2025年街びらき!高輪ゲートウェイシティは都心最大級の街づくりプロジェクトだった

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JR東日本が手掛ける高輪ゲートウェイシティ開発プロジェクトは、六本木ヒルズを上回る規模を誇る都心最大級の再開発事業です。

品川駅から田町駅までの約1.6kmにわたるエリアを一体的に開発し、最先端技術と環境配慮型の街づくりを目指しています。

壮大な規模を誇る開発計画

本プロジェクトの核となるのは、5本の大規模ビル群です。

その中でも特に注目を集めているのが、駅直結のツインタワーです。このツインタワーには、最新のオフィススペースや多彩な商業施設が入居予定で、新たなビジネスハブとしての機能が期待されています。

また、街区内には独自のエネルギーセンターを備えたビルも建設されます。このセンターでは、飲食店から出る生ごみをバイオ発電に活用するなど、革新的な再生可能エネルギーシステムを導入。街全体でサステナブルな環境作りを目指します。

新たなビジネス拠点としての可能性

高輪ゲートウェイシティは、スタートアップ企業と大手企業が共存する新たなビジネス拠点として期待されています。

すでにKDDIやマルハニチロなどの大手企業が本社機能の移転を予定しており、多様な企業の集積による相乗効果が見込まれます。

さらに、高級ホテルチェーンとして知られるマリオットの新規ホテルも開業予定で、国際的なビジネス環境の整備も進められています。

未来志向の街づくりとテクノロジー

本プロジェクトの最大の特徴は、街全体のデジタル化を目指す「デジタルツイン」構想です。

KDDIとの協業により、街全体からさまざまなデータを収集・活用し、仮想空間上で街を完全に再現することを目指しています。

これまで個別のビルレベルでは実現されてきたデジタルツインですが、街区全体での実装は世界でも類を見ない試みとなります。カメラの設置やデータ共有など、さまざまな課題がありますが、街ぐるみでの取り組みにより、これらの課題解決を目指します!!

快適な生活環境の整備

居住施設も充実しており、インターナショナルスクールの誘致も予定されています。

また、街区内では自動運転モビリティの導入も計画されており、最先端の交通システムによる利便性の向上も図られます。

気になるところはお金ですが…やはり不動産価値も注目を集めており、坪単価は700~800万円と言われています。この価格帯は、エリアの将来性と開発規模を反映したものといえるでしょう。

開発スケジュールと今後の展望

2025年3月の街開きを予定していますが、この時点ではツインタワーの完成が主となります。その他の建物や、デジタルツインなどの先進的なコンセプトの完全実現には、さらなる時間を要する見込みです。

しかし、このプロジェクトは単なる再開発にとどまらず、未来の都市の在り方を示す先駆的な取り組みとして、国内外から大きな注目を集めていますよ。

環境配慮、先端技術の活用、そして快適な生活空間の創出という3つの要素を高次元で実現する、新しい街づくりのモデルケースとなることが期待されています。

今後の展開に期待です!

<2024.12.11 J-WAVE放送より>




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