「今、問われるコミュニケーション能力とは? ―ボランティア活動におけることばと文化― 」tsudaりまとめ。

ボランティア活動っていうのは、受益者とボランティアもそうだし、ボランティア同士もそうなのだけど、ちょっと深い関係築かれちゃうところがあると思っていて、それだけに難しさというのも感じている。
そういうところにヒントをもらえないかと思って、シンポジウムに行ってきた。
11/21(土)早稲田大学国際言語文化研究所公開シンポジウム 「今、問われるコミュニケーション能力とは? ―ボランティア活動におけることばと文化― 」
このイベントのtsudaりをまとめる。
参加した結果、いろいろと自分の中で考えがまとまって、それも下の方に書いてる。


  • シンポジウム「今、問われるコミュニケーション力とは?」〜ボランティア活動におけることばと文化〜 聞きにきてる。今は学生からの事例報告。どんなボランティア活動をしてるのかという。 posted at 14:44:03
  • あ、ハッシュタグつけよ。tsudaらないけど、面白いところは書いてく。 #comvol0911 posted at 14:49:37
  • WAVOCの学生NGO æ©‹-Qiao-の発表。中国のハンセン病回復村でワークキャンプをやってる。 #comvol0911 posted at 14:54:11
  • WAVOC教員の西尾さんから聞いた話。街で出会ったお爺さんの車イスを押してあげた、これはボランティア。では車イスの友人と飲みに行くために車イスを押した、これはボランティアか?ボランティアという言葉は相手との心の距離感を表しているのではないか。 #comvol0911 posted at 14:57:11
  • 学生話うまいなー。 #comvol0911 posted at 14:59:43
  • 続いて鎌倉てらこやの発表。鎌倉のお寺で子供を集めて遊んだり朗読会したり。 #comvol0911 posted at 15:06:07
  • 子供に対して、一所懸命接していると、相手も一所懸命になってくれる。ボランティアメンバーに自分の思いを一所懸命伝えると、みんな一所懸命取り組んでくれる。そういう活動してると、子供の親も一所懸命関わってくれるし、サポート企業も一所懸命関わってくれる。 #comvol0911 posted at 15:11:40
  • 親御さんはホントに熱く関わってくれる。2泊3日の合宿には有給をとって参加してくれたり、打ち上げでは涙を流したり。自分は寺子屋がないとやることがなくなってしまうし、親御さんもよく電話してくれたりと、てらこやが関わってくれている人の居場所になっているとおもう。 #comvol0911 posted at 15:20:03
  • もともとボランティアという意識では関わっていなかった。楽しいから関わっているし、そこから自分がいろんなものを得ているという感じが強い。 #comvol0911 posted at 15:21:46
  • 学生の発表終わり。休憩。定員120名だけど客席はかなり埋まっている。休憩明けは基調講演1.早稲田の多賀秀敏先生から「海外におけるボランティア活動と大学性の役割」 #comvol0911 posted at 15:26:10
  • 司会の原さんて方がプロっぽいというか女優っぽいというか火サスっぽい。 #comvol0911 posted at 15:28:45
  • 多賀先生の紹介。早稲田の卒業式で語った、途上国の子供達を奮い立たせる言葉、金や物をやるという言葉でなく、子供達の将来に関わる言葉、子供達の未来を作る言葉をかけてやるも、いい顔をして喜ぶ。 #comvol0911 posted at 15:36:06
  • 多賀さん、JVC代表理事の谷山さんと親友。JVCはラオスの乳幼児死亡率を改善するための衛生事業をやっていたが、金が足りなかった。多賀さんが「その活動が良い活動なら、社会は認めて金を出す」と言って、新潟の学校で講演をさせた。 #comvol0911 posted at 15:45:36
  • ラオスの乳幼児死亡率の話を聞いた学生が黙っていなかった。「あんなこと言われて、放っておくつもりか?」学生を中心としてバザーをやった。100万円集めてJVCに送った。職員の給料や事務費などの集まりにくいことに使うようにと申し送った。 #comvol0911 posted at 15:49:03
  • 単発の寄付では無責任だと、バザーはそれからずっと続けてる。それをやる団体として新潟ボランティアセンターを作った。 #comvol0911 posted at 15:50:17
  • ベトナムの学校建設も行った。あとで抜き打ちチェックに行くと、早朝クラスをやっていた。スラムの子供は昼間働くので、その子達向けにやっていた。学校のガードマンを雇うのに支援したが、2年目からはコミュニティで賄った。 #comvol0911 posted at 15:55:45
  • 頭でっかちのNGOは物品は持ち込まないというが、持ち込むことが援助漬けになるとは限らない。 #comvol0911 posted at 15:56:33
  • その日暮らしのストリートチルドレンに「未来をあげる、学校にいかせてやる」と言うと、彼らの目に力が入った。教育で自分たちの未来が開かれるのを、直感しているようだった。 #comvol0911 posted at 15:59:55
  • 多賀さんが父親に言われ続けた言葉「秀敏くん、勉強は人のためにするんだ、よく覚えておきなさい。」 #comvol0911 posted at 16:01:00
  • 続いて前駐フィンランド日本大使の本田均さんから、「フィンランドの外国語教育と国際交流」 #comvol0911 posted at 16:03:57
  • わかさ生活から「やさしいフィンランド」というでっかい本が配られた。これを日本の小学校に寄贈したんだとか。わかさ生活はフィンランドのブルーベリーをつかった商品を取り扱っている関係がある。 #comvol0911 posted at 16:30:53
  • つづいて早稲田の先生方によるパネルディスカッション。パネラーは伊藤玄二郎、花光里香、西尾雄志、佐川佳之、鎌倉てらこやの上江洲慎、コーディネーターは池田雅之。 #comvol0911 posted at 16:46:38
  • テーマは「伝える力・聴く力-社会貢献活動を通してのコミュニケーションのあり方」 #comvol0911 posted at 16:48:02
  • 各パネラーからのお話。西尾「早稲田のポランティア参加者は、他大と比べてずば抜けて多い。早稲田の校風も要因。WAVOCでは、ボランティアでの体験活動、様々なプロジェクトを、様々な社会問題との出会いの場。現場での人との出会いは学生にとってとても貴重。 #comvol0911 posted at 17:04:46
  • フリースクールに携わってる佐川さん「フリースクールには、お手伝いに行き、逆に自分が受け入れられる経験をしてから携わりはじめた。生徒から時々死にたいというような思いメールが来て、ケアしなきゃと思うので参ってしまう。外とのコミュニケーション、アドバイスが大事。 #comvol0911 posted at 17:28:54
  • 西尾「ボランティアという言葉は心の距離感を表しているのではないか、もっと近づけた方が良いのではと思っていたが、近すぎても共感疲れがあるという話が佐川さんからあった。新しい視点で勉強になった。 #comvol0911 posted at 18:05:07
  • 質疑「ボランティアはお金がもらえない、生活との両立はどうするか?」上江洲「自分は職員として給料を貰ってる。社会企業なんかもある」客席「寺子屋のボランティアはフリーターが多い。一度日当を払ったが、返却された。お金以外の物を得てるからいいんだと。 #comvol0911 posted at 18:09:09
  • 質疑「100%相手の立場に立ってコミュニケーションする訳ではない。自分のアイデンティティは保っている。その上での摩擦はないのか?」佐川「共感疲労があると、相手は発達障害だというようにカテゴリー化せざるをえない場合があり、そこがジレンマ。 #comvol0911 posted at 18:13:37
  • 池田「てらこやではスーパーフラットと言ってる。子供、学生、親が対等なパートナーシップを結ぶ。背景も持っているものも違うけど、それをやるのが大切。 #comvol0911 posted at 18:15:40
  • 終わったー。感想戦しよう。 #comvol0911 posted at 18:27:01
  • 僕は今回コミュニケーションというのを2つの視点で聞いてた。A.ボランティアと受益者、B.ボランティア同士の関係。 #comvol0911 posted at 18:29:25
  • そのどちらについても距離感がキーワードになるのかな。 #comvol0911 posted at 18:33:06
  • A.では、一所懸命やれば相手も一所懸命応えてくれるというのがある。継続的に活動するためや、自立を促すため、最適な距離が必要。それは一所懸命やらないということではないね。隠し事のない十分なコミュニケーションがあれば一所懸命は伝わる。 #comvol0911 posted at 18:38:39
  • B.は難しい。ボランティアに来てる人は年齢性別背景はもとより、モチベーションすら全然違うので、それぞれが望んでる距離感も様々。まず一お互い所懸命思いを伝えてというところまではいいけど、それでモチベーションの溝は全ては埋まらないし、費やせるリソースも様々。 #comvol0911 posted at 18:44:24
  • 思いを共有しつつ、自分のやりたい範囲でリソースを費やし、その貢献度が少なくても罪悪感を抱かずに済む、そういう距離感でコミュニケーション取れればいいのかな。 #comvol0911 posted at 18:46:17
  • そのためには?なにより仕事を振って動かすんじゃなくて、自発的に手をあげてもらうのが大事かなあ。その上で、誰が何をやったか漏らさず記録して評価することで、どれだけかでも貢献してるんだってことを示す。 #comvol0911 posted at 18:50:34
  • じゃあ手をあげやすい関係を作るには?自分のことだけじゃなくて、人のやることも一所懸命サポートすることじゃないか。逆にサポートされたときは漏らさず感謝、評価すること。そんなとこかなー。 #comvol0911 posted at 18:58:13