がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

IT業界の人なので情報求められてみたw

本日は、兄様から連絡を頂いた文章に、思うがままに突っ込みを入れてみようか、と(笑


元ネタ
IT業界の人情報求む(経験から)
http://hidenov.blog4.fc2.com/blog-entry-1152.html

今日はIT業界の人に是非情報を聞きたいと思って記事にします。とある本に書いてあったのですが、本当にうまくいっているプロジェクトは笑いがあるものだ。と書いてありました。
自分がIT業界に勤めていた時にこういったプロジェクトは一切ありませんでした。

「笑いがある」プロジェクトは実際にあり、よい雰囲気だった事もあるのですが。
まぁ基本的には「レアケース」だなぁ、と(苦笑
だからこそ「雑談と挨拶と笑い」をプロジェクトの後半まで持ち込める事は重要だなぁ、とか思ったりはするのですが。
…まぁ、思わないPMさんも、一定確率で以下略。

笑顔で応対していれば、客の対応も良くなるとどこかの本に書いてあったので実践したのですが、その結果が「笑うな」でした。苦虫噛み殺したような顔して仕事して、スパルタでそんな人と飲み会強制参加とか神経いかれてます。思いやりのある国民?ねーよ!そんなの!と思ったものです。ちなみにプロジェクトスタートからこんな感じで案の定炎上プロジェクトでした。こういったプロマネの心理にコメントを是非お寄せください。

実力が無いからとにかく「偉ぶって権威と権力で他人を押さえつけたい」PMさんにありがちな以下略。
そういう人に、基本的なPMBOKの話とかを振るとてきめんに機嫌が悪くなるので、一度試して見ると面白いですが、その直後から針のむしろの、針の鋭さが半端なくなった上に返しが付くので、それなりに覚悟を決めてから実験をするとよいと思われます。

特にこういった人と一緒にお酒を飲んでおいしいのかどうかも含めて。

おいしいはずがない。
「ある方角のベテラン」は、そこで酒を飲んで「全員が敵に回っても(これは間違いなく、近々そうなる)、私はあなたの味方ですよ」ってアピールをして良い感じで操ったりするようですが。
その辺の社会戦は、ゲーム以外ではしないことにしているのでよくわかりませぬ。

(某氏が語っていたこういったプロマネがいたら「逃げろ」っていうプロジェクトです)

うん可能な限り「防御姿勢経由、脱兎のごとき逃げ」が最適手なプロジェクトかと思われます。

とにかく、大企業の仕事は縦関係にうるさかったです。他のプロジェクトの大企業も縦関係にうるさいですか?「俺が一番上でお前ら下僕な」みたいな。

大企業さんお好きですねぇそういうの。
知ってる限り、大企業さんは「上下関係にうっさい」確率が上がると思われます。
「確率が上がる」だけなので、中小零細なプロジェクトでも「一定確率で」存在はしますが B-p

対お客とのやりとりでも、「敵さんとどうやって対決するか」ってビジネスに喧嘩持ち込むんですか?まあ、大企業同志のビジネスだとこんなどうしようもないやり取りが多くてうんざりします。でも、ハゲタカでは「真に優秀な経営者はステークホルダー全てを満足させるものだ」と言っているのに、こうしたやくざな会社が何故日本では大金を抑えているのか?また、他でもこんな喧嘩腰で仕事するのでしょうか?

けんか腰っていうか「相手のことを考えてない」のは、一定確率で存在しますねぇ。
一応弁明をすると。発注側が「はしたない事」をする結果として、受注側が「初手からけんか腰での防御姿勢を取らざるを得ない」シーンってのも、まま、あったりはするのですが。
とはいえ、まぁ、色々。

最近になって、月に500時間労働させる某牛丼チェーン店とか、赤字転落した某居酒屋チェーン店とかブラックと呼ばれる企業が崩れだしましたが、ITドカチンは下克上が起こらないですね。非上場の中小企業が大企業のシステムを直受けしたという話はほとんど聞きません。まあ、こういった相手とはビジネスしない方が精神衛生上いいのかもしれませんが。

稟議とか信用調査とか口座が空いてないとか、まぁ色々。
工事基準で段階毎にお支払いいただいたとしても、些か「体力的にしんどい」ケースも多そうですしなぁ。
まぁ正直「化け物を5〜10人くらい集めて」集中的に作った方が、よっぽどまともなシステムが仕上がるんですがねぇ大抵。
それよりは「凡人を100人」とか「お安いのを200人」とか「もっとお安いのを500人」とか揃えた方が、彼ら的には安心らしいので B-p
参考例) http://d.hatena.ne.jp/gallu/20090317/p4

そういえば、火消しも取りあえず、関係部署全部呼んでワーワー騒ぐが対応のSEとか、今思うと少し落ち着けばもっとうまく対処できたはずなのに、お客謝罪→とにかくトラブルシューティング急げで余計パニックになっているようなプロジェクトもありました。こういう時こそ落ち着いて対処すべきなんじゃないのかと思うのですが。こういうプロマネが後々部長になっているのってどうなのとか疑問が沢山あります。

火消しはとりあえず「火元になっているトップの首根っこを締め上げて活け締めして落としてから」が本番かなぁ、というのが個人的雑感でございます B-p

それと、新人からこのような(上記の「逃げろ」プロジェクト)プロジェクトしか経験しなかった場合と、うまくいっているプロジェクトを経験した場合でやはり実力的にもモチベーション的にも違うものなのでしょうか?

多分それは間違いなく疑いようもなく。
やっぱり「成功体験」は、大事だと思うので。

自分は前者で「もう結構です」になりました。

絶望している人は、一定数見かけますねぇ…

大企業ってこんなんばっかかよと思ったのもこの時です。大企業はプロジェクトの交渉が下手糞という印象も持ちました。この辺の交渉の駆け引きとかも教えてください。「結構です」から抑うつになって泥沼にはまって脱け出すまでに何年もかかりましたが。

ん…この辺はきっと個性とか色々あるんだろうなぁ、と。
知人の「化け物PM」は、交渉の達人です。
おいちゃんは「首根っこ押さえつけて恫喝する」タイプです(苦笑

以前の記事でも書きましたが、仕事ができないと大勢の前で「お前は仕事ができない」とか「クビにするぞ」とか「給料返せ」とか言ったりとか、作業が遅かったら髪の毛を引っ張ったりとかするのでしょうか。某大企業で実際にあった経験です。ハッキリ言って、こういうことされるなら、何も言わずにプロジェクトからはずしてくれた方がストレスたまりません自分の場合。今ならパワハラとか暴力沙汰です。これでうつ病にならない人がうらやましいです。私は無理でした。これでなにくそという気持ちになってモチベーションが逆に上がるのかどうかも聞きたいです。

多分それをやらないと「自分がクビになる」程度に無能なんだろうなぁ、っと B-p
「モチベーションを上げて進捗をよくする」のが目的ではなくて「直近及び中長期用の、生け贄の羊を必要としている」だけなので、そこに生産性のある目的とか探っても、無いものは無いんで、見つからないと思うのです。
ちなみに「仕事が出来ない」とかその辺を丁寧に掘り込むように質問をして差し上げると、割とあっというまに馬脚を現すので。おいちゃんは「質問を重ねて」状況を明らかにするのは、割とお好みだったりいたします(笑
「クビにする」については、いっそ人事に「こんな事言われたからもうこの会社にはいられない」とか大げさに泣きついて大事にしてみるのも一興かと思うんですがねぇ。
いやそれで「逃げられる」んなら御の字ですし。「自主退社」しないようにだけしておけば、会社責任で、一定の金額が補償される可能性が持ち上がります B-p


或いは。
今時だと「パワハラ」の方角で殴ったほうが早いかしらん?

それと自分はWeb系の仕事はほとんどやったことが無いのですが、オブジェクト指向プログラムはプログラムの部分だけ効率化できるのであって、設計やテストはCやCOBOLなどと同じくらい時間がかかるはずと思っています。それで単価が「バカ安」くなってしまったのは大手の営業の責任が大なのでしょうか?

いや別にプログラム部分にしても「インタフェース設計」には結構な時間がかかるので、別にそんなに「組むタイミングで」効率的ってわけではないです。
設計にも「オブジェクト指向設計」がありますが以下略。
単価が安くなるのは、見ている限りやっぱり「営業さんの手落ち」であるケースは否めないですねぇ正直。
「値引きでしか仕事を引っ張ってこれない」とかどれだけレベル低いん? とか思いますが以下略。

更に、エンドユーザは日本の企業が生産しているパッケージにはカスタマイズしろとか良く言いますが、ミドルウェアやOSなど外資系企業の製品に対してはやけにおとなしい印象があります。マイクロソフトのOSの致命的な欠陥が出て対応が遅れても、「もうお前のところのOSは使わん」とか強気に言っているユーザを見たことがありません。選択肢だけの問題だとはとても思えません。それは何故ですか?日本人特有の内弁慶体質だからですか?

パッケージについては、外資系のブツであろうともカスタマイズは騒ぐので、多分どちらかというと「寄らば大樹の陰」的なものだと思われます。
具体的にはMSとかOracleとかをっと誰かが来たようだ。

ということでうまくいっているプロジェクトの詳細な説明が聞きたいです。本当にうまくいっているプロジェクトというのは笑いがあるのか。良くて淡々と仕事、悪くて喧嘩というプロジェクトしか経験したことがないので是非ご教授ください。(それにしても、こんな野蛮人が多い職業で暴力沙汰が起こらないのは良く考えると不思議です。プチッと来る人がいてもおかしくないと思うのですが。これも日本人だからか)

思い起こすに…よいプロジェクトは、笑いと、それ以上に「まともな会話」が潤沢にあったのを覚えています。
暴力沙汰については。物理ではなく「精神を殴る」系の暴力沙汰であれば、売るほどうなるほど腐るほど転がってますねぇ B-p

少し前にみずほ銀行のシステムのプロマネを募集していましたが、やりたいと思いますか?やりたくない場合の理由はやはり旧3行がまだまとまっていないのが主な理由ですか?逆に月給的にいくら貰えるならやりたいと思いますか?

月給というよりは「権限くれるんなら」、って所じゃないですかねぇ。
上手くいく確率が「限りなく0」だと、流石に「後のトラブル考えて」面倒だなぁ、としか思えないと思うのですだす。
「最終決定の権限を全権いただける」んなら、月額200万くらいなら、考えるに値すると思うんですけどねぇ割とマジで。

更に、エンドユーザの意思決定の遅延について追加でお金を取ることについてはどう思いますか?これは現実に良くある話だと思います(追加料金の話ではなく)これについては、そういう話を聞いたことが無いのでご意見を聞きたいです。

これは純粋に「契約形態」によって片付きますね。
発注側は「請負契約」を好みますが、基本的に、システム開発は「準委任契約」のほうがよいと思われるのです。
勿論、準委任契約の場合、発注側にとって最大のリスクは「システムが仕上がらなくてもお金を払う必要がある」というあたりなので。その辺を、丁寧に調整したりする必要があるのですが。


個人的には「設計を準委任、makeを請負」というのをよく言ってます。
この辺りは、実際の開発に加えて「最低限の、契約周りの法知識」を知っておくと、色々と便利なのではないかと思われます。

などなど、知りたいことが沢山あるのですが、わかる方お答えください。

わかる方、というほど知識も経験もあるかはわからんのですが。
とりあえず、つらつらと書いてみました。