本日の転載2:あす「自由と生存のメーデー」〜初の歌舞伎町サウンドデモ実現へ

http://www.labornetjp.org/news/2007/1177827173437staff01

清水です。

いよいよ明日です! 個人賛同が100人を超えました!!

http://mayday2007.nobody.jp/
自由と生存のメーデー07──プレカリアートの反攻
──生きることはよい。生存を貶めるな!
──低賃金・長時間労働を撤廃しろ。まともに暮らせる賃金と保障を!
──社会的排除と選別を許すな。やられたままで黙ってはいないぞ!
──殺すことはない。戦争の廃絶を!
──メーデーを抗議と連帯と反攻の日に!

「格差」と「貧困」が社会的な課題としてにわかに取りざたされている。しかし雇用の流動化はさらに進められ、生きるための基盤はますます不安定なものへと置き換えられるばかりだ。政府は問題を「機会の不足」へと矮小化し、格差と貧困の責任を私たちの就業能力、起業能力の欠如に還元しようとしている。その帰結は、生存を「自立」競争の勝利者への褒賞に変えることに他ならない。

しかし、彼らが言うように未来なく不安定なこの生を自分のせいにされ、頭と体と感情をすり減らすことはない。働かない・働けないことへの侮蔑と嘲笑と同情におびえる日々を終わらせるための反攻はすでに始まっているからだ。労働を道徳と結びつけ、勝ち誇って人に生きる資格を問う者たちに、差別と排除で人々を切り分け敵対させる者たちに、私たちは全身で反対する。「ただ生きること」を肯定する私たちは、この社会にもたらされている「戦争」を拒絶し、侮蔑と不正に連帯で応じる。この自由と生存の日に!プレカリアートの反攻の日に!

2007年3月23日 「自由と生存のメーデー 07」実行委員会

〈運営上の確認〉 政治的立場の違いを暴力によって「解決」することを実践し、その行為と思想を正当化し続ける人びとの参加はおことわりします。

■日 時:2007年4月30日(月・振替休日)開場12時30分
■場 所:大久保区民センター4F多目的ホール
■集 合:12:00-12:30 大久保区民センター(新宿区大久保2-12-7)※JR新大久保駅から明治通り方向に約600m。ペアーレ新宿裏
■主 催:「自由と生存のメーデー07」実行委員会
■呼びかけ:フリーター全般労働組合
■連絡先:フリーター全般労働組合
〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-16-13 MKビル2階
電話:03-3373-0180 e-mail:paff(at)sanpal.co.jp

【反攻1】メーデー宣言集会(区民センターホール) 13:00〜

誰かの惻隠の情を満たすために私たちの生があるのではない。私たちは開発と保護に晒され続ける弱き者、力なき者では断じてないからである。私たちは自立への孤立を拒み、連帯の中に自律を求める。つねに別の世界を企み変革を要求する。不安定な生を強いられる私たちは、反攻の日を宣言する。

【反攻2】歌舞伎町周回!サウンド+?デモ 14:30〜

サウンドデモはついに新宿大ガードをくぐり、靖国通りを歌舞伎町へと進む。警視庁が数十年にわたって拒否し続けたコースだ。プレカリアートのデモは多様者の力で異例な「前例」を作り続ける。

デモコース 
区民センター⇒(大久保通り)⇒新大久保・大久保駅前⇒(小滝橋通り)⇒新宿大ガード⇒(靖国通り)⇒歌舞伎町前⇒OIMEN横⇒(明治通り)⇒(大久保通り)⇒区民センター

※当日デモは各種メディアによって取材されます。顔を撮影されたくない方はサングラスなどで適宜ご対応ください。

【反攻3】プレカリアート交流集会(区民センターホール) 16:30〜

反攻の開始を祝おう。生をさまざまに交錯させ、プレカリアート運動の未来を作り出そう。

発 言
伊藤みどりさん(働く女性の全国センター)
吉田比呂子さん(三多摩合同労組・中大生協闘争)
トークセッション
司会:雨宮処凛(作家:近著『生きさせろ!─難民化する若者たち』太田出版、『バンギャル ア ゴーゴー』講談社)/QT(フリーター全般労働組合)
提起:湯浅誠(NPO法人 舫(もやい)事務局長:近著『本当に困った人のための生活保護申請マニュアル』同文館出版)/矢部史郎(思想誌『VOL』編集委員:近著『愛と暴力の現代思想』青土社)
軽食ブース by 抵抗食の会(仮)(区民センター調理室)
分散会
上映
「プレカリオ・ストリート PRECARIO STREETS(仮)」約90分
監督・編集/葛西峰雄・梅地展之(映画美学校ドキュメンタリー・コース)
※集会参加:会場費カンパ500円/デモのみ参加:無料