自衛隊に戦車って必要なの？ : このごろ2ちゃんねる

1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/22(月) 22:38:43.72 id:BMYWJ+M60

必要なさそう・・・
まず自衛隊の戦車は小型だから移動距離が短い
なので間合いさえ掴んでれば普通に包囲することが難しくない

なので自衛隊の戦車はよわい

http://blog.livedoor.jp/konogoro2ch/archives/30785903.html

タイトルを見たときに、もう少し理論的な発言かと思ったら、全然でワロタ。
「小型だから移動距離が短い」という発言自体がアホすぎてｗｗｗ
２トンの大型車は、１トン未満の軽自動車の２倍距離を走るとか思ってるんだろうか？
大体、戦車はその自重から長距離移動時に足回りの故障発生率が高く、先進国では長距離郵送には鉄道や戦車運搬車を使うのが一般的で、小型だから、大型だから以前に、戦闘で想定される移動距離を走破できるスペックがあれば問題ない。
そもそも日本の九〇式戦車の重量は、第４世代戦車としては軽い部類だが、軽戦車と言うほど小さい訳でも無いし、平地が多い北海道で、物量に優れるソビエト軍機械化部隊を迎え撃つべく整備された戦力なのに、走行距離が短い訳が無い。
なお、一〇式戦車は、小型軽量な車体に九〇式戦車と同等以上のスペックを実現した怪物。
以上により、「小型だから移動距離が短い」の指摘は的外れである事がわかる。
止めを刺してあげると、「間合いさえ掴んでれば普通に包囲することが難しくない」と言うが、日本の戦車の有効射程は防衛機密なので正確な数字が公表されていないが、一般的に同クラスの１２０ｍｍ戦車砲の有効射程は３０００〜３５００ｍと言われている。
砲自体の最大射程は３０ｋｍ程だが、照準やら反動による誤差も含めると、それ以上の距離では命中弾が得られなくなる為で、日本の戦車は優秀なアクティブサスペンションと、高精度な照準装置により、実際の有効射程距離は４０００ｍ以上と言われている。
加えて、他国では重視されていない行進間射撃能力が重視されている日本戦車は、移動しながら撃っても非常に高い命中率を誇る。
つまり、包囲される状況に陥る前に、さっさと逃げれば良いし、逃げながら敵を減らす事さえできる。
結論、間合いを掴まれようと、日本戦車の砲射程外で包囲されても、相手も射程外だから無問題。そもそも包囲されにくい。
閑話休題。
中韓露の戦車は、戦車砲発射型対戦車ミサイルを飛ばせるので、最大攻撃射程なら６０００ｍ以上あったりする。
上記のミサイルはＲＨＡ換算で８００ｍｍ厚の貫通能のタンデムＨＥＡＴ弾頭であり、九〇式の正面装甲はＲＨＡ換算５４０ｍｍ以上の防御力しかないから、余裕で貫通され…ない。
ＨＥＡＴ相手なら、ＲＨＡ換算１０００ｍｍ以上に相当するので。
そもそも、平地の少ない日本で、交戦距離が４０００ｍを越えるなんて状況自体が、ほとんど無い。
日本の戦車は、日本の地形に合致した性能を持っており、複雑な地形での待ち伏せ攻撃や、後退移動中の行進間射撃能力に優れている。
日本と言う戦場で戦う限り、世界最強のＭ１Ａ２エイブラムスが相手でも、互角以上に戦えると思われ。
…そもそも、Ｍ１Ａ２エイブラムスの自重だと、日本じゃマトモに走れないけどな。