がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

「無意識に爆弾を避ける」パターン

元ネタは、ゴージャス★アイリンの、P94あたりなのですが。
ちょいとまずは引用を(漫画、面白いので是非)。

ゆ…床に爆弾がッ! ま…まさか無数の! すでに 床に無数の爆弾が仕掛けてあるのかッ!
(中略)
さ…催眠術ッ!
あいつは 敵に術をかけるのではなく
自分たちに かけていた!
それなら 無数の爆弾をふまずに生活できるッ!
あの男も 無意識に爆弾を
さけて 生活するようにしていたのか!

プログラミングとかの現場でも、割とこれに近しい事を見かけるんですよねぇ。
「この言語のこの辺の処理は地雷だから(無意識に)避ける」
「このプロジェクトのコードのこの辺は地雷だから(無意識に)避ける」
等々。
その言語やプロジェクトや環境に慣れると、なかば無意識に、それこそ「催眠術をかけた」が如く「無意識に爆弾をさけて」いくから、問題点に気付かなくなるんですよね。

んでこの辺、「新参者が入ってくる」と、途端に地雷を踏みまくります。
その時に「確かにここはマズいよねぇ」と気付くか「ダメだなぁ、のび太くんは」で片付けるか、は、割と「カイゼンの分水嶺」なんじゃないか、って思うんですよねぇ。

一方、その手の「無意識に避ける爆弾」、現場に馴染んでくると結局「無意識に避けちゃうから気付かなくなってきてしまう」ので。
拾い上げるにしても割と鮮度とか大事なんじゃなかろうか、とも思っています。

……なんかもうちょっと「一撃で伝わる」ような言い方とかあるといいなぁ、とか思いつつ、思いつかないので、一端明文化しておきます。