お部屋の片付け・掃除サポートアプリを作りました

先週ちょっと書いたけど、やっとリリース出来た。

自分は片付けがあまり出来ない。知らないうちに部屋やが汚くなりがちで、毎週末とか定期的に掃除片付けをするのが苦手。 今1年以上ぶりの大掃除をしているけども、大掃除をしたところでまた次の大掃除は1年後になる可能性が高い。結局今綺麗にしても、ある程度時間が経ってしまうと結局汚い部屋に逆戻りする。

そういうリバウンドをしないように、また徹底的にお部屋の片付けをしたい人、部屋の片付けとまではいかなくとも普段使いのバッグの中身とか小物入れ中を整理片付けしたい人など、掃除や片付けをしたい人のサポートができそうなアプリを作った。

Havings

アプリの名前はHavings。

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havings.me

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ロゴ。Noun Projectというサイトで2ドルで買ったやつ。

iPhone、androidどちらからでも利用できる。iOS10にも対応済み。google playストアでは「Havings」という名前では検索に引っかからないのが問題…。「お部屋片付け」というキーワードで検索すると出てくる。それか以下のリンクから。

Havings

Havings

  • Tatsuhiko Shimomura
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play.google.com

片付けをサポートする仕組みは単純で、レコーディングダイエットのように、片付けたい場所の今の状態を記録するだけ。そこにいくつモノがあるかという情報や、今どうなっているかという情報を写真に撮って記録して片付ける意識を高めていこうというもの。持ちモノリストがよくブログで公開されているけど、あれをアプリに落とし込んだ感じ。

主な機能

片付けたい場所と、そこにあるモノの登録

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持ちモノリストの起点となる片付けたい場所を決めて、そこを登録。「クローゼット」とか「リビング」とかって場所や、「本棚」とか「化粧ポーチ」などの収納を片付けたい場所として決められる。もちろん自分で入力もできる。

あとはそこにあるモノの情報を登録していく。個数とか写真とかタグとか。

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持ちモノリストとモノは、パソコンで言うところのフォルダとファイルみたいな関係。リストとモノが紐付いて階層構造になる。

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グラフ化でモノの個数を見やすく

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入力したモノの数はグラフで見れる。またモノを追加したときはもちろん、画像を追加したときやそのモノを手放したときの記録も紐付いて見れるようになっているので、その片付けたい場所(持ちモノリスト)で今いくつモノを持っているか、モノの数や写真で見れる状態がどう変わってきたかも見れる。 例えば押し入れというリストの中にタンス、タンスというリストの中にセーターというモノを登録してる構造なら、押入れのリストからいつタンスやセーターを追加したかとかいつ画像を追加したかみたいな情報が見れる。

フォルダとファイルみたいな関係になってるので、フォルダを移動したときもその情報はそのまま移動出来る。なのでタンスをクローゼットなど別のリストに移しても、クローゼットのリストからタンスやセーターの情報や記録が見れるようになる。

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あとはモノを登録するときにタグを入力できるのだけど、そのタグから自分がどういうカテゴリのアイテムをいくつ持ってるかも分類して円グラフで表示できるようにしている。タグを設定すればサーバー側で勝手に分類してくれる。タグの種類は今のところ1300個くらい。まだまだ追加していく予定。

いらないモノを手放す

モノを手放さないと片付けあんまり進まない。何をどれだけ持っているか、片付けたい場所が今どういう感じなのかが把握できたら、モノを手放す。ということで「手放す」という機能もつけた。

機能と言っても、その登録したモノをリストから見えなくしてグラフのカウントからマイナスされるだけなんだけど…。普通に何かを「削除」するのとは違って、手放してもその記録や画像などはちゃんと後でも見られる。なので、これもいつ何を手放したのかとか手放すに至った理由とかってデータは残しておける。

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タイマーでタスク管理

今片付けられても、定期的に掃除する習慣がないと何ヶ月かすればそのうち汚くなってしまう。片付けや掃除を定期的にできるように、またごみ捨ての日時とか忘れないように、タイマー機能もつけた。

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リストごとに3つまでタイマーをセットできるようにしてある。掃除機がけのような毎週繰り返してやりたいものとか、数ヶ月に1回やりたい棚卸しとかのタスクをセットできる。タスクを行ったらそれを記録しておくことが出来るので、今までにその場所で行ったタスク、いつなにをやったかもカレンダーから見られる。今までこれだけ掃除してきたという記録が残せておけると、掃除するときにモチベーション上がるんじゃないかと思う。定期的に掃除やる習慣ない人はもちろん、ある人もタスクこなした感を味わえる。

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タスクを行った回数を、githubみたいに色の濃度で表してみた。

みんなのリストも見られる

SNS的に他の人のリストも見られるし、いいね!とかコメントとか他のユーザーのフォローなんかも出来るようにしてあるので、例えば今どうやって片付けようか悩んでる場所とか部屋づくりの参考にしたいところをタグで検索して見てみるとかもできる。もちろん登録したリストやモノは強制で誰でも見れるように公開するわけじゃなく、非公開にもできる。

持ちモノリストはリビングなどの大きな場所じゃなくても、もっと小さいところや「衣類」などのカテゴリでもいいし、自由に使える。かばんの中身公開とかいつも使ってる化粧品をブログやツイッターで公開してる方々がいるので、掃除したい人だけでなく、そういう感じで持ちモノの公開SNS的にも使ってもらいたい。

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タイムラインもあるでよ。

ダメなところ

入力が面倒。そこはどうしようもない。なので出来るだけそこを簡略化できるように1文字2文字入力したら入力候補を出すようにしたり、モノは名前だけが必須入力(リストは名前+最低でも画像1枚)にして必須入力項目を減らしたりしたけど、それでもやっぱり面倒くささは残ってしまう。なので、そこは運用でカバーみたいな感じになる。例えばセーターを3枚持ってたとして、1枚につき1回ずつフォーム入力とかじゃなくて、セーターというモノを1つ入力して個数という項目に3をに設定するという用に入力できる。

havings.me

こんな感じ。技術書自体は10冊以上あるけど、1つずつ入力してはいない。1つ1つ思い入れのあるものならそれら1つ1つを入力してそれに関してのメモを書いてみてもいいと思う。

作ってみて

無職になる前から自分の掃除できなさは認識していて、それをどうにかしたいという考えはあった。で、無職になって時間ができたので作り始めてみた。 着手し始めたのがちょうど去年の今頃。API、webでの表示、androidアプリにiPhoneアプリ…忘れかけたrailsとかandroid(java)を復習しながら、iPhoneアプリはswiftを1から勉強したりしてたら数ヶ月の結構な時間がかかってしまった…。まぁそれでも何とか形に出来たからよかった。

これから

元々掃除の出来ない自分を矯正する目的が発端だったので、これから部屋を片付けながらもっと使い込んでいこうと思う。その中でもっとこういう機能が欲しいとかそういうことを思いついたら追加していきたい。もちろんバグがあったら直していくので、よかったら使ってください。