ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

12月11日付 アルバムBEST 3。

 

本日は 2025年 Jリーグ年間対戦カード発表日。いやこの前、最終戦が終わったとこだろう。そう思いますよね? 

 

Jリーグ日程くんの配慮です。ホテル代が高騰する中、サポーターに少しでも安い料金で旅をしてもらいたい。あとはチームが土曜日 or 日曜日を決定するのを待つのみ・・・ここが結構重要なんだけどね。

 

 

 

京都サンガの開幕戦の相手は、ファジアーノ岡山になりました。ご存知の通り、来季初 J1 で戦うチームです。この対戦には、なるほどと納得しました。さすが日程くん。

 

岡山はJ2 で長く苦しんだチーム。京都もそうでした。J1 に長く滞在できず、J2 で苦しみ続けた先輩ですね。学ぶことは多いはず。それだけではありません。京都から岡山に行くのは割と楽です。新幹線で行ける。割引もある。記念すべき J1 初戦を満員の観客で盛り上げたい。

 

 

 

京都サポにとっては、ジュビロ磐田との対戦のように、チケット争奪戦があるだろうか? J2 時は楽勝で取れたけど。岡山県民がチケット争奪に真剣なのか測れない。

 

 

 

 

 

また荒野塾の動画で勉強します。今回はこの前も書いた「正しいだけのつまらない奴になるな」の話。動画の3分あたりから勝手に文字化。怪しいところがあれば動画で確認ください。

 

 

 

宮台:最近の動きとして非常に目立つのは、この2024年3月から4月にかけて、宮藤官九郎が脚本を手がけたドラマ『不適切にもほどがある!』のブームですね。最終回は非常に視聴率も高かった。

でその予兆というか、明白に流れがあって、コロナが始まると割とすぐに現れてきた。つまり歌謡曲や昭和に対する関心が急激に上がってきたんです。

 

 

これは加速主義者的に言うと、コロナによってリモートワークとは名ばかりの・・・、集まりの構造の解体という社会の劣化がものすごく進んだせいで、身の回りにその解体の結果、劣化した連中が次々と現れてくる。

マクロとしては、身体的能力と感情的能力の劣化がすごく進んだんだけど、そのことを強く意識する人間が、僕の感覚だと倍増しました。コロナの2年半あまりで。

 

 

 

おとつい、27時から近田春夫さん、小泉今日子さんのやっているラジオ番組で、歌謡曲史、セットリストを作って、それを On Air してもらったんだけど。いわゆるノンストップ・ミックスだったので、、、

阪田:ノンストップでしたね。解説が入らず曲がずーっと、1時間。

宮台:はい。解説がないので、X の方でラジオのリンクと、私的なクラウドの解説のリンクと両方貼らせていただいた。あとでそれも観ながら、僕の言うことを確認してもらいたいのだけど。

 

 

利便性という意味では、iTunes Music Store が始まって、、、事実上これはスマホと一緒に広がったので、2007年にスマホが誕生して広がった。アップルの意図どおり CDという媒体が廃れて、あるいは意図的に廃れさせて、サブスクという形になった。

その結果、いいこと悪いことあるんだけど、悪いことの最も重要なポイントは、いつでも何でも聴けるというアーカイブになってしまったんだよね。歴史感覚が消えたんです。

 

歴史感覚が消えると。昔は、映画であれ、音楽であれ、本当は本もそうですが、そのコンテンツ、その表現内容が、どういう時代的な文脈のもとで享受されていたかを知ることができたんです。

それは売れてた物が売れなくなる流行り廃りというのもあるし。流行り廃りを知っている先輩、お兄ちゃん、お姉ちゃん、親。「こんな変な曲、流行ってた時代ってどんな時代だったの?」と聞くこともできた。

でもまあ学校共同体も家族共同体も、ほぼ空洞化してるという状況で。従って、コンテンツの意味を解読できないんですよね。

せっかく昭和のブームになっているんだから、みんなが渇望している、コンテンツの意味を解読できない問題の本質をえぐりたい。

今日はあとでベンヤミンのことをやるんだけど。僕は阪田さんとのトークで、クオリア、「体験質」という概念をつくってきた。

 

「体験質」という概念。簡単に言うと、ある表象、ある表現、コンテンツが目の前に現れたときに、どういう記憶を思い出せるか? 

簡単に言うと、表現はただの引き金で、何を思い出せるかってことが大事なんだよっていうのが「体験質」なんですよね。

阪田:そうですね。ある感覚、質感を伴った記憶ですよね。

宮台:そうです。思い出せる物がないと、辞書的な動きで、僕のレクチャーならレクチャーの言葉を理解して行くことになる。でもレクチャーしてる僕からすると、ツラを見てるだけで、全然わかってない。何も思い出せないんだということがわかる。

前に、プラグマティクスの議論をしたじゃない。

阪田:はい、しましたね。鶴見俊輔の。

宮台:プラグマティクスというのは、一口で言うと、人は真理を知るだけでは動機づけられない。何かをやろうとは思わない。むしろ真理ではないものによって動機づけられもする。

だから僕が『正義から享楽へ』(2016年)という本で書いたこと。これはローティを参考にしてはいるけれど。正しいけどつまんねー奴。正しいけどつまんねー表現が溢れるようになってきた。

なのに、正しいことを言ってれば、人はついてくると思ってる人たちも大勢いる。ダメな左翼の典型ですけどね。他方で、ワクワクするんだったら、正しくなくてもいいんだという、トランプに代表されるような現象もあるんですよ。

確かにね、正しさと動機づけ。あるいは、正しさとワクワクするか? 数学的に言うと独立事象なんですよね。********。重なることもあれば、直交することもある。だからもし左翼の人にアドバイスすることがあれば、正しいけどワクワクしなければダメだよ。ワクワクさせなきゃダメだよ。

聞く側からすると、ワクワクしちゃって、しかし、結果的に正しかったっていうのが、一番自然なあり方なんですよね。そんな当たり前なことが、プラグマティズムに無教養であるからわからない。そういうことが起きてしまう。

 

 

 

阪田:ローティも1度やりたいですね。『アメリカ未完のプロジェクト』で、右的なものと左的なもの。特に社会改良主義左翼って、文化左翼と言って、そこから批判に入るわけです。ローティをあの本でしっかりやったら、政治って何なのかわかるんじゃないですかね。

宮台:うん。おっしゃる通り。

阪田:言葉にはつっかえるかもしれないけど。

宮台:文化左翼とは、やってる感左翼のことです笑 正しい法をつくればとか、これさえやれば社会は変わると思ってる脳天気なバカが多いってことですね。

阪田:だからローティは、プラグマティストなので、実践左翼でなくなってしまったことを批判的に言ってるんですよね。

 

ここからさらに社会史と社会構造の授業の話。伝承線の崩壊によって過去のコンテンツのパワーを活用できない話など。動画で観てください。

 

 

 

TWICE すごくいいですね。他の曲もいい。今週のアルバムチャートはレベル高いです。

 

 

 

今週のアルバム1位は、旧ジャニーズの Travis Japan でした。これはなかなか。事務所の問題さえなければ。2位は Stray Kids、3位は超ときめき(ハート)宣伝部です。なぜか普通のハートの記号が出なくなった。他に、原因は自分にある。、BUCK-TICK、ROSE、天月、クリープハイプ、KAZ、虹ケ咲学園、TWICE、蒼井翔太、REIKO、矢野顕子✖️上原ひろみ、花冷え。、高野洸、Chilli Beans.、癒月ちょこ、中島卓偉、SparQlew、中山美穂、PaleNe

 

 

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