中村うさぎ「狂人失格」 |
先日テレビで見た”中村うさぎ”さんの
「狂人失格」という本をみつけて買いました。
帯には[「自分探し」の果てに辿り着いたもうひとりの私?
今だから書ける痛恨の大失敗、その顛末記。]とあり
裏の帯には「私に起きたようなことが、
あなたの身にも起きるかどうかわからない。
だけど、私を見て。私から学んで。
人は自分に復讐される生き物だと
いうことを。(本文より)と
ありました。
最後の「ひとは自分に復讐される生き物」という文が気になると同時に
先日のテレビでみたウサギさんの顔が
邪気に苦しんでいるようにも見えたこと。
またその時の三人の対談を見ながら私は
この人達は[自他の分離]ができていないと思ったことなどがあり、
ほー・・ッと興味を引かれ
行きの特急と地下鉄のなかでホボ60パーセント
帰りの特急で90パーセントまで読み終えました。
なかなか才気に溢れる文で、素晴らしいです。
それに中村さんは見た目よりとても内省的で、
真摯に自分と向きあっており、
文は荒いですが、とても優れた女性だと思います。
ただゲームのように自分を追い込んでおり
そのことも含めて
のこり10パーセントをきちんと読み終えてから
論評を書きたいと思います。
先般、勝間和代氏の本を読み
余りにも軽薄なことにがっかりしましたが
中村さんのようにもがき苦しみながらも
自分を追及している女性もいることが
救いですね。
できたら明日までに読み終えて
書こうと思います。

中村うさぎさんの生き方は、個人的にはとても好感をもっていて、おっしゃるとおり、とことん自分を追求する姿に魅力を感じておりました。
読み終えましたら、論評を書いてくださいね。
楽しみにしております。