JJUG CCC 2024 Fallに登壇しました! #jjug_ccc

2024/10/27に行われたJJUG CCC 2024 Fallに登壇しました。

この記事では登壇の振り返りを行い、登壇内容の詳細は話しません。

【登壇資料】

www.docswell.com

振り返り

まさにこの1年の集大成というべき登壇でした。

この一年間はコミュニティへの積極的な参加を進め、登壇機会も増やしていました。コミュニティ活動を通してありがたいことにフィードバックや交流を得て、今回の登壇に繋がりました。

ここからは、まとまりのない、かなりお気持ち寄りな振り返りになります。

まずは登壇のテーマについてです。今回は「Mutation Testing」をテーマに話したのですが、話そうと思ったきっかけはPHPカンファレンス小田原で聞いた、Kanonさん のセッションがきっかけです。

phpcon-odawara.jp

fortee.jp

このセッションでMutation Testingについて触れられています。一応概念として名前は知っていたものの詳細は知らなかったので、学び直すきっかけとなりました。同時にJava界隈であんまりMutation Testingについて話したことがないことに気づき、JJUGでのテーマにしようと考えました。

私はもともとPHPのエンジニアではありませんが、PHP界隈は非常に温かいコミュニティで、PHPカンファレンス小田原もPHP系とそれ以外とでタイムテーブルが組まれており、PHPの現在を知るとともに、ソフトウェアエンジニアについて幅広く学ぶことができました。

そんなエンジニアコミュニティでもたくさんのことを学び、この登壇に繋がりました。

今年からイベントのスタッフ参加を始めました。最初に参加したのはObject-Oriented Conferenceです。

ooc.dev

参加理由は個人的にオブジェクト指向に関心があったことが大きいですが、JJUG CCCでもスタッフ参加したいと考えていたので、そこにつなげたいという思いがありました。

Object-Oriented Conferenceは4年ぶり開催ということで、前回スタッフからの継続があまりなく、初参加であっても参加しやすい土壌がありました。一方でJJUG CCCは半年に1回なので完全に初めてとなるとちょっと気後れしました(JJUG CCCもボランティアスタッフとして参加してみると、とても優しくしてくれて、杞憂だったことは後で分かる話です)。

思惑通りObject-Oriented Conferenceでボランティアスタッフでやることと、ボランティアスタッフ仲間(?)と知り合うことができ、JJUG CCCへの弾みとなりました(私がオブジェクト指向に関心があったように、他にもObject-Oriented ConferenceのボランティアスタッフでJJUG CCCのに参加する人が数名いました)。

ところで、「JJUG CCCでもスタッフ参加したいと考えていた」理由についてです。 私はJJUG CCC 2024 Springより前に2回JJUG CCCで登壇しており、一般参加でも数回参加しています。初回の参加は当時の会社の先輩に連れて行ってもらい、刺激を受けると同時に「いつかここで登壇してやる」と心の内で決意していました。

登壇という目標を果たしたところで、周囲を改めて見たときに事前準備、当日含め献身的にサポートしてくださったスタッフの皆さんがいることを認識し、自分が享受するだけではよくないなと感じました(個人の感想であり、他の人に強いるものではないです)。このような経緯でボランティアスタッフ参加に向けて少しずつ準備していたわけです。

さて、JJUGコミュニティへの積極的な参加をして、知り合いが増え、懇親会でも様々な話ができるようになりました。その中で、この熱量あるエンジニアトークをもっと気軽にしたいと考えるようになりました。わがままですね。

で、東葛.devを作りました。そのへんのお気持ちは次の記事にあります。

hk-it.hatenablog.com

ローカルなコミュニティを作ると今度は近所のコミュニティが気になるようになります。そこで見つけたのが Kashiwa.rb と Funabashi.devです。

kashiwarb.connpass.com

funabashidev.connpass.com

とりあえず両方参加しました。敵情視察と近所のエンジニア仲間探しです。私が地域でコミュニティ活動できているのは、地域の人たちのおかげなので、同じような活動をしている人は私も応援したいです。こうして、地域エンジニアとその場限りではない関係を作ることができました。

話はJJUG CCC 2024 Fallに戻ります。最初にJJUG CCC 2024 Fallは「この1年の集大成というべき登壇」と書きましたが、地域コミュニティ活動もJJUG CCCに繋がりました。

なんと、Funabashi.devで知り合ったエンジニアやObject-Oriented Conferenceで知り合ったエンジニアが登壇を見に来てくださったのです。他にも東葛.devのメンバーに登壇資料を事前に確認してもらったり、Kashiwa.rbでは前日にあったKaigi on Railsの登壇者がいて、もろもろ共感を得たりとコミュニティにとても助けられ、成長させられた一年だったと感じます。

今後について

来年の抱負にはちょっと早い気もしますが、頑張りたいことを宣言しておきます。

来年は初めてコアスタッフを務める エンジニアがこの先生きのこるためのカンファレンス2025 があります。

kinoko-conf.dev

すでにいろいろ準備はしていますが、来てもらえた人が楽しめるように、そしてスタッフ一同も最高に楽しめるように尽力します!

また、東葛.devは継続的に活動して、ご近所付き合いの延長のような感じのコミュニティが作れればと考えています。そのために活動拠点を広げたり、協力してくれる人を増やしたり、できることからやっていきます。

登壇テーマと少しかぶるのですが、私の得意領域というか、「この先生きのこる」道はクロスコミュニティであると感じています。複数言語、マネジメント、インフラ、クラウド、設計手法 etc.。とにかくいろいろやっているので、横断することでの強さをこれからも活かしていけたらと思います。

あ、あと本業もがんばります。

引き続き、私や私の周囲のコミュニティをよろしくお願いします。エンジニアがより楽しく活動できますように!