阿寒の「やさしいムックリ」

構造や削り方を見るとフィリピンの竹口琴にそっくりなのですが、鳴らしてみるとちゃんとムックリらしい音が出ます。まさに「やさしいムックリ」だなぁというのが率直な感想です。

アイヌコタンのオンネチセというところでは、この「やさしいムックリ」と「普通のムックリ」の競演を聴くこともできました。まだ若い女の子達の演奏でしたが、口腔だけでなく喉や鼻腔をうまく使ってそれぞれが個性的な音を出しているあたりはさすがです。

これまで、白老と阿寒で現地の方の演奏を聴きましたが、やはりそれぞれ違う系統の演奏することがわかりました。次は、旭川や平取での演奏を聴いてみたいと思っています。






▲これは阿寒で販売されている普通のムックリ

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