配当株研究家の投資日記

優待・高配当・連続増配株へ長期投資するブログ

順張りと逆張り


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順張りと逆張りではどちらが良い手法なのか?というテーマについて、みきまる氏は著書の中で次のように述べておられます。

「順張りする事も逆張りする事も両方ありますし、それが当然だと思っています。

市場が悪材料に対して過剰反応していると思えば逆張りをする(バリュー投資)

市場が好材料に対して過小反応していると思えば順張りをする。(モメンタム投資)

これが大切なことであると考えています」

みきまる氏は「東証一部昇格狙い投資法」や「優待いけす」が有名ですね。

バリューで買い→モメンタム(勢い)がある限りは利益を最大化するために買い乗せ→株価がモメンタムを失って下落し始めたら売るという手法は理にかなっていると思います。

私は優待・高配当・連続増配株のバイ&ホールドなので氏とは投資ポリシーが異なりますが、割安株が上昇する過程で買い増しした銘柄は含み益も大きくなっています。

有名な個人投資家の著書を読んで思考することは自らの投資手法を磨く良い勉強になりますね。

ホンダはどこへ行くのか?


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ホンダの配当利回りが5.26%まで上昇しました。

TOPIXコア30銘柄の高配当常連組

・武田 4.74%

・JT 4.65%

・ソフトバンク 4.31%

を抜いてまさかの1位です。(原因は株価の下落ですが)

2023年9月末の3分割までは好調だったのに今は長いトンネルに入っています。

勿論トヨタや日産など自動車株は総じて業績は悪いですが、いすゞやヤマハ発動機は持ちこたえているのでホンダ固有の問題があるのだと思います。

私としては、「買い増してるんだから減配しないでね!」と社長に言いたい気分です。

ちなみに自分の投資ノートを見ると、

2023年8月25日終値 4,514円(配当利回り3.32%)←分割前

PER 9.35 PBR 0.62 時価総額 8兆1767億円とのメモがあり、

現在の株価1,293円 PER 6.3 PBR 0.48 時価総額 6兆8297億円

と比べてかなり割安になっていると感じました。

しかし、「時価総額が2兆円近く減少しているのはどういうこと?」と社長に問い詰めたい心境です。

日経高値圏にトウバ出現


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日経平均は先物主導で一時4万円乗せ。

まるで木の葉が舞い上がるかのように吹き上がりましたが長続きせず下落しました。

こういう根拠の無い上昇ではパッと飛び乗ってサッと降りる人でないと儲けられませんね。

または昨日までに仕込んだ人だけがご馳走にありつける訳で。

ノンホルの人が今日の高値でINでは利幅が取れませんね。

それにしてもはかったかのように始値と終値が同じとは驚きです。

私はチャーチストではありませんが教科書的には下落することになりそうです。

まあ相場の予想はできませんので考えても仕方ありません。

明日は明日の風が吹くでしょう。

三菱UFJの底力


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何年か前は株価400円台でした。

私も勿論知っていましたがなぜか手が出ませんでした。

買い始めたのは600円台になってからです。

現在特定口座での取得単価は743円(2,240株)、NISAでは年始に少しだけ買ったので1,338円で119株保有しています。

株主通信を読むと、利益1兆円、大幅増配に自社株買いと自信がみなぎっています。

メガバンクはマイナス金利下で業績不安の思惑から叩き売られましたが、実際は業績堅調で連続増配でした。

マイナス金利下でも利益を上げていたので「金利のある世界」になると益々飛躍できるのではないかと思います。

私はこれ以上取得単価を引き上げたくないので特定口座での購入は停止していますが、NISAでは毎年購入したいと思います。

 

イーマクシススリムS&P


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今朝の日経新聞に、来年からスリムS&Pの信託報酬が引き下げになる記事が掲載されていました。

私はオルカンではなくS&P派なので大歓迎です。

なぜ人気のオルカンではないのか?と申しますと、「全世界株式」とは名ばかりで実際は米国株が60%を占めているからです。

(オルカンとリスクが同じでパフォーマンスはS&Pの方が良いので)

日本株は個別で十分保有していますし、新興国はチャイナショックで痛い目を見てから信用していないので不要だと判断しました。

よく全世界に分散している方が安心と言われますが、日本や欧州、新興国が足を引っ張るケースが多い気がします。

2006年~2007年頃の新興国株ブームでは「デカップリング論」(米国が衰退してもBRICSなどの新興国が成長する)が流行りましたが、リーマンショックであっさり砕け散りました。

新興国はいつまでたっても新興国のままで現在に至り、GDPの成長率はかならずしも株価の上昇には結びつかなかったのです。

(中国株は10年以上ヨコヨコですが、インド株は成長し続けています)

でも総合的に判断して、何だかんだで「米国株は強い」のひと言に尽きると思います。

正直、マスコミは「オルカン、オルカン」と言い過ぎな気がします。

暗号資産銘柄


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コインチェックのナスダック上場(11日)が近づいてきました。

でも今日のマネックスはものすごい売り圧力にみまわれ暗号資産銘柄で一人負けです。

先月まで600~700円でしたが昨今のビットコインブームで急上昇したので空売りも多そうですね。

仮想通貨は今まで何度もブームと崩壊を繰り返してきましたが、トランプの力の入れようと時代の流れもあり目が離せませんね。

暗号資産は税金がべらぼうなので、関連株が上昇する方が(税金が安いので)取引しやすいように感じます。

しかし値動きが荒いので要注意ですね。

個人向け国債(変動10年)


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2024年の個人向け国債の利息は35,859円(税引後)でした。

税引後の利回りは0.358%になります。

正直投資としては全く役不足ですがPFの一部として保有しています。

但し、中途解約した場合は利息を返還しないといけないので、私の中では「無いもの」として配当金とは別々に取り扱っています。

そこまでして投資するのも変な話ですが。。(定期預金と変わらないので)

次の利払い日までに日銀が利上げして欲しいものです。

さて、上記の個人向け国債の利息と株式の配当金(税引後)2,095,710円を合わせると、2024年の不労所得は213万円になりました。

売買せずに取得できる利金は心の支えになりますね。