記事にするのが難しくなります。

ネタができたらすぐに書き始めろ!

ネタは四六時中どこにでも転がっているわけですが、先述したようにメモするだけだと不十分だと感じました。

なので、ひな形(見出しとか)だけでもとりあえずmdファイルを作って書いておくことが大事だと感じました。

正直物事はやり始めるのが大変とされているので、スタートアップをしっかりすることが大事だと感じました。

余裕を持って書け!

一日一個記事を書けば一応毎日投稿できるわけですが、バイトや課題で忙しく、記事を書く時間がないときがありました。そのときに余裕を持っていれば、前日に書いておいた記事を投稿することができるので、余裕を持って書くことが大事だと感じました。

開発記事など、複数個作れる記事に関しては余裕がある日に書き溜めておくべきだと強く感じました。忙しい日でも元から用意してある記事を投稿するくらいはできるので、安心感があります。

失敗したこと

ブログを書き溜めるのに夢中で、課題を放置してブログを書きまくっていたときがありました。課題はできるだけすぐ終わらせる性格なのですが、こちらを優先して少し困ったときがありました。

また、ブログを書くスケジュールをミスり、記事を投稿できたのがその日の夜、ということも数回ありました。しっかり日が変わったくらいに書けるようなスケジュールを組むべきでした。特に、映画や特撮の感想などは事前に書いておくことができないので、どこで投稿するのかを考えておくべきでした。

あと、開発記事と銘打っておきながら、書いた記事がなんかの紹介記事になってしまうことも多かったです。やはり短期間にいくつも開発するのは難しいですね。最初から「技術系記事」にでもすればよかったです。

おわりに

タスクと記事に追われつつも、いろいろな文章を書くことができて楽しかったです。充実した25日間でした。また来年もやろうと思います(研究がやばくなければ)。

目標として掲げていた「文章力の向上」や「ブログの失踪防止」ですが、両方とも「アドカレが終わった後でも書き続ける」ことが大切なものです。アドカレが終わったからと気を抜かず、これからもブログを書いていきたいと思います。

では、メリークリスマス!

副部長による締めの一記事

※この記事はMMA Advent Calendar 2024 - Adventarの25日目(最終日)の記事です。

はじめに

これにてMMA Advent Calendar 2024は終了です!お疲れ様でした!!

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参加してくれた方々

自分を含め、総勢12名によるカレンダーになりました!ありがとうございます!

内訳は20生1名、21生1名、22生5名、23生4名、24生1名という感じでした。

特にshiragiくん!たくさんの記事を書いてくれてありがとう!

内容も多岐にわたり、サーバの話から競プロ、開発記、イベントの話、選択公理、エディタ、車などなど、非常に多様でした!みんながみんな異なる活動をしているMMAらしいカレンダーだったと思います。

おわりに

改めて、参加していただき、ありがとうございました!

来年はもっとたくさんの方に参加いただけるとうれしいです。目指せ25名!

それではまた。メリークリスマス!

『仮面ライダーガヴ』16話感想

※この記事はUdon Advent Calendar 2024 - Adventarの22日目の記事です。

はじめに

今日もやっていきます。仮面ライダーガヴ感想です。

もう16話ですね。1/3が終わったということです。早い、、、

今回の内容

  • ロジョーに絆斗が連れ去られる
  • ラーゲ9、グロッタとランゴに高評価を受ける
  • ランゴの計画の一端が語られる
  • ショウマ、デンテに相談
  • 絆斗、ロジョーやジープから情報を集める
  • ショウマ、幸果からアドバイスを受ける
  • ラーゲ9、映画館で毒を用いてヒトプレスを回収し納品、闇菓子を受け取る
  • ロジョー、ランゴにヴァレンをダシにして闇菓子を打診するも受け入れられない
  • ニエルブ、新ベルトを開発
  • ショウマ、ブシュエルゴチゾウの導きで倉庫にたどり着くも、ロジョーに捕まる
  • ショウマ、絆斗と共に縄をほどき、気持ちを伝え合う
  • ロジョー、ガヴ&ヴァレンと戦闘
  • ヴァレン、ブシュエルフォームに変身、ガヴと連携してロジョーを倒す
  • はぴぱれでクリスマスパーティ
  • ニエルブ、ベルトを完成させ、ラーゲ9をユーザに選ぶ

感想

絆斗がロジョーに連れ去られました。

やはりロジョー、闇菓子を諦めるようなことはないようです。20年間食べ続けていたので、そこらへんのグラニュートよりも中毒になっている可能性は高いでしょう。己の快楽のため、手段を選んでいない感じがしました。

追撃しようとするガヴも、エネルギー切れで倒れてしまいました。ケーキングは確かに強力ですが、連戦に弱いという弱点があります。ホイップ兵を上手く使い、早期決着を狙うフォームというわけですね。

ラーゲ9はグロッタとランゴに高評価を受けました。商品生産担当のグロッタが品質を認めているので、ラーゲ9の能力はかなり高いと言えるでしょう。また、ランゴの計画も語られました。目立つバイトを使ってガヴを引き付け、ラーゲ9がヒトプレスを隠密に回収するということらしいです。理にかなっていますが、ランゴが末端のバイトたちを消耗品扱いしているということも見え隠れしています。

ショウマはデンテのところに行き、彼にロジョーに騙されたことを相談します。ショウマは彼を「信じていた」のではなく「信じたかった」と言っており、半ば諦めつつも希望を捨てきれていないという様子がわかりました。

デンテは闇菓子の魅力を語り、罪なモノを作ってしまったと零しました。闇菓子は彼とその兄が作ったものなので、デンテは元凶の一人といえるでしょう。しかし、ショウマはデンテを失うとかなり戦いづらくなってしまうので、複雑な関係性は続きそうです。また、デンテはショウマが「闇菓子から立ち直れるグラニュートがいる」と思っていることに「ストマック家に生まれながら誰に似たのか」と思っていました。やはり、デンテはショウマのことを「ショウマ・ストマック」として見ているようです。

絆斗に自分がグラニュートであることを言えていないことも相談するショウマ。しかし、デンテは「伏せたほうがいい。ヴァレンに狙われてしまう」とアドバイスします。デンテがショウマのことを大切に思っているのは間違いなさそうですね。

倉庫のような場所に連れ去られた絆斗。捕まったことを悔しがりつつも、ヴァレンバスターの位置を確認し、簡単に縄をほどいて(ロジョーの詰めが甘い?)脱出を図ります。しかし、ロジョーとジープが来たことを察知すると、冷静にまだ気を失っているふりをして情報を集めていました。絆斗のジャーナリストとしての優秀さが光っています。

ジープがエージェントを貸し与えた理由は「赤ガヴを捕まえるため」でしたが、ヴァレンを捕まえたことに関しては興味がなさそうでした。やはり彼はガヴへの復讐を生きる理由としているようです。やはり黒髪がシータのように短くなっており、シータを失ったショックから立ち直れていなさそうです。

ショウマははぴぱれで幸果から絆斗との関係についてアドバイスを受けます。改めて思いやりの大切さを教えられたショウマは、絆斗を助けるために行動することを決意します。やはり、幸果さんはショウマの第二の母親のような存在ですね。ヒロインというより、ショウマの社会性をはぐくむ存在という感じです。おやっさん枠ですね。

ラーゲ9は映画館で毒を使って人々を強制的に幸せにし、ヒトプレスとしていました。ニエルブから改造されたときに付与されたのは「ヒトプレスにする力」なので、毒は自前のものです。やはり、闇菓子を作るために用意されたような、なんとも都合の良い能力です。

ランゴのエージェントに納品し、闇菓子を受け取るラーゲ9。しかし、闇菓子に興味はないようです。中毒者ではない感じですね。やはり、ラーゲ9は自分の目的を持っているようです。しかし、その目的はまだ不明です。

ロジョーはランゴにヴァレンをダシにして闇菓子を打診しますが、受け入れられませんでした。ロジョーは直接話をさせてくれと言いますが、エージェントからは相手にされません。ヴァレンをいつでもグラニュート界に連れていける、扉の位置はどこだと叫ぶロジョー。それを聞きつけた絆斗はチャンスだと考えてあえて命乞いをし、ロジョーに連れて行かれることを選びます。しかし、エージェントに一蹴され、怒ったロジョーに回し蹴りされて気絶してしまいました。

ニエルブは新ベルトを開発していました。デンテ、酸賀両名のデータを用いています。マッドサイエンティストの技術が三位一体となっていますね。ろくなベルトじゃなさそう。

ブシュエルゴチゾウの誘導でショウマは倉庫にたどり着きます。ゴチゾウは非常に優秀ですね。そこでロジョーに接触するも、絆斗を人質にされているため無抵抗でボコボコにされます。しかしそこは強かなショウマ。あえて捕まり、絆斗のもとに確実に連れていかれることを選びます。ショウマも絆斗も非常に冷静ですね。

しかし、ロジョーはジョジョに出てくるくらいゲスですね。ショウマを煽りに煽っています。しかし、二人を捕まえたあと慢心し、目を離してしまいます。ショウマはゴチゾウの力を借りて縄をほどき、絆斗を助けます。

しかし、絆斗はショウマに対し、「このままグラニュート界へ行ってストマック社に乗り込み、グラニュートが悪いやつだと証明すればショウマも迷わず敵を討てる」という目的を明かしました。絆斗はショウマのことも思って行動していたわけです。それも知らず、ショウマは絆斗を助けようとしていたわけです。『賢者の贈り物』のようにすれ違ってしまったのでした。お互いの気持ちを伝え合った二人は和解します。

ですが、絆斗はグラニュート界へ行くことを決意しています。ショウマは自分がそこから来たことは誤魔化しつつも、情報が足りないという理由をつけて反対します。かつて12話で言った「生きててこそ」ということにも言及し、なんとか絆斗を説得できました。前のエピソードにちゃんと言及してくれると話のつながりが感じられますね。

そしてさすがに二人が縄をほどいたことに気づくロジョー。怒りのカニ走り(すごくアドリブっぽい)で二人に迫りますが、ショウマに抑えられ、その隙に絆斗がヴァレンバスターを取り戻してしまいます。人間態なら並のグラニュートはショウマに圧倒されるようですね。

そして三者変身し、戦闘に突入します。20年間の重みがあるロジョーは意地と殻の固さで食い下がりますが、ガヴ・ケーキングフォームとヴァレン・ブシュエルフォームへの変身を許してしまいます。近接武器を得たヴァレンはガヴとの連携でロジョーの殻を削り、粉塵爆発を用いてダメージを与えていきます。逃げるロジョーをホイップ兵が足止めし(そのあとケンカしてましたね、かわいい)、ライダーたちは必殺技を発動します。4週持ったロジョーも、ついに倒されてしまいました。

戦いの後、はぴぱれでクリパをするショウマと絆斗と幸果。しかし、絆斗はショウマが何か知っていると疑念を抱き、ショウマは絆斗に真実を言えないことを気に病みます。何も知らない幸果は、はぴぱれといえばこの三人!と言うのでした。

そして、ニエルブがベルトを完成させます。能力がピンキリなグラニュートから、ユーザとしてフィジカルの強さで彼が選んだグラニュートは、ラーゲ9でした。

次回予告

https://www.youtube.com/watch?v=cEHLanI_ZEs

  • ショウマ、お餅つきに参加
  • 新たな鳥型グラニュートが出現、ガヴ&ヴァレンと戦闘
  • ニエルブ、内密にラーゲ9にベルトを提供
  • 幸果が謎の女性に接触
  • ラーゲ9、ヒトプレス回収を続ける
  • ラーゲ9、仮面ライダーに変身、ガヴ&ヴァレンを圧倒

予想

ショウマはお餅つき大会に参加し、近所の子供が行方不明になっていることを知ります。その過程でラーゲ9による失踪事件がやはり目立ってきて、絆斗と共に調査し、鳥型グラニュートと戦闘することになるみたいですね。

幸果も謎の女性と接触していました。おそらくグラニュートでしょう。今まで外野だった彼女も本格的にグラニュートに関わる時期になっていくのでしょうか。

ニエルブは今回開発したベルトをラーゲ9に渡していました。二人の秘密ということで、ランゴやグロッタには内緒にしているようですね。何かの目的の切り札ということでしょうか。そんな中、ラーゲ9はヒトプレス回収を続け、仮面ライダーに変身してガヴ&ヴァレンと戦闘するようです。このライダー、公式によると「ヴラム」というらしいです。フィジカルや能力が強いので、ガヴ&ヴァレンは圧倒されるようです。ベルトはガヴの上から巻いているようでした。また、ケースにはプリンのゴチゾウ?が一つしかなかったので、ケーキング同様使い捨てではないやつのようです。形的に変身ベルトガヴやヴァレンバスターには使えなさそうです。

また、ラーゲ9は鳥型グラニュートを手助けしているようだったので、しばらくはストマック社に協力するようです。次回から帽子を外し衣装もチェンジするようですが、意外と染めていてかっこいいですね。ネクロムみたい。

また、新章のキービジュアルが公開されました(仮面ライダーWebより引用)

gavnewchapter.png

かなり不穏ですね。ヴラムがいるだけでなく、ビターチョコ?を用いたヴァレンの新フォーム(闇落ちしているようにも見える)がいますし、何より目を引くのが奥にいる「スパーキングミ」と「黒いガヴ」ですね。ネガライダーの登場らしいです。キバみたい。

キバと言えば、ヴラムにはかなりグリスと共通点がありますね。

  • 年末に初登場する
  • レバーを押し込んで変身する
  • クール系
  • 第三勢力に属する
  • 流出した技術で作成されたベルト
  • 黄色ベース
  • ベルトは青色ベース
  • 主人公勢とアイテムの規格が少し異なる
  • 名前が三文字
  • 演じる人は特撮経験者

また、背景がグラニュート界なので、そこに舞台が移る可能性もありますね。今後の展開にも目が離せません。

おわりに

今日で年内の放送は終わりです。続きは1/5らしいのですが、非常に楽しみですね。

ではまた、明日の記事でお会いしましょう。

劇場版『忍たま』感想

※この記事はUdon Advent Calendar 2024 - Adventarの21日目の記事です。

はじめに

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劇場版『忍たま』を観てきました。今回はその感想を書こうと思います。

レイトで観に行ったんですが、結構人がいました。九割くらいが女性の方だった気がします。

感想

忍たまを最後に観たのが多分10年以上前だったんですが、声優以外ほとんどのキャラをなんとなく覚えていました。断片的ですが、前提となるエピソードなどもなんとなく把握した状態で観ました。

土井先生がイケボすぎる

忍たまを観ていた時はまったく声優を意識していなかった(知識がなかった)ので、土井先生の声優が関俊彦さんだと知ってびっくりしました。

去年の今頃はゲゲ郎で一世を風靡していたわけなので、毎年流行っていてすごいと思います。女性ファンが多いのも納得です。

ほかのキャラも声優さんが豪華で、忍たまのコンテンツ力の高さを感じました。

大人たちの本気

受けた印象として、まず「大人たちが本気になると怖いしかっこいい」ということですね。アニメを観ていた時はコメディ要素ばかりに注目していたので、今回のようにシリアスな展開の映画では大人な雰囲気が強かったです。

山田先生や学園長、土井先生は優しい先生って印象でしたが今回の映画ではプロとしての強さを遺憾なく発揮しており、「忍者」という職業としての強さを感じました。

大人たちが本気を出すと味方サイドは頼もしく、敵サイドは恐ろしいということがよくわかりました。年齢を重ねてから改めて観たから気づいたことなんだと感じます。

タソガレドキの忍者たちも、序盤は手伝いをしてくれたりといい人たちな感じでしたが、天鬼を容赦なく(毒をつけた手裏剣で)排除しようとしたり、今回の件での混乱を利用して領地を広げたりと、抜け目のなさを感じました。

上級生強くない?

上級生ってあんなに強いんですね。先生から直々に任務を与えられたり、自分たちで作戦を立てて行動していたりと、明らかに下級生とは違う存在感がありました。

実戦の面でも、道具や情報操作を駆使して敵の砦をかき乱すなど、忍者らしい戦術を用いていました。課題で近くの城に潜入するというものが与えられるらしいので、忍術学園の教育水準の高さがわかりますね。

調べてみたら1~4年生は学部生、5年生は修士課程、6年生は博士課程のようなイメージらしいです。それはここまで差がつきますね。学年を経るごとに脱落したり学園を去ったりする人もいるので、少数精鋭になっていくわけです。

特に6年生は1年生のときに土井先生に教えてもらっていたので、直接対決のときの動揺はすさまじいものだったでしょう。それでも、本気の天鬼に相対して死なずに済むあたり、能力の高さを感じます。

学園に在学する学生ながら、「大人」の領域に踏み込んでいる感じがしました。しかし、それでも最上級の忍者には敵わないということもきっちり描写されていて、シビアでした。

1年生たちも1年生で、しっかりと情報を集め、論理的に土井先生の場所を探し、砦への侵入に成功していたので、やはり高い能力を持っていると感じました。

シリアスな八方斎

稗田八方斎といえばアニメではコメディリリーフとしての印象が強かったのですが、今回は頭を打ったことからシリアスな悪役になっていました。

しかし、ドクタケ忍者隊との絆はしっかりと強く、かなりの長尺を取って行われたダンスシーンは見ごたえがありました。「正義は立場により変わる」ということの説得力もあります。

未遂に終わりましたが、天鬼に1年生の三人を斬らせ、万一記憶が戻った際の保険をかけようとするなど、非常に冷酷な一面も見せていました。

総じて、この映画をシリアスなものとして進行していくためのよいヴィランだと感じました。

戦国時代の闇

物乞いが描写されていたり、かなりリアルな戦争の描写、ぼかされてたとはいえ流血と火炎の中から生き延びた土井先生の過去、軒下で震えていたきり丸の過去など、戦国時代の闇を感じるシーンはきっちり描かれていました。こういう描写が作品の雰囲気を確固たるものにしていると思います。

終盤記憶を取り戻した天鬼の指示で配給があって多少は報われた感がありましたが、それも一時的なもので根本的な解決には至ってないのが厳しいです。

気になったところ

くノ一クラスの人たちも印象に残っているんですが、今回の映画では尺の都合かまったく出てこなかったですね。そこは少し残念です。

おわりに

忍たままた見たくなりました。再履修しようかな。

いろいろやってたら書くのが遅くなってしまいました。そろそろ記事のストックも底をついてきたので、がんばります。

では、また明日の記事でお会いしましょう。

『仮面ライダーガヴ』15話感想

※この記事はUdon Advent Calendar 2024 - Adventarの15日目の記事です。

はじめに

今日もやっていきましょう!ガヴ感想です。

今日は特に予定がなかったのでリアタイできました。

今回の内容

  • ニエルブと酸賀の協力関係が確定
  • ショウマ、『賢者の贈り物』を読む
  • ショウマと幸果と絆斗、福引き所の手伝いをする
  • 可児、闇菓子を得られず作戦変更
  • ストマック家の人間はシータの死に特に動揺せず
  • ニエルブ、お菓子(プリン)を使った研究を進める
  • 可児、ショウマと接触。ストマック社を抜けたいことを告白
  • 絆斗、ロジョーを倒そうとしショウマとすれ違う
  • ラーゲ9、行動を開始し法廷の人間をヒトプレスにする
  • ショウマ、デンテから情報を得る
  • ガヴ、可児を助けるも裏切られ、ジープのエージェントと戦闘
  • ヴァレン、ロジョー・エージェントと戦闘するも敗北

感想

マッドサイエンティストコンビ

ニエルブと酸賀がかなり前からつながっていたことが判明しました。グラニュートの器官もおそらくニエルブが手配したものでしょう。

10話で酸賀が手に入れていた映像もニエルブが撮影したものでした。気になる伏線が早めに回収されるのはうれしいですね。

ニエルブは手に入れたゴチゾウを酸賀に渡し、酸賀は人間のお菓子についての情報をニエルブに渡していました。ニエルブはお菓子を食べても何も感じていないようでしたが、プリンを研究するようです。ほかにもチョコやポテチなども手に入れていました。ここから何を発明するのか気になります。

賢者の贈り物

ショウマは文庫本を読んでいました。かなり漢字が使えるようになってきたということでしょう。

彼はこの話が、「互いを思いやる気持ちが大切」ということを伝えていると幸果から(ギャル語で)学びました。自分としてはそれもあるけどサプライズにはリスクがある、という寓話だと思っていますが。

ショウマは大切な人にプレゼントを贈り、思いやりの気持ちを伝えたいと考えます。

その後幸果とショウマは福引きの手伝いをします。撮影は夏だったらしいです。暑そう。

ショウマは早速ブシュエルゴチゾウを絆斗に手渡します。しかし、上手く気持ちは伝えられず、思い悩みます。

そんなとき可児が登場。彼は絆斗とショウマをおびき寄せ、上手くショウマに接触。闇菓子を諦め、ストマック社から抜けたいという気持ちを吐露します。彼を一度信用し、河原で彼と会話するショウマ。可児は迫真の演技でショウマを説得します。しかし、絆斗が登場し、可児は逃げ出してしまいます。人の姿でも容赦なくヴァレンバスターで銃撃するのはかなりキマってますね。

グラニュートを取り逃したショウマを責める絆斗。グラニュートにお互い母親を闇菓子のスパイスにされていることを理由に、グラニュートを早く殲滅仕様とする絆斗。ショウマはグラニュートを信じようとしますが、絆斗は信じることができません。それどころか、ショウマがどこまで知っているのか疑念を抱きます。

ショウマは「闇菓子を広めるストマック社が悪」、絆斗は「グラニュート全てが悪」という考えです。

ラーゲ9について

ラーゲ9、クラゲの神経毒?で人を強制的に幸せにし(ドーパミンか何かを分泌させているよう)て質の良いヒトプレスを作るという行動を取っていました。かなり強者のようです。

彼の目的はなんなのでしょうか?彼はどうやらストマック社の中枢に近づこうとしているようです。

公式サイトで「改造されていないならストマック社のバイトはしてこなかったグラニュート」と言われていたので、「元々バイトをしていて、また始めた」というわけではなさそうです。ランゴやニエルブも初対面のようでした。

というわけで、何か目的があってストマック社に潜り込んだようですね。

能力はえげつないですが、ヒトプレスにするだけでは人間は完全には死なないので、後で解放する気なのでは?と思いましたが、納品してないのに実績ができるわけないので人間を助けようとかは思ってなさそうです。そもそも現在のグラニュートに人間に味方する理由がないですもんね。

ということから、以下の三つのどれかかなと思いました。

  • ストマック家の技術を盗もうとする産業スパイ
  • ストマック家が違法な闇菓子を広めているという証拠をつかもうとする公安警察のようなもの
  • ストマック社でのし上がろうとする野心家

どちらにせよ、第三勢力となりそうな感じです。2つめにしては正義感がなさそうだったのでおそらく1つめか3つめかな、、、

「やっと」って言葉が気になります。長年ストマック社を狙っていたことは間違いなさそうです。

デンテからの情報

彼はストマック社に関わっていたので、闇菓子がどういうものかは熟知していそうです。そんな彼が闇菓子から足を洗うことは難しいというので、闇菓子の魅力は恐ろしいものだということでしょう。

闇菓子から足を洗おうとしても、ストマック社に関わった時点で秘密を抱えているので、バイトをやめようとしたら消されるかもしれない、とのことでした。闇バイトも真っ青ですね。

逆に、彼のように人間のお菓子の魅力に気づければ、闇菓子に染まったグラニュートでも闇菓子から足を洗える可能性があるということかもしれません。おそらくデンテはかつて闇菓子を食べていたので。

ただ、ニエルブがお菓子を食べても無反応だったので、グラニュートが人間のお菓子にハマるのは珍しいんでしょうね。

ジープの行動

どこかの倉庫でシータの遺したミミックキーを見つめるジープ。オールアップはまだ出ていないとはいえOPからシータが消えていたので生存は絶望的でしょう。ここから幻影で出てくるのかもしれません。

また、完全に壊れているかと言われるとそうではなさそうで、ロジョーにエージェントを与えていました。何が目的なんでしょうか?ガヴに復讐できるなら手段は選ばないという感じなんでしょうか。このエージェントも割と強かったです。前はブシュエルに簡単にやられてたのに。

また、前回の予告でランゴがそれなりにシータの死で動揺しているように見えましたが、実際はそこまででもなく、ジープは子供のくせにと言われ、グロッタはいくらシータとジープとはいえ赤ガヴにやられたことに少し驚いているようでした。ニエルブはニエルブでシータがやられたことでガヴのデータが取れたことに喜んでいました。また、やはりシータ・ジープと兄姉たちとはかなりの実力差があるようです。そして、政略結婚が無くなってもランゴはそんなに残念そうに見えなかったので、単に政略結婚の話は本当にやることがないからあてがって最低限の仕事はさせよう、的な感じだったのかもしれません。

ホイップ兵

前回は槍で戦っていたホイップ兵ですが、召喚時にゴチゾウを消費することで武装することができるようです。これはかなり強力で、ガヴとしては型落ちしたフォームを有効活用できて作劇上でも便利そうです。グルキャンとか与えたら強そうです。

必殺技を発動するときは応援していたので、意識はやはりゴチゾウなのでしょう。

やはり裏切るロジョー

やはりロジョーは最初から闇菓子を諦めておらず、ヒトプレスが集まらない代わりに仮面ライダーを騙して倒しストマック社に突き出そうとするという行動を取りました。

前回の予告からロジョーとの戦闘になることはわかっていましたが、やはりという展開でした。

これはグラニュートが全体的に終わっているというより、やはり闇菓子の影響なんでしょうね。現にショウマの言う通り(人間にとって)善玉寄りのグラニュートもいるわけですし(ショウマや、ギリギリデンテ)。

しかし、ロジョーの思惑とは別に、ショウマと絆斗のすれ違いを強化する方向にもなってしまいました。絆斗はグラニュートは信用できない

絆斗とショウマの情報差もこれからの展開に響いてきそうです。ショウマがグラニュートであること。そして闇菓子を広めるストマック家の一員だということ。これらが明かされるとき、どのような展開が待ち受けているのでしょうか。

絆斗とロジョーの決戦。ヴァレンバスターを起動しながらプロレス技をかけ、チョコだまりに倒してヴァレンに変身する流れはかっこよかったです。そんなヴァレンでもロジョーとエージェント二体の数の差には苦戦を強いられ、フォームチェンジの機会も奪われてしまいます。

というか、前々回のロジョーと仲良さそうにする展開はなんだったんでしょうか?よくある謎シーンとして片付けられそうです。縦に走ろうとしてカニだから上手く走れないように、ロジョーが実はユーモラスなやつだということでしょうか?(闇菓子に関わらないなら良いやつ、みたいな)

ガヴの到着も間に合わず(この展開11話でもありましたね)、ロジョーの必殺横歩きを受け、ヴァレンは強制変身解除に追い込まれてしまいます(三回目)。踏みつけられる絆斗で今回は終了でした。

次回予告

https://www.youtube.com/watch?v=xFv90MRBP34

  • ラーゲ9、大量の人間をヒトプレスにしていく
  • デンテ、ショウマにアドバイスをする
  • ショウマと絆斗、ロジョーに捕まる
  • ジープ再登場
  • 幸果、ショウマにアドバイスをする
  • ニエルブが新しいドライバーを作る
  • 絆斗がグラニュート界へ行く意志を見せる
  • ヴァレンのブシュエルフォーム登場

予想

ラーゲ9の行動は止まらないですね。次回は劇場の観客を今回と同様の手口でヒトプレスにしていました。ショウマや絆斗はまだ彼の存在を知らないので、直接対決はまだ先になりそうです。

デンテはショウマに何か言っていましたが、おそらく「ショウマがグラニュートだとバレたらヴァレンにやられる、だから秘密にしろ」ってことだと思います。

ショウマと絆斗はロジョーに捕まるようです。縛られていてかなりヤバそうですが大丈夫でしょうか?

また、ジープがまた出てきます。黒髪をシータくらい短くすると予想されていましたがそんなに切っていませんでした。14話ラストは衝動的な行動だったということでしょう。ただ、ガヴを積極的に倒しに行かないようで、シータを失ったことからまだ立ち直れていないようです。

幸果は絆斗とすれ違ってしまったショウマにアドバイスをするようです。やはり彼女はヒロインというよりショウマを導く母親のような存在として描かれるのでしょう。

また、ニエルブが新しいドライバーを作っていました。プロップは玩具を使っているようでビス孔が目立っていましたがおそらくプレバンでしょう。今回プリンを研究していたので、プリンの力を使ったドライバーになるのかもしれません。使用者はおそらくラーゲ9でしょう。

また、絆斗はグラニュートの世界に潜入する意志があるようです。彼にとってグラニュートの殲滅が最優先事項なので、本拠地に行けるなら願ったりかなったりということですね。もしかしたら中盤で絆斗がグラニュート界に行く「潜入編」のようなものがあるかもしれません。

また、ブシュエルゴチゾウをロジョーから取り返し、ヴァレンがブシュエルフォームに変身します。ブッシュドノエルはクリスマスシーズンしか食べられないので、ショウマは今のうちに食べてゴチゾウを確保しておいたほうが良さそうです。このように、フォームの型落ちを「お菓子のシーズンが終わった」で表現できるのはガヴの作品としての強みですね。

おわりに

今回もかなり話が動きました。今後ラーゲ9がどういった行動をしていくのか、楽しみです。

次回で今年のガヴは放送終了なので、最後まで楽しみたいと思います。クリスマス退場はあるのかな?(多分シータがその枠だった)

ではまた、明日の記事でお会いしましょう。

『クレイヴン・ザ・ハンター』の感想

※この記事はUdon Advent Calendar 2024 - Adventarの14日目の記事です。

はじめに

『クレイヴン・ザ・ハンター』が公開されたので、友達と公開日に観に行きました。

この記事でコミコンに一緒に行った友達ですね。

kraven.jpg

コミコンで冒頭映像は観ていて、主演のコメントもあり期待値がかなり高い中での鑑賞でした。

感想

100点満点中55点くらいだと思いました。良い点があるからこそ、諸所の悪い点が気になってしまうのが残念です。

個人的にはマダムウェブ以下だったかな、と思ってしまいました。でも普通にマダムウェブ好きですよ僕(75点くらいだった)。

良かった点

クレイヴンのキャラがしっかりしていた

彼の「狩人」としての信念、父親との確執と複雑な感情、そして弟への愛。これは全編通してぶれることはなく、一貫したテーマとして描かれていて良いと思いました。

彼が殺したのは密猟などをする悪なので、そういうダークヒーローとしての描写があったのも彼を理解するのに一役買いました。

アクションが良い

弟を連れ去った車を生身で追いかけるシーンはものすごく見ごたえがありました。彼の弟を大切に思う気持ちが強調されるだけでなく、ハラハラドキドキしながら観ることができました。

クレイヴンの能力描写がしっかりしている

遠くの相手をとらえる視力や、強化された聴力、相手に忍び寄る隠密性などはしっかりと描写されており、クレイヴンがどういう力を持っているのかということがはっきりとわかりました。

カメレオンになるまでの流れ

クレイヴン=セルゲイの異母兄弟として生まれたディミトリ。いつも逃げ隠れし、貧弱で父親からも見放され気味で(誕生日には祝ってもらうなど、最低限の期待はされていた)、兄にずっとコンプレックスを抱いていた彼。

ライノに誘拐され、指を詰められてしまうなど散々な目に遭った後は、自分の弱さを捨てて父親の組織を継ぎ、カメレオンとなって兄と袂を分かちます。自由に姿を変える力と元からついていた声真似の才能を生かし、変幻自在の存在になったわけです。

しかし、ヴィランになってしまった後すぐに映画が終わってしまったので、本格的な活躍がなかったのが残念です。

クレイヴンシリーズの一作目として観ると十分

伏線を張るだけ張ったような感じもありましたが、クレイヴンを監督の言うようにシリーズものとしてとらえると非常に完成度は高いと思います。

クレイヴン2では、明かされなかった数々の謎を解き明かすなどの展開を期待したいです。

今後シリーズ化し、スパイダーマンと戦うところまでいってほしいですね。

悪かった点

R15である必要があったか?

確かに、ライノの部下をいろいろバイオレンスな方法で殺すシーンは良かったのですが、ゲ謎真生版と同様にR15まで行くか?とは思いました。

PG12とかで良かったんじゃないでしょうか?

明確にR15だな~と思ったのは尖ったとこに引っ張って体をばらばらにするとこだけでした。全体的にロボコップの一作目の方がグロいです。

ザ・フォーリーナー要る??

あいつ誰だよ、、、

観終わった後に元ネタを探してみたんですが見つかりませんでした。本当に誰??検索してもジャッキーチェンの映画しか出てこないです。

諦めずに探していたら、どうやら原作でプロの暗殺者として登場し、クレイヴンやカメレオンとも戦ったキャラらしいです。無から生えてきたやつではないらしい。

能力はDIO様や咲夜みたいに時間を止めていたか、クイックシルバーのように高速で動いていたかだと思ったんですが、瞳力を使った催眠術のようなものだったらしいです。だから不意打ちには弱く、クレイヴンを殺しかけたところでカリプソにやられてしまいました。

一緒に観た友達も同意見でした。強そうだっただけに、クレイヴン復活のための舞台装置として雑に処理されたのが悲しかったです。

こいつの尺を削ったらもう少しクレイヴンの覚醒シーンとかに尺を回せたのではないかなと思ってしまいます。

カリプソがフェードアウトした

クレイヴンの命を二度救ったものの、終盤急にフェードアウトしてしまい、二度と登場することはありませんでした。

彼女の祖母が何者だったのか、彼女はその後どうなったのか、ということがかなり気がかりです。

原作ではクレイヴンの妻(パートナー)だったらしいので、雑に扱われたようで残念でした。中盤の絡みは良かったので、最後まで出ていてほしかったです。

覚醒・最終決戦シーンが弱い

クレイヴンが覚醒し、良く知られた能力に目覚めるシーンのインパクトが弱いと感じました。

世間的には厳しい評価を受けていたマダムウェブでも、ここはしっかりしていたんです。グレートウェブを繋ぐ者としての能力に覚醒し、子供たちを助けてエゼキエルを打ち倒すシーンがありました。MCUなどの映画でも、たいていこういったシーンはあります(特にオリジンを描く作品は)。起承転結の転+結ですね。こういう展開があるからこそ、オリジン映画としての価値が出ると考えています。

クレイヴンの覚醒シーンに尺を割き、予告のあの火のついた槍を掲げるシーンを入れたら良かったですね。というか予告のシーンを楽しみにしてたのに実際ないのやめてほしいです。ジョーカー2でもありましたよね(あれはミスリードとして受け止められなくもない)。

今考えるとエキスを二度飲んで復活し、バッファロー?を率いてライノと戦うシーンが一応最終決戦と言えなくもないですが、観ていて最終決戦とは思えなかったのが残念でした。

エキスを二度飲んだことで、動物を操る能力が発現したと考えるとギリ覚醒したといえなくはないですがインパクトがないですね。

せめてバッファロー?たちに「俺に力を貸せ」とか言ってほしかったです。

ライノ退場

ライノとクレイヴンとの激しい戦闘の末、クレイヴンの機転で彼はバッファロー?の群れに突っ込み、落命してしまします。

ライノは原作でも名物ヴィランなので、ここで使い捨ててしまうのは非常にもったいないです。原作の、母親のお墓の前で雨の中スパイダーマンと戦う話はかなり印象的なんですが。

落命した明確な証拠はないですが、動かなくなっていたしその後言及すらされないので生存は絶望的でしょう。

親父越えがあっさりしすぎ

ライノをけしかけたのが父親だと判明し、父親からの誘いを跳ねのけ彼を熊に襲わせるシーン。父親の銃から弾を抜き、彼を否定した感じだったのはとても良かったのですが、尺が短くてあっさりしていました。

「俺は親父とは違う」と何回も繰り返していたので、ここはしっかり描いてほしかったと思いました。

ジャケットを着る流れが雑に見える

弟がカメレオンとなり、父が残したものがあるということでクレイヴンは原作で良く知られているジャケットを着ます。

父を否定したあとすぐに彼が残したものを受け入れ、よく知られた姿になるという流れが少し不自然に感じました。とりあえず着させとけ感。

父の作った組織を否定したのに、弟に知らずのうちに継がれていて、その意味でも親父越えが意味なさすぎるように感じるのが残念です。

というか、ポスターとかで描かれてた姿になったの、多分一分もなかったですよね。鏡の前に座ってエンドロールが始まったとき、「終わり?!」と思いました。ポスクレもなかったし。

一応、上映時間は127分でSSU最長だったらしいです。体感時間マダムウェブより短かったのに、、、

まとめ

SSUはいったん終了ということですが、最終作品としては非常に残念だったと思いました。

続きのための伏線を張りまくるのはいいんですが、それが回収される見込みがしばらくないということが惜しいです。伏線は確認できただけで以下のものがあります。

  • カメレオンが率いる新組織
  • ライノ・カメレオンを改造した者の正体
  • カリプソの祖母の正体
  • クレイヴンの力の源はなんなのか
  • ライノの生死
  • デイリー・ビューグル
  • クレイブンの母が狂った理由、なぜ蜘蛛が見えていたのか

ただ、監督はクレイヴンを三部作として構想しているらしいので、SSU関係なく、「クレイヴンとしての物語」をきっちり描いてほしいかなと思います。

また、SSUが今後再び再開するなら、以下のことをやってほしいなと妄想しています。

スパイダーマンを出す

いい加減スパイダーマン本人の映画を作ってほしいです。

マダムウェブであの世界のピーターが登場していたので、そこを掘り下げていただきたいところです。「スパイダーマン」を謳ったユニバースで本人が登場しないのはどうかと思います。

一応、「映像化されていなかったたくさんのヴィランを出し、満を持してスパイダーマン登場」という流れは面白いと感じています。「たくさんのヒーローたちVS強大な一つの敵」というMCUと差別化できていますし。

しかし、残念ながらそれが大衆に受け入れられていないことは否めません。なので、立て直しを図るならまずスパイダーマンを出すことが優先かなって感じです。

マイルス実写化という手もあるので、いくらでもスパイダーマンは出せそうな気がしますしね。

また、クレイヴンが毒を盛られたときに見た蜘蛛の幻影も、今後スパイダーマンとぶつかることを示唆しているように感じました。実現してほしいですね。

ヴィラン集結の映画を作る

せっかくモービウスのポスクレとかでヴィラン集結の伏線を作っているので、それを回収してほしいです。

SSUで出てきたヴィランとしては

  • モービウス
  • ヴァルチャー
  • エゼキエル
  • クレイヴン
  • カメレオン
  • ザ・フォーリーナー
  • ライノ

がいます。「シニスター・シックス」が企画されていたらしいので、ここを放り投げるのはもったいないですね。

SSUにおける「アベンジャーズ」的な映画は絶対必要です。ユニバースである意味が無くなってしまいますからね。

ソニーにはいったんSSUを考え直し、皆が納得する形でスパイダーマンとしての作品群を練り直して欲しいと思いました。

おわりに

いろいろ残念だった今作ですが、クレイヴンのキャラクターはしっかりと描かれていたので、今後の展開に期待しています。

ではまた、明日の記事でお会いしましょう。