その680:【画像大量】住居跡&店舗跡&廃旅館&廃銭湯&廃院etc【明治村】

 

 

*基本データ

 

場所:愛知県犬山市字内山1番地

行った日:2024/12/29

廃墟になった日: 廃墟じゃないともいえるし、それぞれ廃墟になった日があるともいえる

詳しく:移転復元された数々の明治時代の建築物を見ることができる村。一般入村のほか住民登録(年間パスポート)もできる。

 

*評価

 

怖さ:☆☆☆☆☆

廃れさ:☆☆☆☆☆

見つけやすさ:入村料2200円

 

*あれこれ

 

 

その213:【画像大量】廃電車&住居跡&店舗跡&廃旅館&廃銭湯etc【江戸東京たてもの園】 - 廃墟ガールの廃ログのように 歴史的価値のある建物がわんさか保存されている村、とのことで前々から行ってみたかった明治村で遊んでまいりました。廃墟ではないのですが、江戸東京たてもの園同様に楽しかったメモです。あれから5年経ち、すこしはオトナの立ち居振る舞いができているかと思いきや、結局コント的シチュエーションフォトを撮って遊んでは変わらずでした。多いのでずらりと写真館よろしく貼りつけてメモしておこうと思います。

 

 

村の中は広くて――想像の数倍は広大でした――汽車や電車やバスが走っていました。

 

 

tougoku dancin

 

その373: 【画像大量】旧相川拘置支所【1年越し佐渡4/4】 - 廃墟ガールの廃ログ、その606:【写真大量】旧奈良監獄【滑り込み参加】 - 廃墟ガールの廃ログ

 

 

お昼を食べるだけでも照明にうっとり。お味にもうっとり。ちゃんとした飲食店が村内の広さに対して少ないので、食べ終わってお店を出るときには行列ができていました。

 

眞と真の合わせ技みたいな文字！

 

写真館の写真でした。ちょっとしたところにもチューリップがあしらわれていて憎い。

 

 

その655:JACK&BETTY&American World【からっと岩手3/6】 - 廃墟ガールの廃ログ

なんでステンドグラスはこんなに綺麗なのか。

 

 

銭湯、劇場、理容院。色味がみんな揃ってクラシカル。

 

 

すぐ召喚されようとするんだから·····丸ノ内線散歩企画【28駅全制覇】 - 廃墟ガールの廃ログ

 

 

縫製工場や製糸場で使われていた機械たちが置かれているエリア。奥に皇族のみなさまを運んだ列車もあった。

 

 

赤十字の病院。入口の木彫りレリーフが美しい。すごい立体感です。しかし明治村個人的ベスト被写体はこの｢ベスト｣ちゃん。カタカナ書いてあるの初めて会いました。

 

正直時間切れで見切れなかったのでつまみぐい的写真が続くところもあります。以下など。

 

 

その317:海望【レツゴーキューシュー4/7】 - 廃墟ガールの廃ログ

 

 

 

 

その450:針尾送信所【バースデー長崎3/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、その657:釜石鉱山【からっと岩手5/6】 - 廃墟ガールの廃ログ、その670:地下壕第一電信室【てげ宮崎4/?】 - 廃墟ガールの廃ログ

 

 

町医者、のようなコンパクトな診療所もありました。CとFどちらでも測れる温度計、むしろ新鮮です。

 

 

その400:旧福島県尋常中学校本館【400記事】 - 廃墟ガールの廃ログ

 

 

帝国ホテルでお茶しばいて休憩。

 

駆け足で見切れなかったにも関わらずこのボリューム。また行かねばなりません。ごちそうさまでございました。

その679:桃花台西駅

 

 

*基本データ

 

場所:愛知県小牧市古雅3丁目

行った日:2024/12/29

廃墟になった日:2006/10/01

詳しく:その509: 桃花台新交通桃花台線【交通安全愛知1/4】 - 廃墟ガールの廃ログの停車駅。

 

*評価

 

怖さ:★☆☆☆☆

廃れさ:★★☆☆☆

見つけやすさ:★★★★☆

 

*あれこれ

 

 

愛知県は狂気ぶた――公園や遊歩道や団地にあるぶたの象形遊具です、センスと狂気に満ちているため勝手にそう呼んでいます――がたくさんあります。年末にぶたちゃんをたくさん保護してきました。(cf.ぶたちゃんについて→その２：いとしの狂気ぶた／lovely happy crazy sleepy kyokibuta - 写真と文、ぶたちゃんのアカウント→https://x.com/kyokibuta)

 

たまたま桃花台を通過して次の目的地に行く途中、駅舎を見つけてしまったので寄り道せざるをえませんでした。1年前に見に行った今はなきループレールの仲間です。

 

時間帯も相まってなんともノスタルジックになってしまいました。もちろん写真には収めていませんが、この広場でサッカーをしている少年がひとりいて、さらに相乗効果でした。

 

改札跡地。駅名が書いてあったであろう看板の枠組みもありました。もの寂しいです。

 

歩道橋からも。ループ同様に駅も順次撤去されていくのでしょう。(cf.廃駅→その230:志免鉱業所竪坑櫓&志免鉄道【気まぐれ福岡/志免町】 - 廃墟ガールの廃ログ、その310:【画像大量】信越本線新線横川～軽井沢間【廃線ウォーク】 - 廃墟ガールの廃ログ、その379: 博物館動物園駅 - 廃墟ガールの廃ログ、その511:小野浦駅【交通安全愛知3/4】 - 廃墟ガールの廃ログ、その555:高畠駅【サクラ山形4/6】 - 廃墟ガールの廃ログ、その564:【昭和レトロ2/2】豊後森機関庫【鶏肉大分8/8】 - 廃墟ガールの廃ログ、その634:【4時間目】三河大草駅&コンクリ遺構&三谷温泉ロープウェイ - 廃墟ガールの廃ログ)

 

コトブキ製のスプリング遊具、ハニーとビーと桃花台西駅。

 

 

最後は助手席から撮ってもらったレールの途中たちです。

 

 

*おまけ

 

おまけは念願の泊まりたかった円柱ホテルの写真でございます。たくさんある人生の目標のひとつがまたしても叶いました。(cf.人生の目標のひとつ→その152:ORIENT EXPRESS【LE TRAIN】 - 廃墟ガールの廃ログ、その641:【上陸】端島【ゴールデン長崎4/7】 - 廃墟ガールの廃ログ)

 

 

チェックイン夜とチェックアウト朝の姿。外観からしてわくわくが止まりません。

 

 

高まる地図です。わたしの中ではその556:【画像大量】済生館&文翔館【サクラ山形5/6】 - 廃墟ガールの廃ログと並んで不可思議間取り建築物に認定しています。

 

部屋に入ってしまえばそこまで円形の恩恵は受けません。

 

なんといってもホテルの目玉はこちら。ではレッツゴー。

 

 

10階建て、てっぺんに来ました。1番上の扉へは行けません。

 

なんてお美しい·····そりゃ3点リーダも付いてしまいます。(cf.螺旋展望台→その452: 佐世保要塞 石原岳堡塁【バースデー長崎4/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、円形小学校→その587:避暑失敗北海道㉒ - 廃墟ガールの廃ログ)

 

 

そろそろ降りてゆきましょう。もちろんぐるぐるを堪能しつつ、です。

 

螺旋と並んで美しいのは、3~10階が客室なのですが、各部屋のドアがフロアごとに色分けされているところです。もう完全にミステリィの舞台になりそうです。黄色いドア……！ とテンションに任せて声に出しましたが、同行者さんはすべてがFになるを知りませんでした……。

109876543の色見本をメモしておきます。TOCしかり、フロアごとに異なるコンセプトになっていたり色が違っていたりする建物はなんにせよ痺れます。

 

 

下からも見上げておかないとです。早くもまた利用したい気持ちていっぱいです。ありがとうございました。

その678:澤野医院

 

 

*基本データ

 

場所:静岡県袋井市川井444-1

行った日:2024/11/03

廃墟になった日:2001/01/20記念館として開館

詳しく:1727年から続く内科医院。 1999年4月23日に袋井市指定文化財となった。

 

*評価

 

怖さ:★☆☆☆☆

廃れさ:★☆☆☆☆

見つけやすさ:土日祝開館

 

*あれこれ

 

 

新年明けまして、ぐねぐねのおうちからスタートしますがこちらは廃墟ではもちろんございません。デザイナーズオブデザイナーズのおうちでございます。

 

 

こちらは無料で中を見学することができる医院跡地でございます。(cf.保存されし歴史ある医院シリーズ→その507: 【画像大量】杉浦醫院【撮りすぎ山梨7】 - 廃墟ガールの廃ログ、その531:五十嵐医院【撮りすぎ静岡2/10】 - 廃墟ガールの廃ログ、その556:【画像大量】済生館&文翔館【サクラ山形5/6】 - 廃墟ガールの廃ログ)

 

この手の医院にはついつい長居しがちです。ほらもう、入口からこの通り。

 

この型板ガラスはなに柄でしょうか？ しげり？

 

かわいらしいアイテムが無限に並びますので、写真展てきに画像を並べてテンポよくゆきます。

 

 

ベッドに置かれるアーチ型の針金は患部に寝具が当たらないようにするものだそうです。

 

イベントの際に復刻版としてグッズ化されたらしいお薬袋も並んでいました。ほしい。

 

こちらはしきし柄でしょうか。ちびくてかわいいです。

 

 

カセッテケース。なんて味があるのでしょう。当時の手書きラベルのまま展示してくださっていまして、｢58 胸｣｢57 一般｣などの文字が確認できます。

 

診察ブースです。うまく撮れませんでしたがこの洋館、天井に窓があって日中は日が差しこむ設計になっているようです。医院でなくとも技ありの構造すぎます。

 

箱まで残っている薬品は非常に珍しいそうです。たしかにあまり見かけないかもしれません。さまざまなフォントのかわいいこと！

 

 

消化器、で合っているかわかりませんが消化アイテムです。懐中電灯的置き方をされていらっしゃいました。

 

近くの商店などで配っていたチラシも飾ってありました。写真はありませんが百貨店のハンカチがまとめ買いでお安そうでした。

 

このへんはおなじみご親族のかたや先生のコレクション展示コーナー。

 

外観もかわいらしい洋装でした。こちらは入れないエリアでしたが、目をこらすと窓の向こうにお茶会の卓みたいな景色が見えてきます。

ごちそうさまでございました。

 

 

*おまけ

 

こちらもささやかですが見にゆきましたので貼っておきます。羽ばたく鳥が印象的です。

 

 

最後に。静岡へは前回記事のメロン(その677:セイジュ - 廃墟ガールの廃ログ)のほかにメイン目的がありました。大道芸ワールドカップというイベントです。存在すら知らず初めて参加したのですがめちゃんこおもしろく、1日のみの参戦のはずがもう1日おかわりしました(金曜から日曜の4日間もやっています。大規模イベント、宴、祭です)。もともと、そこまで詳しくはないですがなにかのパフォーマンスを生で見るのは好きです。お笑い、吹奏楽部の友人の定期演奏会、シルクドソレイユ、レッドブル・エアレース(その212:府中通信施設【の、周辺】 - 廃墟ガールの廃ログ)など。何度も全身が毛羽立って、目を丸くして、息をのみました。

 

 

イタリアからいらっしゃったシャボン玉の魔法使いの写真を置いておきます。あと写真はないのですが人生で初めて生で変面を見ました。ミステリに中国人(異能の怪人)を出してはいけないのがようくわかる技でした。