Boyband vs. Manband 歌合戦、本日の対決テーマは"お家でしっとり"。
昨日のダンス対決とは打って変わって、ゆっくりと腰を落ち着けたバンドスタイルの二組が登場。
"Stay Home"なんて言葉もどこへやらの2024年。暖かい部屋の中でセッションを楽しみましょう。
先攻boybandは、各人のソロ期間を経て、今年カムバックした幼馴染の2人組。
コーラスとラップの不思議な相性は、ライブでこそ良く映える!
'Bonnie & I (HOME Live Sessions)' by Jack & Jack (2024/09/13 MV公開)
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Jack & Jackメモ
キャリア初期から乗りこなすtrap musicに、独特の浮遊感と酩酊感をプラスして、他の凡百のboybandとは何十馬身も引き離した勝ち組の二人。見た目凸凹な彼らの結束力は、幼稚園からの幼馴染であること以上に、音楽の相性が良いお陰かも。
高音はJ & Jのマッチョな方、Jack Gilinsky (1996年生)
交友関係の広いもこもこバケットハット、ラップ担当Jack Johnson (1996年生)
2024年の再始動は2nd "Home"から。アルバムと同名曲のMVではホームビデオの断片たちから彼らの幼い頃を垣間見ることができる。
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今年の春にはついに来日。タイムラインがJ&J色に染まっていたのを昨日のように思い出します。
そんなJ&Jを迎え撃つのは、大ベテランの彼らです。
後攻manbandは、マイペースかつハイペースに独自路線を突き進む3兄弟。
三連画(triptych)のような仕掛けがピッタリ決まり、満足げな3人のライブをご堪能あれ!
'Penny & Me (Moonlight Version)' by HANSON (2024/06/08 MV公開)
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Hansonメモ
四半世紀前、その天使のようなルックスと大人びた曲の魅力で*NSYNCやBackstreet Boysとファンを三分し、いわゆる「米国産boyband三国時代」を築いた伝説的兄弟バンド。そんな彼らはしかし解散も脱退もせず、実にマイペースかつコンスタントに曲作りを重ね今に至る。メンバーは、
近年、短髪にオールバックがトレードマークの長男Isaac Hanson (vocal & guitar、1980年生)
本作では堂々のメインボーカル。子沢山の父、次男Taylor Hanson (vocal & keyboards、1983年生)
爽やかロン毛のZac Hanson (vocal & drums、1985年生)
本作は2004年発表の同名曲のセルフカバー。20年前はみんな若い!特にZac!
ちなみに、2004年版MVの主演Samaire Armstrongは、20年を経た本作MVにも出演。
なぜかこのタイミングで3rd "Underneath"をrepackageした"Underneath: Complete"をリリースし、ツアーも敢行。ほぼ毎年アルバムを世に送り続ける精力的な活動から目が離せない。
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一方は"Bonnie and Clyde"から、もう一方のベテランは過去の名作から。
本日の対決、サラッと聴ける割にどちらも濃厚。いかがだったでしょうか。
前半戦最後を締めくくる明日は、"BOYBAND"対決です。お楽しみに。