僕の二倍くらいの体の大きさをした鳥がいました。 その鳥の身体は針金と毛布でできているようでした。 その鳥はブリキじかけのおもちゃのように羽を2秒に一回はばたかせていました。 その鳥は石油まみれで憔悴した海鳥のような声で定期的に鳴き声を上げてい…

近所にとても可愛そうな子猫がいました。 その猫は先天的な病気を持っていたのです。 日に日に身体が大きくなっていくという可哀想な病気でした。 そして身体は大きくなっても、普通の猫と同じくらいの生命力しか持ち合わせていないのでした。 僕の腰の高さ…

ものすごく変な夢をみた。 だけど思い出せずに悶々としている。 やっぱり睡眠薬はよくない。

飼ってる鳥を奪われて、学校卒業できなくて、マンション購入を勧められる夢をみた。 飼ってる鳥を奪われて。 飼ってる鳥の鳴き声はちょっと大きい。壁が鉄筋コンクリートでも冷や冷やするくらいよく鳴く。学校やバイトが忙しくなるから僕は鳥と遊ぶ時間を減…

ある瞬間電車に乗り間違えたことに気付く。知らない路線に乗っていた。静岡の近くに着いて、だけど怖いからすぐに帰りたくなった。 そこは標識が不親切な駅。特急電車が、戦慄を覚えるほど乱暴に駅を通過する。人気が全くない。駅の周りには森林しかない。ホ…

睡眠薬を摂取して眠ると夢を見ないあたりまえか。 でも確かに何か見た気がする。覚えているのは、 確か、何か仮面をかぶっていた。 それだけ。それ以上はどうしても思い出せない。 記憶喪失ってこんな感じか。

スーパーにて。 大きめの調整豆乳を2パックと、なにか固形の四角い白い商品を買う。 愛想笑いをしながら帰路につく。

ワイアードカフェにいた。 焼酎のロックみたいなのを誰かに渡されてごくごく飲んだ。 別に気分が悪いわけでもないし特に何も考えていなかった。 ただ無性に眠くて夢の中で意識が途絶えた。

誰かが車を買った。白い少し古いセダンだった。中古車らしかった。 その白い車の名前はヌルにしよう。ヌルっぽかったし。 ヌルの弱いヘッドライトを頼りに山の砂利道を走った。 灰色のジャンパーを着ていて、濃霧が絶えない3月だった。 免許は持っていなかっ…

起きた途端にみた夢の内容をわすれた。 確か故郷で暮らしている夢だったと思う。 東京で路地で突っ立っているときよりも、田舎で路地で突っ立っているときのほうが、自分の存在を小さく感じた。 普通逆じゃね？

今日は夢をみなかった。

始めました。