いつもふわふぁンテナ(ω)をご利用くださりありがとうございます。
コピーコンテンツ誤認防止のため、1日に1記事、アンテナサイトの記事枠を利用して日誌を投稿することにしました。
そこで1行目のみを私が書き、残りを「AIのべりすと」にお任せしてみることにしました。
最後には前日のフィードの中からおすすめ記事をピックアップしてご紹介致します。
では、お楽しみください。
「小倉トーストにしよう」
「はい?」と仁志名さんは首を傾げる。
「小食の私に残された昼食は、小倉トーストです」
「ええぇー? それはないですよぉ。あんなおいしそうな匂いを放つものを目の前にしてぇ、そんな質素な食事で済ませようだなんてぇ……石杖お兄ちゃんってぇ、ひょっとして変ですぅ?」
「仁志名さんこそ、昼食はそれでいいのですか? もう二時を回りましたが……」
「わたしはこれがあるのでいいですぅ」
そう言って仁志名さんは鞄の中から一冊の本を取り出した。それは、私も読んだことがある。たいして厚くもない文庫本だった。
「ふむ。何のご本ですか?」
「これはですねぇ、『限りなく透明に近いブルー』ですぅ」
「…………」
それは私がまだ読んだことのない小説だった。……というか、本自体を読むことが最近はほとんどないな。読むとどうしても時間を食われてしまうので、私はあまり本を読まなくなったのだ。……まあ、そのわりには読んでいる本のほとんどが漫画なのだが。
「あ!」と、仁志名さんが急に驚いたような声を上げた。
「どうされました?」
「石杖お兄ちゃん! 見てくださいぃ! ここぉ!」
「ここ、ですか?」
私は彼女の指差す方向を見る。そこには、『従業員募集中!』と書かれた張り紙がしてあった。
「見てくださぁい! 今わたしってお金に困っているわけなのですけどぉ、これならなんとかなりそうですぅ!」
「ははぁ。いい考えですね」と私は適当に相槌を打つ。
「石杖お兄ちゃん、これわたしにくださぃ!」
「駄目です」
私はにべもなく言った。
「えー、何でですかぁ?」と仁志名さんは不満そうな声を発する。
「……仁志名さん、これは従業員を募集するためのものであって、決してケーキが無料にしてもらえるわけではないのですよ?」
ピックアップ記事【2024/10/15】
掲載サイト追加【2024/10/15】
それではまた明日、ふわふぁンテナ(ω)を今後ともよろしくお願い致します。