いつもふわふぁンテナ（ω）をご利用くださりありがとうございます。
コピーコンテンツ誤認防止のため、1日に1記事、アンテナサイトの記事枠を利用して日誌を投稿することにしました。
そこで1行目のみを私が書き、残りを「AIのべりすと」にお任せしてみることにしました。
最後には前日のフィードの中からおすすめ記事をピックアップしてご紹介致します。
では、お楽しみください。
マキさんはどうするのだろう？
仁志名さんを殺そうとするのかな？〟 なるほど、そういうことか。つまり、みぎりは勘違いしているのだ。私は彼女の言葉を聞いて納得した。これは早急に釈明せねばなるまい。
私の言葉を聞いたみぎりは、当然、反論した。
「でもっ！ 石杖さんは仁志名さんのことを〝マキ〟って親しげに呼んでました」
いや、〝親しく〟の部分をもっと強めに発音していたと思うけれどね……。しかし、それを指摘すると、私の発言の矛盾を指摘するに決まっている。
「ごめん。それだけは訂正させてほしい」と私。
みぎりは何も言わない。私は続けた。
「……私が仁志名さんのことを〝マキ〟って呼ぶのには深い理由があるんだよ」
みぎりは首を傾げる。
「……どんな理由ですか？」
いや、そんなに期待を込めた眼差しで見つめられても困るのだが……。しかし、説明しないわけにもいかないか……、私は仕方なく口を開いた。
「実はね、仁志名さんは、私の妹なんだよ」
「……ええ！？」とみぎり。「い、妹さん！？ だって苗字が違うじゃないですか！」
いや、なぜそこに突っ込む？ 普通は自分の予想とまったく違うところに疑問を抱かないだろうか……。それともみぎりが特別アホなだけなのだろうか。
ともかく私は釈明する。
「私と仁志名さんのご両親は離婚しているんだ。で、父親に引き取られたのが仁志名さんというわけさ」
「そうなんですか……」とみぎり。「じゃあ、どうして石杖さんは仁志名さんのことを〝マキ〟って呼ぶんですか？」
そう来たか……。私は頭をフル回転させて言い訳を構築する。
「……仁志名さんが私のことを、お兄ちゃんって呼ぶからだよ」
この説明に不備はないはずだ。きっと。しかし、みぎりはまだ疑問が解消されないようだ。こう問いかけてくる。
「……でも、〝お兄ちゃん〟という愛称は名字で呼ぶことの方が多いですよね？ それに〝お兄ちゃん〟と〝彼氏〟では、同じ呼び方でもだいぶ意味が変わってきます。妹相手と浮気相手を同じように呼ぶのは理屈に合わないと思うんですけど」
こいつ……、面倒くさいな。本当は「お兄ちゃん」という愛称の方が一般的で、〝彼氏〟という呼称より格式が高いんだぞと言ってやりたい。が、そんなことを言ったら余計にややこしくなるに決まっているので黙っていることにした。
仕方がないので私は詭弁を弄することにした。
「みぎりさんや。仁志名さんはね、幼い頃に母親を亡くしているんだ。そして、その後、父親の再婚相手である私の母に育てられたのだよ」
「石杖さんのお母様ですか？」
「そうそう」と私。「母は仁志名さんのことを実の娘のように溺愛していたんだよ。で、その愛情が高じた結果、仁志名さんは私のことを兄と呼びながら慕うようになったというわけさ」
みぎりは釈然としない様子だったけれど、一応納得したようだった。私がこの場を取り繕うために言ったことだけれどね……。
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