[素数大富豪]3のブログ

主に素数大富豪のことについて書いています。素数大富豪は面白いトランプゲームです。

3TKの7枚出し講座②・7枚14桁素数

どうも、3TKです。最近はプリコネばっかりやってます。何人分のキャラストーリーを見たでしょうか、人見知りの子と二人で冒険したり金髪の同級生と無人島に遭難したりしてます。先日にはプリコネの女の子達が描かれたタペストリーを買ってしまいました。ヤバいですね。

来週には、ついに!劇場版『メイドインアビス「深き魂の黎明」』のBlu-rayとDVDが販売されますね!僕は作品で一番ボンドルドが好きなのもあり*1*2、楽しみにしてます*3。

そして今月26日(土)にマスプライム杯が開催されますね。楽しみです。

miabyss.com

 

この記事では「7枚14桁素数の紹介」、「7,7,7,3の組み切りのコツ」について紹介します。これで貴方も7枚マスター!

7枚14桁素数

まずは素数表を見て下さい。

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以下説明です。

  • これは7æžš14桁の完全上位互換をまとめた素数表。全部で45種類。
  • 左の表は素数の大きい順に並べ、横に「その素数を作るために必要な絵札」を入れた表(例:素数[KKKKQTJ]を作るためにはK4枚、Q1枚、J1枚、T1枚必要)
  • ピンク色の素数は「自分がKとX(ジョーカー)を合わせて3枚持っている時、出せば100%流れる」素数。しかし相手がK3,Q2,J2を持っていれば相手に先に[KKKQQJJ]を出される可能性があり、その場合はパスせざるを得なくなる(自分の手札にQorJが3枚以上あれば、その心配は無くなる)。
  • 水色の素数は「自分がKとXを合わせて4枚持っている時、出せば100%流れる」素数。相手が先にKKQJQTJを出す可能性はあるが、上記のKKKQQJJとは異なり、何かしらの素数で返すことが出来る。
  • 右の表は「その絵札7枚で作れる素数」を探す表(例:[K4枚、Q2枚、T1æžš]を持っていれば素数[KKKQQTK]が出せる)。K>Q>J>Tとして、強い順に上から並べている。
  • 赤色の素数はその7枚の絵札の組み合わせで作れる最大の奇数。覚えやすい。
  • 黄色の素数はその7枚の絵札の組み合わせで作れる2番目に大きい奇数。やや覚えやすい。
  • 橙色の素数はその7枚の絵札の組み合わせで作れる3番目に大きい奇数。

以上が説明でした。

覚えて欲しいのはピンク色素数と水色素数の14個です。他は要りません。もちろん覚えるに越したことは無いのですが、次の「7枚出し戦法」において使えない素数なので、ここでは一旦保留にします。

7,7,7,3の組み切りのコツ

ここからは「初手全出しして24枚ある手札を7枚→7枚→7枚→3枚で組み切るコツ」について、実戦を交えながら説明します。

7枚出し戦法をするにはピンク色素数または水色素数を出せる事が大前提です。

実戦①

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 これは先日のHNP杯*4のなきゃのさんとの対戦場面です。先手のなきゃのさんが2回全出しして手札30枚、僕が1回全出しして手札24枚、という状況です。

この時KとX合わせて4枚持っているので、上の素数表のピンク色素数もしくは水色素数を出せば場を流すことが出来ます。ここでは[KKKTTTJ]を切り札として運用しました。

次に、手札に1~Tの10種類の数字中から何種類あるか確認しましょう(もしXを持っていて、かつそのXを切り札に使わないのであれば1種類とカウントしましょう)。もし6種類以下or(7種類の時は1枚引いて)8種類にならなければ7枚戦法は断念しましょう。

というのも、

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前回の記事のこの表の素数を使いながら手札を減らすからです。もし7種類しかなければ実質1つの素数しか出せないことになり、場にある数字より大きい素数を出さなければならない仕様上、相手に返されたら続かないからです*5。

上の場面では1~9+Xの10種類持っていたので、7枚出し戦法をすることに決めました。

最初の7枚素数は出来るだけ2枚以上ある数字を使いましょう。というのも、1枚しか無い数字を使ってしまうと手札の数字の種類が減ることになり、結果2手目のの7枚素数の選択肢が減ってしまうからです。上の場面では3.4.6.7を2枚以上持っていたので、その4枚を使う四つ子素数「397468x(咲くな白歯)」を出しました。

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四つ子素数のXには1.3.7.9から自由に選べるので、沢山あるのを使いましょう。ここでは3枚ある3を選びました。

また、時間ギリギリ*6まで素因数分解を利用して、次に出す7枚素数を考えましょう*7。ここでは1~7を持っているので[5274163]を出せば良さそうに見えますが、もし相手が[892645x]で返して来たら出せなくなるので、2回目の7枚出しはTを使って7枚8桁素数を出せればベターです*8。かと言って[7T61253]を出してしまうと残りが[Q43]となって上がれないし、[T641733]を出してしまうと残りが[Q26]となって上がれない…そんな事態を避けるために、残された時間で一生懸命考え、理想解を見つけましょう*9。

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ま、流れたんですけどね。

相手が出したのが素数ではありませんでした。この時点で僕の勝ちは確定です。

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[61X7453|X=8]を出しました。勿論[5274163]でも良かったのですが、実はこの時「コツ無し色」を忘れていたので「老い花死後」にしました。どうせ相手はKKKTTTJを出せないから、ここでXを使おうが使わまいが勝てるのですが、念には念を入れてXは最後まで残したいですね*10。

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予定通りKKKTTTJを出した後に残りのQ23を出して僕が勝ちました。

以上が7枚出し戦法の実践例①でした。最初は分けるのが難しく、1分じゃ時間が足りないでしょう。しかし慣れてくると「なんとなく」で組み切れるようになります。練習あるのみです。

1手目に強い素数で返されたら?

また、今回は[3974683]→[6187453]→[KKKTTTJ]→[Q23]の流れで上手くいったのですが、もし[3974683]を[KKTQQQJ]で返されていたら[6187453]を出せず、話は変わってしまいます。ここで[KKTQQQJ]を出されたら、絶対に[KKKTTTJ]を出さずにパスしましょう。ここで出してしまったら、手番は取れても絵札が[QX]の2枚だけなので、次の一手で止めを刺せなければ自分が不利になります。[KKTQQQJ]を出したせいで相手の手札には絵札が少ないため、まだ自分が有利のままです。グッと我慢しましょう。

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仮に7枚→7枚→10枚で組み切れるのなら出して構わないのですが、まぁ難しいでしょう。[KKTQQQJ]を[KKKTTTJ]で返したら[QX|X=K]→[57]→[326143*11]で上がれるなー、なんて1分じゃ思いつかないでしょう*12?

さらに言うと、絵札が少ない相手は[1729]で革命してくると思うので、なるべく手札にAを1枚は残すことを心掛けましょう。革命されると、自分が有利から不利状況になった気がしてイラつくかもしれませんが、(上の状況を例に挙げると)実際には「自分はA1枚+X1枚」、「相手はA3枚」、「山札には(Kのために使った)X1枚」という状況なので不利になったわけではありません。冷静になって、チャンスを窺いながらプレイしましょう。

実戦②

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これは先日、チーナさんと戦った時の場面です。ゆるゆりのキャラソンは全体的に2期のが一番好きです(歌・パッケージ両方とも)。

ここでは[KKXQQQJ|X=K]を切り札にして7枚出し戦法をすることにしました。1~T全部1枚はある状態です。

Kを3枚持っていても[KKKJJJJ],[KKKQQJJ],[KKKQQQJ]のどれも出せない手札だと7枚出し戦法は失敗に終わるので注意しましょう*13。

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1手目は2枚以上ある1,7,8,9を使う「781429x(千葉石肉)」を出しました。Aは2枚あるのですが、「7枚14桁素数→革命」のコンボをされた時のために取っておきたいのでXには9を選びました(ですが、コンボを食らってもどうせカマトトで取り戻せるので、Aを選んだ方が良かったです)。

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チーナさんが出した素数[884437x]は四つ子素数で、「ババジジ皆」で知られています。

僕は上のように出して勝ち確です。

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この後チーナさんが出した[5TKQ6x]も四つ子素数で、「後藤君アフロ」で知られています。似たような四つ子素数「2TKQ6x(ニート系アフロ)」と共に覚えてみては如何でしょうか。

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そんな感じで勝てました。以上が実践例②でした。

まとめ

7枚出し戦法のために必要な条件は

  • 7æžš7,8桁四つ子素数、ピンク色素数、水色素数をある程度覚えていること
  • 「K3枚以上かつピンク色の素数を出せる」or「K4以上かつ青色の素数を出せる」手札であること
  • 1~Tの10種類中8種類以上手札にあること

をすべて満たしている事です。

また、1手目を大きな素数で返されたら、我慢強くパスして次のチャンスを待ちながらプレイしましょう。

終わりに

以上が僕の好きな戦法・7枚出し戦法の紹介でした。ぶっちゃけK3枚以上引く機会はそんなに多くないし、引けたとしても数字が偏ったりして決行する場面は少ないです。それでも、いざ条件が揃えば強力な戦法になるし、なにより成功したらカードゲームならではの「状況を自分の思い通りにコントロールしてる気分」を味わえて気持ち良いし、楽しいです。皆さんも是非試してみて下さい。

「1手目を大きい素数で返されたらストップせざるを得ない」という大きな弱点があるのですが、それでも相手に絵札を数枚使わせているので十分有効な戦法です*14。

7枚,7枚,10枚で組み切れるようになれば、より完璧な戦法になるのですが、残念ながら僕にそんな素数力はありません。まだまだ研究が必要です。

この記事はこの辺で終わりにしようと思います。ご精読ありがとうございました!

 

www.movic.jp

*1:途中までは「絶対関わりたくないタイプの悪役だー」という印象だったのですが、最終戦後にナチチとの会話シーンで何故か笑えてしまい、大好きになりました。ナチチも言ってたように「何を言っても無駄」という感じが羨ましく、微笑ましかったのかもしれません、僕もあの探究心と精神力を見習いたいです。

*2:まぁ絶対に関わりたくないですけどね、何なら人間辞めてたし。

*3:この作品にハマったのは先月なので、映画館では見られませんでした。

*4:素数大富豪のオンライン大会です。良ければこの記事も見て下さい。

 

hana3101382283.hatenablog.com

*5:「665563x(むむ、コッコロさん)なんかは3.4種類しか使わないし、7種類だけでも7枚出し戦法は可能では?」と思う人もいるかもしれません。しかし僕が何度も実践してみて、「8種類以上無いとムリ」という結論を下しました。実の所、どれか一つ欠けてるだけでも難易度が跳ね上がります。

*6:僕は残り時間5秒を目安にしています。

*7:場に出そうとした札を全部戻すためには1枚1枚クリックする必要があるのですが、素因数部分に並べた札は「キャンセル」1つで戻ります。強い人は皆使っているテクニックです。

*8:絵札が余り過ぎて[877QJTx]や[2TQJ68x]を出せればベストです。

*9:[T264153]→[KKKTTXJ|X=T]→[Q37]かなぁ

*10:もしここでXを先頭に使い、次の手番で山札のトップがXならば絶対に引きましょう。相手に引かれたら[KKKQQQJ]等で返されてしまいます。

*11:32614Xは四つ子素数

*12:[3974683]→[KXTQQQJ|X=K]→[KKKTTTJ]→「パス」の時点でK4枚とX1枚は山札に行くため、確実にQKが通ります。相手はKを持っていないのでKT以上を出すことが出来ませんから。

*13:さらに言うとK3,Q2,J2ピッタリだと相手も[KKKQQJJ]を出せてしまいます。まぁ、こっちの出す[KKKQQJJ]に反撃できるわけでもないので「だからなんだ」という話になりますが。

*14:相手からすると「こうしなきゃ負ける」という思いからの苦渋の選択なのです。中断するのはムカつくと思いますが、相手も同様にムカついているのです。