がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

占星術:四つの窓

※別Blogからの転記です


えっと…まずはお詫びを。年末年始、プライベートビジネスともにトラブルが発生してまして、更新ができませんでした。
取り合えず…大分よくはなったのですが、なんとなく全体的にかなりヘビーな風邪が流行っているようなので(わたしもきっちり引っかかってました)、皆様もどうかお体にはご注意のほどを。


さて。前回予告してました4つの窓のお話を。
比較的大雑把な見方なのですが、その人を端的に知るにはとても便利であり、また同時に「自分を知る」ためにも便利なので。
一言(表ですが)で表現すると


他人\自分|知ってる| 知らない
−−−−−−−−−−−−−−−−−
 知ってる| 太陽 |アセンダント   
 知らない| 月  |  ??


とまぁこんな感じなのですが。…このままじゃ「なにこれ?」って感じなので、ちと解説をば。


まず、一般に皆さんが「自分の星座」として認識されているのは、正確には「太陽星座(サンサイン)」という呼び方をします。あなたが生まれた「瞬間」に太陽がどの星座の場所にいたか、ってのがその意味合いになります。
サンサインの星座の特徴は、自分からも他人からも「見えやすい」気質を表します。だから一般的にはこのサンサインを用いることが多いんですね。


一方で。サンサインと同じような意味合いで、「月星座(ムーンサイン)」というものがあります。生まれた瞬間の月の位置ですね。
このムーンサインが暗示する性質は「自分自身は認識しているんだけど他人には見えにくい」気質を表します。


また、生まれた瞬間の星の配置を記すときに、12分割された円に書き込むものなのですが(ネイタルチャートとか呼びます)、その各分割されたエリア(室:ハウス って呼びます)にはやはり、それぞれ星座が割り当てられます。
で、第一室の星座を「アセンダント」と呼びまして。このアセンダントの星座は「他人からは見えるんだけど自分からは見えにくい」気質を示してくれます。


さて。ここからどんなことがわかるんでしょう?
たまにある「他人と自分の評価にずれがある」人は、この4つの窓の星座が相反する気質であることが多いのです。特にアセンダントと月が相反する場合、「自分にしか見えない」気質と「他人にしか見えない」気質とのぶつかり合いなので、かなりのギャップを伴います。
例えば、アセンダントが獅子で月が乙女の場合「周囲からは豪胆に見られるんだけど実は繊細」だったりします。この場合に周囲から「豪胆なリーダーであることを期待される」と、本人の気質(月:乙女)からかけ離れたものになり。これで責任感とかそういうものが強ければ、時として大きくストレスを生み出してしまいます。


こういった苦労をしている方、結構実はいらっしゃいます。


サンサインに表されるように「自分も他人も見えている」気質はよいのですが。
そのほかに、「自分にしか見えていない」ムーンサイン、「他人にしか見えていない」アセンダントサインのような「一方向からしか見えない気質」を人が併せ持っていることを考えると、相手の気質や自分の気質を決め付けることなく、もう少し柔軟に人を見ることが出来るのではないでしょうか。
サンサインと違い、ムーンサインとアセンダントサインは調べるのがちょっと大変ですが、チャンスがあれば自分のサインについて調べておくと、以外な自分が発見できるかもしれません。


そうそう余談ですが。「自分も他人もしらない」、4つ目の窓には???がはいっています。これは「誰も知らないから検証のしようがない」ので不明なまんまです。
でもこれも見方を変えると、全ての人は誰も知らない第三の可能性を持っている、って考えると。ちょっとワクワクしてきませんか?


自分を他人を知るうえで。ちょっとしたヒントにでもなれば幸いです。